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Notebook: SSビグビーは復調せず
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月15日
- 先発2年目の飛躍を期待されたSSアタリ・ビグビーだが、第2週DET戦でのハムストリングの負傷がいまだにプレーに影響している。「100%ではないね。完全には戻ってない。何%とかは自分ではわからない。ハムストリングってのは、急加速しようとしたとき、爆発的な力を出そうとするときに影響が残る。そういった部分が自分の取り柄なのに」とSSビグビー。ショッテンハイマーDBコーチは、「100%でない状態でプレーするというのは、全く新しい学習体験なのだ。少々調整してプレーすることが必要なときもある。しかし復帰1週目と比べてよくなってきているし、今週はさらに回復すると期待したい」
- 万全でないSSビグビーを休ませるため、Sアーロン・ラウスを含めた3人でローテーション起用する方法は今週も続けるかもしれない、とマッカーシーHC。「アーロンは相当な練習量をこなしているし、ゲームでは目の離せないビッグプレーメイカーだ。我々にとって嬉しい悩みだよ」
- QBアーロン・ロジャースは肩を負傷して以来初めて練習にフル参加、つまりインジャリーリポートが "Full Participation" となった。
- LTチャド・クリフトンは珍しく2日連続でフル参加した。これまでは軽いフォーメーション・チェックにだけ登場し、その後ヒザの治療に向かうのがパターンだった。「オフェンスに関して、もっと継続性が必要だというのが我々コーチングスタッフの考えだ。以前と比べてその点が悪くなっていると考えている。もちろん負担をかけすぎないよう賢くやらなければならない。救急車で退場することになっては元も子もないのでね」とフィルビンOC。
- 4巡ルーキーのDEジェレミー・トンプソンは、鼠蹊部の負傷で今週の出否は微妙。それでも、今では完全にDEハンターとDEペトウェイを追い抜き、4年目のDEモンゴメリーと先発の座を争っているのだから、期待外れだったトレーニングキャンプと比べれば大きな進歩だ。「ジェレミーは素晴らしい仕事をして、毎週進歩している。本当に急成長の選手だ。(もし欠場となれば)ハンターなど他の選手にとって出番の増えるチャンスだ」とマッカーシーHC。
- 回数・ヤーデージともNFL最多の反則を記録しているパッカーズだが、中には我慢できる種類の反則もなくはない、とマッカーシーHC。「むろん、チームにマイナスという点では全ての反則が悪しきものだが、反則は1つも許されないなどと言うつもりはない。そんなのは馬鹿げている。スナップ前の反則は決して受け入れられないし、そのようにトレーニングしている。ゼロにすることを目指して練習に組み込んでいる。しかし(パスカバレッジにおけるもののような)『闘争的な』反則については、愉快ではないが、完全に避けられるものではない。アグレッシブなプレーの副産物のようなものだ。アグレッシブなプレースタイルであれば、闘争的な反則はどうしても起きるし、判定に納得できないものもある」
- 26歳の誕生日を迎えたDEケニー・ペトウェイのロッカーに、2ダースもの風船に結んだクマのぬいぐるみ、そして大きなケーキがフィアンセのヴィクトリアから送られてきた。「彼女、いつもやりすぎるんだよね・・・」