CBアル・ハリスがパッカーズでの将来について注目の発言。「来年はチームから(トレード等で)出されることになると思っている。それはプレー内容がどうこうではなく、チームが若返りを図っているからだ。この件についてテッド(トンプソンGM)と話し合ったわけじゃない。それがこのチームの方向なのだろうな、となんとなく感じているだけ。リーグじゅうで起きていることだ。だから、自分としては常にベストのプレーをしなきゃいけない。全ての試合がオーディションだ。よいプレーをビデオに残す必要がある」
脾臓損傷にもかかわらずインジャリーリザーブに入れなかったチーム側の判断についてハリスは、「言葉にできないほど感謝している」としていて、コーチ陣やフロントに対して不満があるわけではないらしい。しかも昨年2月に契約を延長したため、パッカーズとの契約は2011年まで残っている。
「僕はプロで20年、つまりあと8年プレーしたい。まあ最後の方はニッケルやダイムになると覚悟はしてるけどね。力が落ちたら、プロボウルに出た翌年でも 『スターターが務まるのか』 と世間から言われてしまう。『ヤツは走れない』 とばかり僕は言われているが、僕をぶっちぎった相手を誰か挙げてみろっていうんだ。そう言わせないために、好調のままシーズンを終えなきゃいけない。毎年ね。8年後に僕からあんたに電話して、『引退することにしたよ』 って伝えたとき、今日のこの会話を思い出してほしいんだよ。いずれはスターターでなくなるだろうし、自分のプレーができなくもなるだろう。でも僕はフットボールが大好きだ。引退の日まで、できる限りのことをしたい」
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Nick Barnett | LB | Knee | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
Patick Lee | CB | Knee | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
DeShawn Wynn | RB | Calf | × | × | × | Doubtful | 欠場 |
Mark Tauscher | OT | Hamstring | × | △ | △ | Questionable | 微妙 |
Aaron Rouse | S | Ankle | △ | △ | ○ | Questionable | 微妙 |
Brandon Jackson | RB | Ankle | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Greg Jennings | WR | Rib | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
James Jones | WR | Knee | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Tory Humphrey | TE | Ankle | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Chad Clifton | OT | Knees | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Scott Wells | C | Shoulder | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Michael Montgomery | DE | Ankle | △ | ○ | × | Probable | 出場予定 |
Jeremy Thompson | DE | Groin | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Johnny Jolly | DT | Ankle | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Jarrett Bush | CB/S | Ankle | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Nick Collins | S | Knee | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Atari Bigby | S | Ankle | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charlie Peprah | S | Calf | × | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Carolina Panthers Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Adam Seward | LB | Ankle | × | × | × | Out |
Jonathan Stewart | RB | Heel | ○ | ○ | ○ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (5-6) | 7 | 14 | 0 | 8 | 29 |
Saints (6-5) | 14 | 10 | 21 | 6 | 51 |
セインツのパス攻撃をパッカーズは全く止められず、ほとんどのシリーズで失点する大崩壊。スペシャルチームもディフェンスの足を引っ張り、後半はランも止まらなくなってしまった。前半は着実に得点していたオフェンスも第3Qにインターセプトが出て突き放され、最後は一方的な展開となった。
パッカーズはWRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ)とDEジェレミー・トンプソン(鼠蹊部)が欠場。セインツではRBレジー・ブッシュ(ヒザ)がアクティブ登録から外れたものの、ドーピング違反が発覚したRBデュース・マカリスターとDEウィル・スミスは今週もまだ出場が許されている。
第1Q : パッカーズはWRジェニングスへの6ydsパスの後が続かずパント。セインツもRBマカリスターのランが2回止まってパント。CBブラックモンの好リターンでNO陣37からのパッカーズは、RBグラントへの8ydsスクリーン、18ydsラン、6ydsラン、5ydsランでゴール前に迫り、最後はFBクーンが1ydsTDラン。セインツはいきなりWRムーアへのショートパスが70ydsの同点TDに。パッカーズはRBグラントの5ydsロスが響いて3&アウト。失敗パントでGB陣41からのセインツは、RBピエール・トーマスへの14ydsパス、RBトーマスへの13ydsパス、WRヘンダーソンへの9ydsパスのあと、RBトーマスが4ydsラン成功。パッカーズはQBロジャースの7ydsスクランブル、RBグラントの2ydsラン、QBスニークで1stダウン。RBグラントの6ydsラン、WRドライバーへの24ydsパスでFG圏内に入り、RBグラントの1ydsラン、RBグラントへの8ydsパス、1ydsランでNO陣21に進んで第2Qへ。
第2Q : パッカーズはWRドライバーへの9ydsパス、RBグラントの4ydsランでゴール前に迫り、最後はWRジェニングスに7ydsTDパス成功。セインツはRBトーマスの5ydsラン、WRムーアへの10ydsパス、TEショッキーへの19ydsパス、TEショッキーへの7ydsパスなどでFG圏内。さらにTEミラーへの7ydsパス、RBトーマスへの9ydsスクリーンパスのあと、WRムーアに14ydsTDパス成功。GB陣17からのパッカーズはRBグラントの4ydsラン、4ydsラン、WRドライバーへの3ydsパス、WRジェニングスへの9ydsパス、RBグラントの9ydsラン、4ydsラン、WRジェニングスへの22ydsパスでFG圏内。TEリーへの8ydsパスなどでレッドゾーンに入り、RBグラントの2ydsラン(2ミニッツ)。RBグラントへの2ydsスクリーンで3rdダウン6となるが、QBロジャースがスクランブルで10ydsTDラン成功。残り1分33秒、ビッグリターンでGB31からのセインツは、TEショッキーへの13ydsパス、WRムーアへの5ydsパス、RBトーマスの6ydsランでゴール前7ydsに迫るが、フォルススタートが響いてTDならず、30ydsFG成功。
第3Q : セインツはTEショッキーへの14ydsパスのあとサック、WRムーアへの14ydsパスで4thダウンインチズとなるが、RBトーマスの4ydsランで1stダウン。TEミラーへの7ydsパス、RBトーマスの7ydsラン、イリーガルコンタクト、RBトーマスの9ydsラン、4ydsランでレッドゾーンに入り、最後はTEミラーに16ydsTDパスが決まって10点差。パッカーズはRBグラントの5ydsランのあと、WRジェニングスへのパスをインターセプトされてGB陣3へ。RBマカリスターのTDランが決まって17点差。パッカーズはWRジェニングスへの4ydsパスのあと、今度はWRネルソンへのショートパスをインターセプト。GB陣29でのチャンスにセインツは、ラテラルパスを捕ったWRムーアがTDパスを狙って投げるが、SラウスがインターセプトしてGB陣43へ。パッカーズはRBグラントの3ydsロスが響いて3&アウト。セインツは、3rdダウン7からWRコルストンに70ydsTDパスが通って24点差。GB陣14からのパッカーズは、WRネルソンへの5ydsパス、3ydsスクランブル、WRドライバーへの6ydsパス、TEハンフリーへの29ydsパス、WRネルソンへの8ydsパスでNO陣に入って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはRBジャクソンのランで4thダウン2ギャンブル成功。被サックのあとWRジェニングスに24ydsパス、QBスクランブル5yds、QBドロー8ydsでゴール前4ydsに迫り、最後はWRマーティンにTDパス、2ポイントもWRマーティンにパス成功。オンサイドキック失敗でGB陣42からのセインツは、RBトーマスのラン3回で4thダウン1、今度もランで成功し、RBトーマスの31ydsTDランが飛び出す。2ポイントはラン失敗。パッカーズはWRジェニングスへの19ydsパス、WRマーティンへの10ydsパス、WRジェニングスへの8ydsパス、RBジャクソンへのスクリーンパス13yds、サックのあと、エンドゾーンへのパスはインターセプトに。セインツはラン3回でパント。好リターンでGB陣44からのパッカーズだが、スナップミスによるサックが響いて3&アウト。残り2分29秒、セインツはQBブリーズを下げてQBマーク・ブルネル登場するがラン3回でパント。パッカーズもQBロジャースを下げてQBマット・フリンが登場し、FBジョン・クーンのランで試合終了。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Nick Barnett | LB | Knee | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
DeShawn Wynn | RB | Calf | ? | ? | △ | Questionable | 微妙 |
James Jones | WR | Knee | ? | ? | △ | Questionable | 微妙 |
Josh Sitton | OG | Ankle | ? | ? | ? | Questionable | 微妙 |
Jeremy Thompson | DE | Groin | ○ | ○ | ○ | Questionable | 微妙 |
Jarrett Bush | CB/S | Ankle | × | × | × | Questionable | 微妙 |
Charlie Peprah | S | Calf | ? | △ | △ | Questionable | 微妙 |
Chad Clifton | OT | Knees | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Colin Cole | DT | Elbow | ? | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Donald Driver | WR | Knee | × | × | ○ | Probable | 出場予定 |
Aaron Kampman | DE | Calf | ? | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Scott Wells | C | Shoulder | ? | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | △ | Probable | 出場予定 |
New Orleans Saints Injury Report | ||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Mike Karney | FB | Knee | Out | Out | Out | Out |
Aaron Glenn | CB | Ankle | Out | Out | Out | Out |
Reggie Bush | RB | Knee | △ | △ | × | Questionable |
Deuce McAllister | RB | Knee | △ | × | △ | Probable |
Marques Colston | WR | Knee | △ | △ | △ | Probable |
Jon Stinchcomb | OT | Calf | △ | △ | △ | Probable |
Jonathan Goodwin | C | Knee | △ | △ | △ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
WRドナルド・ドライバーの父マーヴィンが、地元ヒューストンで逮捕された際に重傷を負って入院を余儀なくされた。一家の代理人が会見で発表したところによると、月曜未明に逮捕されたときに警官(少なくとも片方は顔見知り)にガソリンスタンドの後ろに連れ込まれ、殴る蹴るの暴行を受けたうえ、喉に異物を押し込まれた。そのため現在は話すことができず、集中治療室で家族と筆談でやりとりしている。会見ではベッドでのマーヴィンの様子を写した写真も示し、また暴行時には息子ドナルドを侮辱する言葉もあったとのこと。
ヒューストン市警の発表では、月曜午前1時半ごろに交通違反の罰金未払いのためマーヴィンを逮捕したが、拘置所に到着したところ本人が気を失っていたため、診察した医師の勧めにより救急車を呼び、病院に移送した、としている。ドライバー家からの告発を受け、事件の調査をすると市警本部は約束しているが、当該の警官2人は通常どおり任務を続けるとのこと。
極貧から這い上がったドナルド・ドライバー立志伝はいまや有名だが、母や祖母とちがって父マーヴィンへの言及はほとんどなく、品行方正な人物でなかったことは確かなようだ。ドナルドが子供の頃には刑務所に入っていたこともあるが、出所後(いつ頃か不明)に息子と再会すると、「トラブルを避け、自分のようになるな」と諭した、という話もある。
今回の事件のため、WRドナルド・ドライバーはマッカーシーHCの許可を得て故郷ヒューストンに急行し、今は家族とともに過ごしている。マッカーシーHCからの説明は「個人的事情のため」とだけで、それ以上はノーコメント。ドライバー自身は先日負傷したヒザの打撲のため、もともと水・木は練習を休む予定となっており、セインツ戦への出場は問題ないとのこと。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Bears (5-5) | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
Packers (5-5) | 7 | 10 | 7 | 13 | 37 |
さいわい雪は降らず、気温1℃のランボーフィールド。ラン攻撃が絶好調なパッカーズは序盤から着々と得点を挙げ、ディフェンスも3rdダウンをしっかり守って隙を見せない。WRヘスターのリターンもビッグプレーを許さず、チーム一体となって宿敵に大勝。ミネソタが敗れたため、再び3チームが地区首位タイに並んだ。
第1Q : パッカーズはRBグラントの6ydsラン、GBホールディング、RBグラントの35ydsランでCHI陣45に進むが、フォルススタートが響いてFG圏内に入れず。CHI陣9からのベアーズはCHIホールディング、TEクラークへの5ydsパス、TEオルソンへの18ydsパスで1stダウンを取るが、反則が響いてパント。パッカーズはWRドライバーへの16ydsパス、TEリーへの7ydsパス、フォルススタート、RBグラントの7ydsラン、FBクーンの2ydsラン、WRドライバーへの14ydsパス、WRネルソンへの19ydsパスでレッドゾーンに入り、WRドライバーへの9ydsパスのあと、WRジェニングスに3ydsTDパス成功。ベアーズはRBフォーテへの9ydsパス、4ydsラン、3ydsラン、TEオルソンへの7ydsパスでGB陣に入って第2Qへ。
第2Q : ベアーズはRBフォーテの4ydsラン、1ydsラン、18ydsパス、4ydsランでレッドゾーンに入り、35ydsFG成功。パッカーズはRBグラントの7ydsラン、3ydsラン、RBジャクソンの9ydsラン、4ydsラン、7ydsラン、6ydsラン、1ydsラン、RBグラントへの6ydsパス、WRネルソンへのパスは反則で取り消され、3rdダウン8から投げたパスがインターセプトに。CHI陣9からのベアーズは、RBフォーテのラン3回で3&アウト。GB陣35からのパッカーズはRBグラントの5ydsラン、1ydsラン、WRジョーンズへの20ydsパス、RBグラントの4ydsランでCHI陣へ。2ミニッツ明けは、7ydsパスインターフェア、RBグラントの8ydsラン、18ydsランでゴール前4ydsに迫り、最後もRBグラントが4ydsTDラン。残り1分06秒、CHI陣6からのベアーズは、フォルススタート、RBフォーテの3ydsラン、2ydsランでパント。残り42秒でタイムアウトなし、CHI陣40からのパッカーズは、RBジャクソンへの5ydsパス、スパイク、パス失敗のあと、53ydsFG成功。残り07秒、ベアーズはFG圏に進めず。
第3Q : ベアーズはRBフォーテの4ydsラン、TEオルソンへの10ydsパスで1stダウンを取るがGB陣に入れず。パッカーズは、RBグラントの5ydsラン、WRジェニングスへの16ydsパス、TEリーへの6ydsパスでフィールド中央近くまで進んでパント。ベアーズ攻撃はサックのあとフェイスマスクで1stダウンを取るが、WRロイドへの8ydsパスの後が続かずパント。GB陣12からのパッカーズは、TEハンフリーへの5ydsパス、WRジェニングスへの29ydsパス、WRドライバーへの21ydsパスでFG圏内に進み、TEリーへの8ydsパス、RBグラントの22ydsランでゴール前に迫り、TEリーに5ydsTDパス成功。ベアーズはホールディングが響いて3&アウト。GB陣42からのパッカーズは、WRジェニングスへの9ydsパス、TEハンフリーへの4ydsパスでCHI陣に入って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはRBグラントの3ydsラン、2ydsラン、TEリーへの4ydsパス、QBロジャースのスニークでギャンブル成功、TEフィンリーへの4ydsパス、WRジェニングスへの6ydsパスでFG圏内に入り、RBグラントの9ydsランでレッドゾーンに入り、33ydsFG成功で24点差に。ベアーズはWRラシード・デイヴィスへの36ydsパスのあと、RBフォーテへのスクリーンが4ydsロスとなったのが響いて4thダウン10ギャンブル、FSコリンズのインターセプトは両者反則でやり直し。QBオートンが落としたボールをDEハンターが拾って53ydsのタッチダウン。50ydsからのベアーズ攻撃はQBグロスマンが登場するが1stダウンならず、ギャンブルもパス失敗。GB陣43からのパッカーズはラン2回とWRジョーンズへの8ydsパス、RBジャクソンの19ydsランでFG圏内に入り、2ミニッツ明けに45ydsFG成功。CHI陣33からのベアーズは、RBウルフへの10ydsパス、WRロイドへの9ydsパス、RBウルフの2ydsラン、WRヘスターへの7ydsパスで試合終了。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Nick Barnett | LB | Knee | Out | Out | Out | Out | 欠場 |
Jeremy Thompson | DE | Groin | × | △ | × | Doubtful | 欠場 |
Justin Harrell | DT | Knee | ? | ? | △ | Questionable | 微妙 |
Jarrett Bush | CB/S | Ankle | × | × | ○ | Questionable | 微妙 |
Aaron Rodgers | QB | Shoulder | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Chad Clifton | OT | Knees | ○ | ○ | △ | Probable | 出場予定 |
Brandon Chillar | LB | Shoulder | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Will Blackmon | CB | Quadricep | × | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Chicago Bears Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Hunter Hillenmeyer | LB | Thumb | △ | △ | ○ | Probable |
Fred Miller | OT | Shoulder | ? | × | × | Doubtful |
Kyle Orton | QB | Ankle | △ | △ | △ | Probable |
Charles Tillman | CB | Shoulder | △ | △ | △ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
LBバーネット(ヒザのACL断裂)の戦線離脱で代役ミドルラインバッカーの人選が注目されていたが、ウィークサイドのA.J.ホークをミドルに移し、ウィークサイドにはブランドン・チラーが入ることになった模様だ。コーチ陣は「いくつか試している」としか説明していないが、水曜の練習のほとんどでホークがミドルLBを務め、2ndチームの出番になってもホークがミドルLB(ビショップはウィークサイド)に入っていたので、ほぼ腹を決めていると見てよさそうだ。
大学でもプロでもずっとウィークサイドLBを務めてきたホークにとって、ミドルLBはこれが初めての経験。「チャレンジなのはたしかだが、これは大きなチャンスでもある。ニックが倒れるなんて誰も望んではいなかったが、誰かが穴を埋めて、彼が長く担ってきた役割を受け継がなきゃいけない。それが僕であろうと誰であろうと、この機会を大事にしたい。練習で、ゲームで彼がチームにもたらすエネルギーはすごく大きなもので、痛手は計り知れない。しかしそれを補うようディフェンス全員で頑張るしかない」
ヴァイキングス戦でヒザを負傷したLBニック・バーネットは検査の結果、靭帯の断裂と診断され、今季はもうプレーできないとマッカーシーHCが発表した。「靭帯」としかマッカーシーHCは説明せず、具体的にどの靭帯なのかは明らかにしていない。しかし、7試合を残してシーズンアウト決定ということは、最も深刻な前十字靭帯(ACL)の可能性が高いのではないか。
今季のバーネットは、プロボウル寸前だった昨季と比べるとかなりの不振で、地味な働きしかできていなかった。それでもヘッドセットを着けるディフェンスの中核で、ニッケルやダイム守備でもフル出場していた彼が抜けることは、ラン・パス両方にとって大きな痛手だ。もしACLの断裂となると、たとえ来季開幕に間に合ったとしても、復帰1年目はなかなか100%の動きを取り戻せないことが多い。
後任の先発ミドルLBについて聞かれたマッカーシーHCは、「検査結果が30分前に判明したばかりなので」としながらも、「ディフェンスのスタッフと話し合いを始めたばかりだ。デズモンド・ビショップが穴を埋めるのが自然だが、A.J.ホークやブランドン・チラーも候補に含まれてくるだろう。おそらく明日決めることになる」と語っている。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Packers (4-5) | 7 | 3 | 14 | 3 | 27 |
Vikings (5-4) | 7 | 7 | 7 | 7 | 28 |
パッカーズは序盤からヴァイキングス守備に圧倒され、前半だけでセーフティ2回の大不振。ディフェンスもRBピーターソンのランを止められず、苦しい展開が続く。しかしDB陣が3インターセプトを奪って接戦に持ち込み、さらにCBブラックモンのパントリターンTDで逆転に成功。6点差に広げて終盤を迎えるが、そこでRBピーターソンに再逆転TDランを許し、残り31秒で狙った52ydsFGは失敗に終わって万事休す。
ヴァイキングスでは"Doubtful"だったDEジャレッド・アレンが元気に先発出場し、パッカーズではWRジェームズ・ジョーンズが今回は出場している。第3QにLBニック・バーネットがヒザを負傷して退場したのが心配だ。
第1Q : GB陣14からのパッカーズは3&アウト。GB陣40からのチャンスにヴァイキングスは、RBテイラーへの10ydsパス、TEシアンコーへの4ydsパス、RBピーターソンの5ydsラン、7ydsランでゴール前に迫り、最後はWRシドニー・ライスに3ydsTDパス成功。パッカーズは連続サックを喰らってまたも3&アウト。ヴァイキングス攻撃は最初のプレーでCBウッドソンがインターセプト。MIN陣48からのパッカーズは、RBグラントの13ydsラン、2ydsラン、6ydsラン、WRジェニングスへの14ydsパス、WRドライバーへの11ydsパスでゴール前に迫り、RBグラントが1ydsTDラン成功。ヴァイキングスはRBピーターソンの13ydsランのあと3rdダウン12はイリーガルコンタクトで1stダウン。さらにRBテイラーへの16ydsパスでフィールド中央に進んで第2Qへ。
第2Q : ヴァイキングスはWRウェイドへの8ydsパス、RBピーターソンの10ydsランでFGレンジに入り、反則で下がるも54ydsFG成功。パッカーズはQBロジャースがファンブルを拾ってエンドゾーンからインテンショナルグラウンディングを投げてセーフティ。ヴァイキングスは3&アウト。GB陣4ydsからのパッカーズは、MINホールディング、TEハンフリーへの13ydsパス、WRジェニングスへの15ydsパスのあと、反則が響いて結局パント。MIN陣10からのヴァイキングスはRBピーターソンの26ydsラン、RBテイラーの4ydsラン、RBピーターソンへの7ydsパスでGB陣に入るが3rdダウンでサックが出てパント。GB陣10からのパッカーズは3&アウト。2ミニッツ明けのヴァイキングスは3rdダウン10でサック。GB陣9からのパッカーズはエンドゾーンでサックされまたもセーフティ。MIN陣39からのヴァイキングスは3rdダウンでCBウィリアムズがインターセプト。残り22秒、MIN陣40からのパッカーズは反則で下がるがRBジャクソンへの11ydsパス、WRジョーンズへの5ydsパスでFG圏内に進み、47ydsFGを決めてハーフタイム。
第3Q : ヴァイキングスはTEシアンコーへの7ydsパス、WRウェイドへの11ydsパスなどでGB陣に入り、3rdダウン5からのRBテイラーへのショートパスが47ydsTDに。パッカーズはRBグラントの8ydsランのあとサックと反則が響いて3&アウト。失敗パントでGB陣35からのヴァイキングスだが1stダウンならず、48ydsFGは失敗で11点差のまま。パッカーズはランが止められて3&アウト。MIN陣45からのヴァイキングスだが、WRウェイドへのパスをFSコリンズがインターセプトして59ydsのリターンTD。ヴァイキングスは反則が響いて3&アウトとなり、CBブラックモンが65ydsのパントリターンTDでついに逆転。ヴァイキングスはRBピーターソンの10ydsラン、14ydsランなどでGB陣に入るがそこまで。GB陣13からのパッカーズはRBグラントの14ydsランで1stダウンを取って最終Qへ。
第4Q : パッカーズは3rdダウンロング失敗のはずがラフィングザパサーで1stダウン。さらに反則をもらうがFG圏内には入れずパント。MIN陣5ydsからのヴァイキングスはRBピーターソンの25ydsラン、RBテイラーの5ydsラン、RBピーターソンの4ydsラン、ノーゲインで4thダウンとなり、今度もランを止めてギャンブル失敗。MIN陣41からのパッカーズは、RBグラントの14ydsラン、GBホールディング、WRジェニングスへの7ydsパス、WRドライバーへの7ydsパス、フォルススタートで3rdダウン10、WRドライバーへの5ydsパスのあと、40ydsFG成功で6点差に。MIN陣31からのヴァイキングスは、RBピーターソンの4ydsラン、5ydsラン、WRウェイドへの5ydsパス、RBピーターソンの2ydsラン、RBピーターソンへの16ydsパス、8ydsパスのあと、RBピーターソンの29ydsTDランで再逆転。残り2分18秒でタイムアウト1つ、GB陣41からのパッカーズはWRドライバーへの19ydsパスでMIN陣40に入って2ミニッツ。RBグラントの1ydsロス、4ydsラン、WRドライバーへの3ydsパスで1stダウンならず、残り31秒。52ydsFGはわずかに右に逸れて失敗。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Aaron Rodgers | QB | Shoulder | △ | △ | △ | Probable | 出場予定 |
Chad Clifton | OT | Knees | △ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Desmond Bishop | LB | Hamstring | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | △ | △ | ○ | Probable | 出場予定 |
Minnesota Vikings Injury Report | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Jared Allen | DE | Shoulder | × | × | △ | Doubtful |
Garrett Mills | TE | Ankle | △ | △ | △ | Questionable |
David Herron | LB | Hip | △ | △ | △ | Questionable |
Husain Abdullah | S | Neck | △ | △ | ○ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
---|---|---|
Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
QBアーロン・ロジャースが結んだ$65ミリオンの6年契約は、かなりキャップ・フレンドリーな内容であることがわかった。キャップの余裕を利用するため契約ボーナスをなくし、今年のベースサラリー(残り8週分)を$12.58ミリオンと巨額に。そして来春$7.42ミリオンのロースターボーナスを設定し、合わせて$20ミリオンが事実上の契約ボーナスか。来年以降のベースサラリーは$68万ドル、$6ミリオン、$7.25ミリオン、$8ミリオン、$9.25ミリオン、$10.5ミリオン。オフシーズンのワークアウト・ボーナスが毎年$50万ドル。
この契約により、QBロジャースの今年のキャップ額は約$1.73ミリオンから約$13.95ミリオンに跳ね上がった。今年はサラリーキャップの余裕が$20ミリオン以上あったため、それをたっぷり使って将来の負担を軽減することができた。契約ボーナス(契約年数割りで計上していく)がないために、たとえば数年後に契約の見直し、引退、解雇といった場合にも、巨額のキャップヒットを受けずに吸収することができる。
8試合を終えたところで、2008年シーズン前半のパッカーズのスタッツ集を紹介する(消化試合数が1つ多いチームもあるので、TD数などは参考程度に)。2007年・2006年・ 2005年 のスタッツも参照のこと。
オフェンス | ||||||||||||||
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Total | 得点 | ラン | ラン(1回) | ランTD | FumLos | パス | パス% | パスavg. | パスTD | INT | Rate | サック | 3rd% | Red |
336.5 | 26.3 | 101.1 | 3.7 | 5回 | 5回 | 235.4 | 63.3% | 6.63 | 13回 | 5回 | 94.3 | 17回 | 44.1% | 52.2% |
14位 | 7位 | 21位 | 23位T | 22位T | 16位T | 9位 | 13位 | 11位 | 7位T | 4位T | 5位 | 17位T | 8位 | 14位 |
最も目立つのはトータルヤーデージのダウン。得点力7位をキープしているのは、ディフェンスがINTリターンTDを5回も決めてくれたおかげだろう。ランが平均3.7ydsは物足りないが、昨季前半も平均3.3ydsの大不振だった。ランTD5回のうち3つをQBスニークが占めていて、RBのTDが2つだけというのは情けない限り。昨季はRBグラントのビッグゲインが平均ydsを押し上げていたが、彼の不調がオフェンス全体の足を引っ張っている。
ファーヴが去ったことでパスヤーデージがダウンするのは無理もない。TD数がやや少ないかわりにINT数(ジェッツは現在最多INT)を減らすことでQBレーティングをほぼキープできている。3rdダウン成功率が昨年より上がっているのも、初先発QBとしては立派。サックが大幅に増えているのは、OL陣がほぼ同じということを考えると、プレッシャーに対応するクイックリリースや危機回避能力、スクリメージ上での読み、といったQB能力の差か。
ターンオーバー | 反則 | 相手反則 | ||||||||
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Takeaways | Giveaways | DIFF | 回数 | ヤード | 回数 | ヤード | ||||
Total | Int | FumRec | Total | Int | FumLos | |||||
14 | 13 | 1 | 10 | 5 | 5 | +4 | 62回 | 575yd | 51回 | 396yd |
8位T | 1位T | 32位 | 9位T | 4位T | 16位T | 7位T | 29位T | 32位 | 19位T | 19位 |
ターンオーバーレシオは昨季とほぼ同じでまずまず。DB陣がNFL1位の大量インターセプトを記録してチームを大きく助けているいっぽう、ファンブルリカバーはNFL最下位のわずか1回。昨季の25位からさらに下がってしまった。DL陣が戦力ダウンしたので、LB陣はボールキャリアーをタックルするだけで精一杯ということか。
オフェンスはインターセプトを減らすことができたが、ファンブルロスト5回のうち3回をQBロジャースが占めているのは改善が必要だろう。残るファンブルロスト2回はRBライアン・グラントのもので、WR/TE陣が一度も(ロストだけでなく)ファンブルしていないのは素晴らしい。
今年も反則が非常に多く、ヤーデージでは最下位となっている。オフェンスはフォルススタートやホールディング、ディフェンスはイリーガルコンタクトなどパス守備の反則が相変わらず多く、アンネセサリーラフネスなど馬鹿げた反則で15yds献上する場面も目立つ。ただここ数試合は、オフェンスの反則を大幅に減らすことができている。
ディフェンス | ||||||||||||||
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Total | 失点 | ラン | ラン(1回) | ランTD | FumRec | パス | パス% | パスavg. | パスTD | INT | Rating | サック | 3rd% | Red |
330.3 | 22.3 | 146.4 | 4.9 | 8回 | 1回 | 183.9 | 51.3% | 5.20 | 9回 | 13回 | 59.9 | 14回 | 38.7% | 40.7% |
20位 | 17位 | 27位 | 29位 | 13位T | 32位 | 5位 | 1位 | 3位 | 8位T | 1位T | 1位 | 21位T | 16位 | 8位 |
ラン守備の不調が目立ち、平均4.9ydsは目を覆うばかりの数字だ。ケガ人が続出してDL陣が弱体化したうえ、LBホークの負傷とLBバーネットの不調も響いている。ただ、ラン攻撃が好調なチーム(8つのうち5つがラン成績トップ10)との対戦が多かった影響もありそうだ。
逆にパス守備はすごい数字が並び、昨年よりさらに向上している。パスラッシュがイマイチなのにこれだけ守れているのは、SSビグビーとCBハリスが計9試合欠場したことを考えれば、なおさら素晴らしい。パスTDが大きく減ったのは、若手DBたちの大きなカバレッジミスが減ったからではないか。3rdダウン成功率が昨年より高いのは、ラン守備不振のため3rdダウンショートの場面が多いせいか。
ただ、パス守備のスタッツが素晴らしいとはいっても、実際はパスカバレッジの反則で1stダウンを与えることが多いので、数字を全てそのまま受け入れるわけにはいかない。
スペシャルチーム | ||||||||||
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Kickoff | Punt | Kickoff Ret | Punt Ret | Field Goals | ||||||
Avg. | TB | Coverage | Avg. | TB | Coverage | Net | 成功率 | 回数 | ||
65.9 | 10回 | 22.5 | 43.9 | 5回 | 6.4 | 37.8 | 20.9 | 10.9 | 82.4% | 14回 |
9位T | 6位 | 14位 | 20位 | 23位T | 5位 | 16位T | 27位 | 9位 | 23位 | 14位T |
Kメイソン・クロスビーは80%を超えているので、屋外・寒冷地の2年目キッカーとしてはまずまずで、50yds以上を2本成功させているのも立派。開幕直前でロングスナッパーとホルダーが交代したことの悪影響も出ていない。キックオフの飛距離や滞空時間も優秀で、フィールドポジションに貢献している。
開幕直前で交代させたパンターだが、Pデリック・フロストの結果はいまひとつ。カバレッジチームの奮闘やラッキーバウンドもあってネットは16位タイとさほど悪くないが、タッチバック率はNFL2位の高さで、インサイド20に落とした率はNFL31位となっている。
リターンチームの傾向は昨年と同じで、パントリターンがよくキックオフリターンが悪い。今年はどちらもCBウィル・ブラックモンがリターナーを務めているが、彼のよさがパントリターンにあるのは明らかだ。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | |
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Packers (4-4) | 0 | 10 | 3 | 3 | 0 | 16 |
Titans (8-0) | 3 | 10 | 3 | 0 | 3 | 19 |
気温は22℃、天気は快晴。両軍とも攻めきれずにディフェンス優位の試合展開が続くなか、パッカーズはWRドライバーへのTDパスで奪ったリードをすぐに失い、タイタンズが常にリードする形で終盤へ。第4Q半ばについに追いついたパッカーズだが、それ以上攻め切ることができない。第4Q末には相手FG失敗でかろうじて延長戦に持ち込むが、そこでラン守備が力尽きて着実にゲインされ、今度はタイタンズのKバイロナスがサヨナラ41ydsFGを成功させた。
パッカーズはディフェンスのケガ人が復帰して本来の力を発揮したが、何度もあったINTチャンスを逃したことが響いた。オフェンスはLTクリフトンを急病で欠き、強力DL相手にパスプロが苦しんでQBロジャースに十分な時間を与えることができなかった。
第1Q : パッカーズは3&アウト。タイタンズはQBコリンズの8ydsスクランブル、RBクリス・ジョンソンの35ydsスクリーンパス、WRブランドン・ジョーンズへの9ydsパスなどでレッドゾーンに入るがTDならず、31ydsFGで3点先制。パッカーズはFBホールへの5ydsパス、RBグラントの4ydsラン、FBクーンの2ydsランで初1stダウン。TEリーへの4ydsパス、RBグラントの13ydsラン、RBジャクソンの4ydsラン、QBロジャースの5ydsスクランブルで4thダウン1、ギャンブルはパス失敗に終わる。TEN陣45からのタイタンズは、3&アウトと思いきやアンネセサリーラフネスで1stダウン。WRジョーンズのリバースで7yds、RBジョンソンの7ydsラン、7ydsランでレッドゾーンに入って第2Qへ。
第2Q : タイタンズは25ydsFG成功で3点追加。パッカーズはRBグラントの7ydsラン、WRジェニングスへの52ydsパスでゴール前10ydsへ。しかしTDはならず、23ydsFGで3点差に。タイタンズは初の3&アウト。パッカーズはQBロジャースの7ydsスクランブル、RBグラントの5ydsラン、WRジェニングスへの7ydsパスでTEN陣に入り、TEフィンリーへの6ydsパス、WRネルソンへの24ydsパス、ホースカラータックル反則でゴール前10ydsへ。RBグラントの5ydsランのあと、WRドライバーに5ydsTDパスが決まって逆転。タイタンズはRBホワイトの54ydsランで一気にレッドゾーンに進み、RBジョンソンへの17ydsパスのあと、RBジョンソンの3ydsTDランで再び逆転。好リターンでGB陣45からのパッカーズは、WRネルソンへの10ydsパスでTEN陣に入るが(2ミニッツ)、ホールディングが響いて4thダウン4となり、ギャンブルはまたも失敗。残り20秒、タイタンズは3回連続ショートパス成功で残り03秒、63ydsFGは結局トライせずニーダウン。
第3Q : タイタンズはサックのあとWRマキャレインへの15ydsパスで1stダウンを取るが、再びサックが出てパント。パッカーズはRBグラントの2ydsラン、RBジャクソンへの12ydsパス、RBグラントの14ydsラン、WRドライバーへの8ydsパスでTEN陣に入るが、エンドゾーンへのパスがインターセプトに。タイタンズはRBジョンソンの1ydsロスが響いて3&アウト。パッカーズは3rdダウン6でサックされファンブルロスト。GB陣17からのチャンスにタイタンズは、TEスケイフへの10ydsパスでゴール前に迫るがTDならず、22ydsFG成功。パッカーズはWRジェニングスへの20ydsパス、RBグラントの5ydsラン、WRドライバーへの45ydsパスでレッドゾーンに入るがサックが響いてTDならず、25ydsFG成功で再び3点差に。
第4Q : タイタンズはRBジョンソンの8ydsラン、RBホワイトの2ydsランで1stダウンを取るがそこまで。GB陣16からのパッカーズはWRドライバーへの19ydsパスの後が続かずパント。タイタンズは3&アウト。GB陣30からのパッカーズは、RBグラントの3ydsラン、13ydsラン、WRドライバーへの29ydsパスでFG圏内に入り、38ydsFG成功で同点。TEN陣35からのタイタンズはまたも3&アウト。パッカーズはWRドライバーへの12ydsパス、RBグラントの6ydsラン、WRドライバーへの20ydsパスでTEN陣に入るがFG圏内に入れず、2ミニッツ明けにパント。TEN陣8からのタイタンズは、RBジョンソンの8ydsラン、4ydsラン、WRマキャレインへの20ydsパス、WRジョーンズへの8ydsパス、13ydsパス、WRマキャレインへの7ydsパス、RBジョンソンの3ydsランでGB陣29へ。しかし47ydsFGは失敗に終わって延長戦へ。
OT : コイントスに勝ったタイタンズはTEN陣22からの攻撃。RBジョンソンの4ydsラン、RBジョンソンへの16ydsパス、RBジョンソンの14ydsランでGB陣に入り、RBジャクソンの3ydsラン、RBホワイトの3ydsラン、6ydsランでFG圏内へ。さらにRBジョンソンの5ydsラン、4ydsランで3rdダウン1。今度は41ydsのサヨナラFG成功。
パッカーズはDTジャスティン・ハレルをPUPリストからロースターに入れ、DEカビーア・バジャ=ビアミラを解雇したと発表した。トンプソンGMは声明の中で次のように述べている。「グリーンベイ・パッカーズへのこれまでの貢献に対し、我々はカビーアに感謝の言葉を述べたい。彼はキャリアを通じて、この球団および地元コミュニティの重要な一員であり続けた。カビーアとご家族の幸福を祈っている」
2000年のドラフト7巡で入団したDEバジャ=ビアミラは、プラクティス・スクワッドを経て2年目に13.5サックの大活躍。2003年にはプロボウルに出場するなど、通算74.5サックを挙げる活躍でパスラッシャーとして貢献してきた。しかし2005年以降は2ケタサックを挙げることができず、2006年12月にはスターターからパスラッシュスペシャリストへと降格。ヒザの問題に悩まされた今季は、チーム最高給ながらわずか0.5サック、プレッシャーさえほとんどかけることができない大不振が続き、DL陣のケガ人復帰とともにチームを去ることになった。
DEバジャ=ビアミラは球団を通じ、信仰心の篤い彼らしい声明を発表している。 「グリーンベイ・パッカーとしての9年間は僕にとって素晴らしいもので、言葉では言い尽くせない。ファーストクラスの球団そしてファーストクラスのコミュニティに僕を導いてくれた神に感謝している。在籍した間に僕はたくさんのパッカー・ファミリーと関係を築くことができた。GMたち、コーチたち、現在と過去の選手たち、サポートスタッフや管理部門のスタッフ、それに素晴らしいファンたち。彼らのおかげで素晴らしい歳月を過ごすことができたと感謝している。とてもポジティブな体験をしてきた。ここで家族を育て、自分の家と呼べるようなコミュニティとともに僕は成長することができた」
「繰り返しになるが、僕は本当に恵まれていた。自分のフットボール人生が今後どうなるかはわからないが、フットボールはただのゲームではないということを僕は学んだ。人々と関係を築き、人々の人生を良い方向に変えること。僕がキャリアを通じて大事にしてきたことの1つは、イエス・キリストの福音を人々と分かち合うことであり、それはフィールドの内外を問わず今後も続けていきたい。グリーンベイ・パッカーズに神の祝福を!」
QBアーロン・ロジャースは長期契約の喜びを次のように語っている。「僕の将来がここグリーンベイにあるのだとわかって心から喜んでいる。信じられない気持ちだし、とても名誉なことだ。チームが僕をこれほど信頼してコミットしてくれたことが本当に嬉しい。契約年数の長さにしても、金額的にもね。僕は自分のプレーでそれに報い、チームが正しい判断をしたことを証明したい」
「今季のプレー内容がプラスに働いたのはたしかだけど、これほどの契約はちょっと予想外だった。おまえがウチのエースだ、今後2年だけでなく将来にわたってお前がエースなのだ、と評価してくれたことが僕にとって大きな意味がある」
テッド・トンプソンGMは声明の中で、「これまでにも話してきたように、我々はチームの選手たちと早めに契約延長を結ぶよう努力を続けていて、アーロンとも今合意することが適切であると判断した。こうしたやり方が球団のためにも選手のためにもなると考えているし、今後もこの方針を続けていきたい」と述べている。
詳細は依然として不明だが、総額$65ミリオンの6年契約(2014年まで)、うち約$20ミリオンが "guaranteed" 分(事実上の契約ボーナス)と報道されている。しかし、ふつう最初は代理人サイドが手柄をアピールする目的で情報をリークするため、選手側に不利な部分は伏せられていることが多い。
QBロジャースの契約は、今春のQBデヴィッド・ギャラード(JAX)の契約(総額$60ミリオンで "guaranteed"分は同じく$20ミリオン)を少し上回り、昨年のQBトニー・ロモ(DAL)の契約($67.5ミリオンで "guaranteed" 分は同じく$30ミリオン。ロモには安すぎるとの声も)を下回っている。「わずか先発7試合で・・・」という向きはあるものの、若手フランチャイズQBとしては大体こんなところだろう、という見方が一般的なところ。
QBロジャースはプロ入り時の契約が「2年目で何試合先発したら何ミリオン、3年目で何試合先発したら何ミリオン」と先発昇格を前提としたインセンティブを多く含んでいたため、結局3年間控えに甘んじたことで相当な金額を失っている。
Green Bay Packers Injury Report | |||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status | Notes |
Desmond Bishop | LB | Hamstring | × | × | × | Doubtful | 欠場 |
Jordy Nelson | WR | Ankle | ? | ? | × | Questionable | 微妙 |
Aaron Rodgers | QB | Shoulder | △ | △ | △ | Probable | 出場予定 |
Chad Clifton | OT | Kneew | △ | △ | △ | Probable | 出場予定 |
Jason Hunter | DE | Hamstring | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Danny Lansanah | LB | Hamstring | ○ | ○ | ○ | Probable | 出場予定 |
Charles Woodson | CB | Toe | × | × | × | Probable | 出場予定 |
Tennessee Titans Injury Report | ||||||
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Player | Pos | Injury | Wed | Thur | Fri | Status |
Colin Allred | LB | Groin | × | × | × | Out |
William Hayes | DE | Illness | × | × | × | Doubtful |
Kyle Vanden Bosch | DE | Groin | ○ | ○ | ○ | Questionable |
Chris Carr | CB | Back | × | × | ○ | Questionable |
Quinton Ganther | RB | Concussion | × | ○ | ○ | Probable |
David Ball | DE | Concussion | × | ○ | ○ | Probable |
Probable | : | Virtual certainty that player will be available for normal duty |
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Questionable | : | A 50-50 chance will not play |
Doubtful | : | At least 75 percent chance will not play |
Out | : | Definitely will not play |
○ | : | Full Participation |
△ | : | Limited Participation |
× | : | Did Not Participate |
? | : | Not Listed |
QBアーロン・ロジャースが2014年までの契約延長にサインしたことが発表された。詳しい内容はまだ明らかになっていない。彼はプロ入り時の5年契約が来季末まで残っていたが、先発昇格後の活躍により今季中の大型契約は確実と見られていた。また、チーム側はサラリーキャップに$20ミリオン以上もの余裕があるので、有力選手と早めの契約延長をするチャンス。昇給を今季のサラリーキャップに含めるためには来週月曜までに契約をしなければならない、というNFLの規定があるので、今の時期になったと思われる。