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Notebook: CBハリスとSSビグビーが練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月29日
- 5連休を終えた選手たちが集結。パッドを着けた練習で、基礎的練習に重点が置かれた。
- CBアル・ハリス(脾臓)、SSアタリ・ビグビー(ハムストリング)、DEマイケル・モンゴメリー(足首)、WRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ)の4人が練習に復帰。CBハリスとWRジョーンズはまだ試験的な練習参加だ、とマッカーシーHC。
- 月曜のチーム練習を休んだのは、QBアーロン・ロジャース(肩)、CBチャールズ・ウッドソン(つま先)、DEジェイソン・ハンター(ハムストリング)、LBダニー・ランサナー(ハムストリング)の4人。ランサナーの負傷の程度は不明だが、それ以外の3人は水曜の練習に参加の見込み。
- この日のQBロジャースはRB/FBたちに軽いパスを投げている。火曜の休日をはさんで水・木と投げさせたいが、それはコーチとしての希望で、決めるのはドクターだ、とマッカーシーHC。
- WRジョーンズは久々の練習を無事に終えた。「トップスピードで走って、フル加速のテストもしたけど、いい感じだった。明日目が覚めた時に痛みがなければいいね」
- DTライアン・ピケット(上腕三頭筋)は負傷箇所を保護するため、今季ずっとハーネスを着けてプレーしなければならないようだ。「今日も練習にフル参加できたし、欠場する必要はない。まだ完治したわけじゃないので、治療を続けて乗り越えるよ」
- 医学上のセルフ・スカウティングの結果、練習や試合前のストレッチングを6分から10分に延長し、ウォームアップを拡充することにした、とマッカーシーHC。今年のパッカーズはハムストリングのケガが非常に多く、一般にハムストリングはストレッチング不足の場合に負傷しやすいからだ。「体の中核体温を高く保つことだ。問題は練習の時ではなくむしろ試合だ。たくさんの事柄が関わってくる。選手たちに15分ほどかけて説明したが、練習や試合の前に、より積極的にウォームアップを行っていく」
- DTジョニー・ジョリーは7月8日に起こした鎮痛剤違法所持の件で正式に起訴された。火曜にテキサス州ヒューストンで出廷するため、月曜の練習は欠席している。200グラム以上の大量所持だったため重罪扱いで、$1万ドルの保釈金で釈放されたかわりに、毎週尿検査を受けること、午後7時から午前7時まで外出禁止とすることを裁判所から命じられている状態。
- プラクティス・スクワッド選手の入れ替えを行った。DEランドルフ・ハーディを解雇し、CBケナード・コックスと契約。CBコックスはピッツバーグ大から今春ドラフト7巡指名でビルズに入団したものの、開幕ロースターに残れず解雇されている。
- ここまでの7試合でQBアーロン・ロジャースは、3rdダウンおよび4thダウンのパス成績が47/71の612yds、9TD、2INTでレーティング121.0の好成績。
- バイウィークを母校で過ごした選手たちは以下のとおり。
- LBブレイディ・ポピンガは母校ブリガム・ヤング大の選手入場の際に、大きな旗を掲げて先頭で登場する大役を受け持った。ネヴァダ大ラスベガス校に勝利して、現在全米ランク17位。
- LTチャド・クリフトンは、母校テネシー大が1998年に全米チャンピオンとなった10周年記念イベントに出席。当時のメンバーにはLTクリフトン以外にも、WRピアレス・プライス、LBアル・ウィルソン、RBジャマール・ルイス、DEショーン・エリス、Sディオン・グラントと有力選手を多数輩出している。
- DTライアン・ピケットは故郷フロリダ州ゼファーヒルズ高校で永久欠番(現在と同じ79番)となり、その式典に出席した。
- LB A.J.ホークは母校オハイオ州立大の応援に駆けつけたが、同地区ライバルのペン州立大(全米ランク3位)に敗れて全米ランク13位に後退。
- ファーヴ騒動について、もう今季中は聞きたくないのでは?という質問にマッカーシーHC。「ひとつ言っておきたいのは、関わっている誰にとってもこれは残念な事態だ。全国メディアを悪く言うわけではないが、私がこうした話題に触れるたび、ブレットや、ここで過去に起きたことに結びつけようとする向きが存在する。不幸なことだが、それが現実だ。それは彼に対してもフェアではないし、ジェッツに対してもフェアではない。私の関心はシンプルだ。こうした話題は私のロッカールームにはあってほしくないし、そうした質問に答える義務を選手たちには感じてほしくない。そもそも、いつ誰が何を言ったか、という事実を選手たちは正確に知らされていないのだから。我々はそんな話題からは離れていたいし、付き合わされたくはない。次のテネシーを倒すのに何の役にも立たないからだ。誰が何を言ったか、などということに関わりたくはない。もう過ぎたことだ。すでに我々は前に進んでいる」
- 先週水曜に娘が生まれたマイク・マッカーシーHCは、「フットボールチームのタフネスをよく話題にするが、ジェシカたち女性の出産の苦労とは比べものにならない。信じられないほどの奇跡だし、私は子供との一瞬一瞬を心から楽しんでいる」と話している。ちゃんと睡眠はとれている?との質問には、「ときどき」とのこと。
- NFL全選手(回答率80%)に対してペンシルヴェニア大とNFL選手会が昨年秋に行った調査で、「最高のNFL球団は?」という質問にパッカーズがNFL4位に選ばれた。やはり近年のチーム成績が大きく影響していて、1位ペイトリオッツ、2位コルツ、3位カウボーイズ。5位以下はスティーラーズ、ブロンコス、レイヴンズ、シーホークス、ベアーズ、タイタンズと続いている。「最悪の球団は?」という質問でパッカーズを挙げた選手は1人もおらず(パンサーズとシーホークスも同様)、レイダーズ、ドルフィンズ、カーディナルス、ブラウンズ、ベンガルズがワースト5に選ばれている。
- 上記の調査で、黒人NFL選手の割合は65%、白人が29%だった。また、ドラフト初日(3巡まで)に指名された選手が33.0%、2日目(4巡から7巡)が33.8%、ドラフト外が33.2%となっていて、ほぼ3分の1ずつというところも興味深い。
- Journal Sentinel紙のウェブサイトが全面リニューアルされ、パッカーズのコーナーはこちらに変更された。