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Packers 37 - 3 Bears
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月17日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Bears (5-5) |
0 |
3 |
0 |
0 |
3 |
Packers (5-5) |
7 |
10 |
7 |
13 |
37 |
さいわい雪は降らず、気温1℃のランボーフィールド。ラン攻撃が絶好調なパッカーズは序盤から着々と得点を挙げ、ディフェンスも3rdダウンをしっかり守って隙を見せない。WRヘスターのリターンもビッグプレーを許さず、チーム一体となって宿敵に大勝。ミネソタが敗れたため、再び3チームが地区首位タイに並んだ。
第1Q : パッカーズはRBグラントの6ydsラン、GBホールディング、RBグラントの35ydsランでCHI陣45に進むが、フォルススタートが響いてFG圏内に入れず。CHI陣9からのベアーズはCHIホールディング、TEクラークへの5ydsパス、TEオルソンへの18ydsパスで1stダウンを取るが、反則が響いてパント。パッカーズはWRドライバーへの16ydsパス、TEリーへの7ydsパス、フォルススタート、RBグラントの7ydsラン、FBクーンの2ydsラン、WRドライバーへの14ydsパス、WRネルソンへの19ydsパスでレッドゾーンに入り、WRドライバーへの9ydsパスのあと、WRジェニングスに3ydsTDパス成功。ベアーズはRBフォーテへの9ydsパス、4ydsラン、3ydsラン、TEオルソンへの7ydsパスでGB陣に入って第2Qへ。
第2Q : ベアーズはRBフォーテの4ydsラン、1ydsラン、18ydsパス、4ydsランでレッドゾーンに入り、35ydsFG成功。パッカーズはRBグラントの7ydsラン、3ydsラン、RBジャクソンの9ydsラン、4ydsラン、7ydsラン、6ydsラン、1ydsラン、RBグラントへの6ydsパス、WRネルソンへのパスは反則で取り消され、3rdダウン8から投げたパスがインターセプトに。CHI陣9からのベアーズは、RBフォーテのラン3回で3&アウト。GB陣35からのパッカーズはRBグラントの5ydsラン、1ydsラン、WRジョーンズへの20ydsパス、RBグラントの4ydsランでCHI陣へ。2ミニッツ明けは、7ydsパスインターフェア、RBグラントの8ydsラン、18ydsランでゴール前4ydsに迫り、最後もRBグラントが4ydsTDラン。残り1分06秒、CHI陣6からのベアーズは、フォルススタート、RBフォーテの3ydsラン、2ydsランでパント。残り42秒でタイムアウトなし、CHI陣40からのパッカーズは、RBジャクソンへの5ydsパス、スパイク、パス失敗のあと、53ydsFG成功。残り07秒、ベアーズはFG圏に進めず。
第3Q : ベアーズはRBフォーテの4ydsラン、TEオルソンへの10ydsパスで1stダウンを取るがGB陣に入れず。パッカーズは、RBグラントの5ydsラン、WRジェニングスへの16ydsパス、TEリーへの6ydsパスでフィールド中央近くまで進んでパント。ベアーズ攻撃はサックのあとフェイスマスクで1stダウンを取るが、WRロイドへの8ydsパスの後が続かずパント。GB陣12からのパッカーズは、TEハンフリーへの5ydsパス、WRジェニングスへの29ydsパス、WRドライバーへの21ydsパスでFG圏内に進み、TEリーへの8ydsパス、RBグラントの22ydsランでゴール前に迫り、TEリーに5ydsTDパス成功。ベアーズはホールディングが響いて3&アウト。GB陣42からのパッカーズは、WRジェニングスへの9ydsパス、TEハンフリーへの4ydsパスでCHI陣に入って最終Qへ。
第4Q : パッカーズはRBグラントの3ydsラン、2ydsラン、TEリーへの4ydsパス、QBロジャースのスニークでギャンブル成功、TEフィンリーへの4ydsパス、WRジェニングスへの6ydsパスでFG圏内に入り、RBグラントの9ydsランでレッドゾーンに入り、33ydsFG成功で24点差に。ベアーズはWRラシード・デイヴィスへの36ydsパスのあと、RBフォーテへのスクリーンが4ydsロスとなったのが響いて4thダウン10ギャンブル、FSコリンズのインターセプトは両者反則でやり直し。QBオートンが落としたボールをDEハンターが拾って53ydsのタッチダウン。50ydsからのベアーズ攻撃はQBグロスマンが登場するが1stダウンならず、ギャンブルもパス失敗。GB陣43からのパッカーズはラン2回とWRジョーンズへの8ydsパス、RBジャクソンの19ydsランでFG圏内に入り、2ミニッツ明けに45ydsFG成功。CHI陣33からのベアーズは、RBウルフへの10ydsパス、WRロイドへの9ydsパス、RBウルフの2ydsラン、WRヘスターへの7ydsパスで試合終了。
- 先発QBアーロン・ロジャースは9人のレシーバーに投げ分けて、23/30、227yds、2TD、1INTでレーティング105.8。
- 序盤から好調で、試合開始からパス7回連続成功だった。
- 第2Qのインターセプトはアンダースローで、手前を守っていたLBアーラカーにキャッチされてしまった。ミスらしいミスはこれぐらいか。
- 今回もQBスニークによる1stダウンがあった。珍しくスクランブルなし。
- チームラッシングは38回200yds(平均5.3)と今季最高。
- 先発RBライアン・グラントは25回145yds(平均5.8)、1TDと今季最高の活躍。第1Qに挙げた35ydsランは、開幕戦以来の20yds以上のランだった。
- RBブランドン・ジャクソンは10回50yds(平均5.0)。パスキャッチ1回5yds。
- RBデショーン・ウィンは今回もアクティブ登録されず。
- WR陣は以下のとおり。今日はルヴェル・マーティンが登録から外れてWRは4人。
- グレッグ・ジェニングスは5回64yds、1TD。
- ドナルド・ドライバーは4回60yds。足首を痛めたのか途中で退く場面もあった。
- ジェームズ・ジョーンズは2回26yds。
- ジョーディ・ネルソンは1回19yds。
- TE陣へのパスが多く、ドナルド・リーが6回33yds、トリー・ハンフリーが2回10yds、ジャーマイケル・フィンリーが1回4yds。TEフィンリーのパスキャッチは右ワイドにセットしてのショートスラントだった。
- 最初のプレーでLTクリフトンが指を負傷して退場したが、第2シリーズから復帰。クリフトン不在の間はいつもどおりLTカレッジ、LGスピッツ、RGシットンの布陣に。第4Q途中からLTクリフトンとRTタウシャーを温存し、LTカレッジ、LGスピッツ、RGシットン、RTモール。
- 被サックはゼロで、プレッシャーのかかるシーンがほとんどなかった。ランが出たためにパスラッシュが鈍ったうえ、芝がぐずついてスピードラッシュが効かない季節になった。
- トータルオフェンスはパッカーズ427ydsに対してベアーズ234yds。タイムオブポゼッションもパッカーズが37分28秒と圧倒。
- 1stダウンのランが出るために3rdダウンショートが多く、3rdダウン成功率は7/14の50%と好調。ベアーズは3/12の25%と、パッカーズは3rdダウンのパス守備が安定していた。
- パッカーズの犯したターンオーバーは第2Qのインターセプト。WRドライバーを狙った30ydsほどのロングパスだったがアンダースローとなり、パスカバレッジに下がったLBアーラカーにナイスキャッチされてしまった。しかし敵陣40ydsでの3rdダウン8なので、パス失敗なら似たような場所へのパントになったはず。
- 奪ったターンオーバーは第4QのDEジェイソン・ハンターのファンブルリカバーTD。ショットガンスナップをQBオートンが捕りそこなって転がったボールを拾い、そのまま54yds走りきった。
- パス守備はQBカイル・オートンを13/26、133yds、TDなし、INTなしのレーティング65.1に封じ込めた。敗戦処理で登場したQBレックス・グロスマンもレーティング65.2。RBフォーテがパスキャッチ6回、TEオルセンが4回で、WR陣へのパスはわずか4回しか許さなかった。
- ラン守備は20回83yds(平均4.2)と上出来。
- パッカーズのサックは1つだけで、第3QのCBチャールズ・ウッドソン。ブリッツは比較的多く、足首負傷で機動力のないQBオートンを苦しめることはできた。
- DTジャスティン・ハレル(ヒザ)はぶじ出場。
- DEアーロン・キャンプマンはDTライアン・ピケットの弾いたパスが目の前に落ちてくるチャンスがあったが、惜しくもキャッチできず。
- LB陣はストロングサイドのブレイディ・ポピンガだけがこれまでどおりで、ミドルがA.J.ホーク、ウィークサイドにブランドン・チラー。ニッケル守備ではホークとチラーが入った。
- 注目のミドルLB A.J.ホークはチーム最多の7タックルを記録。
- レシービングTEのグレッグ・オルセン対策として、パッカーズは常にニッケル隊形にしてTEオルセンにDBをマッチアップさせていた模様。
- 第3QにCBアル・ハリスがTEオルセンに許したパスは、脾臓損傷から復帰して3試合目で初めて許したもの。
- 反則は6回55ydsとパッカーズにしては上出来。ベアーズは8回65yds。
- キックオフリターンはCBウィル・ブラックモンが2回平均14.0ydsとよくなかった。
- パントリターンはCBウィル・ブラックモンが1回3yds。ダウンが1回、アウトオブバウンズが2回だった。
- Pデリック・フロストはパント2回平均35.0ydsで、どちらもフィールド中央付近から相手レッドゾーンに落としたもの。
- カバレッジチームはWRデヴィン・ヘスターをパントリターン1回7yds、キックオフリターン5回平均22.8ydsとほぼ完璧に封じ込めた。CBマニングのリターンは3回27.3yds。
- Kメイソン・クロスビーは53yds、33yds、45ydsを全て成功させて申し分なし。53ydsは昨季開幕戦と並ぶキャリア最長FG。
- ケガ人は以下のとおり。
- LTチャド・クリフトンが最初のプレーで指を負傷して退場するが、次のシリーズから復帰。
- WRドナルド・ドライバーが先制TDドライブ途中で右足首?を負傷して退場するが、次のシリーズで復帰。
- RBライアン・グラントが第2Q最初のオフェンスで負傷退場するが、ドライブ途中で復帰。胸を打って一時的に息ができなくなっただけか。
- WRジェームズ・ジョーンズが前半最後のTDドライブの途中でヒザを痛めたか。その後もプレーしているが、万全ではないかも。
- アクティブ登録から外れたのはRBウィン、WRマーティン、OGバーバー、OTジャコミニ、DEトンプソン、LBバーネット、CBブッシュ、そして第3QBブローム。
- パッカーズはベアーズのラヴィー・スミスHCに対してランボーフィールドで4戦全敗だったが、ようやく初勝利を挙げることができた。