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Notebook: SSビグビーが練習に復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月18日
- 木曜の練習で、QBアーロン・ロジャースは肩の負傷以来もっとも多くパス練習を行った。球速制限もなくなり、投げるたびに痛みに顔をしかめることもなかった。やろうと思えば最後まで問題なくこなせただろうが、念のため練習半ばで交代させた、とマッカーシーHCは振り返っている。
- WRジェームズ・ジョーンズ(ヒザ)はコルツ戦を欠場し、バイウィークを利用してゆっくり回復に充てる予定。今季7試合で4回目の欠場となる。
- 2巡ルーキーのWRジョーディ・ネルソンは公式デプスチャートでは5番手だが、WRジョーンズとWRマーティンの負傷のため出番が増え、先日のシーホークス戦では30スナップに出場、パスキャッチ4回42ydsを記録。うち2回はプロボウルCBマーカス・トゥルーファント相手の好プレーだった。「彼はときどき躊躇する感じがあったが、先週は以前より自信をもってプレーしていた。プレーぶりも速くなっている。序盤のうちに2、3回ボールが来て波に乗ったのかもしれない。非常にしっかりやっているよ。ランアフターキャッチはシーズンに入ってからあまり出ていなかったが、先日のゲームはよかった。キャッチしたところで終わりではなく、お楽しみはそこから始まる、と認識することだ」とジミー・ロビンソンWRコーチ。
- Cスコット・ウェルズは水曜の練習で胸筋を痛め、この日は休んだ。試合の出場は問題ないと確信している、とマッカーシーHC。
- 3試合欠場中のSSアタリ・ビグビー(ハムストリング)がついに練習に復帰。水曜のランニング・テストがよかったので許可が下りたらしい。「見たかぎりではとてもよかった。今日の練習を終えて、明日どのような状態になっているかが問題だ。今日は復帰への大きな関門だった。日曜に出場する準備が整うよう期待している」とマッカーシーHC。
- SSビグビーの復帰初戦は、SラウスまたはSペプラーとローテーション起用しつつ、徐々に慣らしていく可能性もある。
- CBアル・ハリス(脾臓損傷)は2日連続で練習に参加したが、こちらの復帰はバイウィーク明けから。わき腹を保護するため防弾チョッキのような保護ベストを着用して練習している。
- 軽い脳震盪でシーホークス戦を途中退場したSアーロン・ラウスだが、水・木と練習にフル参加し、すでにインジャリーリポートから外れている。
- 胸筋断裂でインジャリー・リザーブ入りしたDEカレン・ジェンキンズが手術を受けた。完全に回復するまで半年かかる予定で、来年7月のトレーニングキャンプには間に合う見込み。
- LB A.J.ホーク(鼠蹊部)は2日連続で練習にフル参加。もう100%だ、と本人が宣言。
- カウボーイズ戦でTEジェイソン・ウィッテン対策としてLBブランドン・チラーを先発起用したが、今度もTEダラス・クラークを警戒しなければならないので、LBブレイディ・ポピンガよりLBチラーの出番が多くなるかもしれない。
- 昨季のパッカーズはタイトエンド相手のパス守備が悪く、開幕6試合で相手TEに41回472ydsを許したが、今季は6試合で26回245ydsと改善されている。パスTDにおけるタイトエンドの割合も、昨季(16試合)の39.1%から今季22.2%へと大幅にダウン。
- 本来のオフェンスを取り戻してきたコルツ(3勝2敗)との対戦に、特にディフェンス選手たちは気合いが入っている。「シーズン後半のウチのチームを占うゲームだと思っている。コルツみたいなチームを倒すには、去年と同じぐらい、いやもっと高いレベルのプレーをすることが必要だ。チャンピオンシップ・レベルのね。もし勝てれば、すごく大きい価値がある。なんとかして勝ちたい」とDTライアン・ピケット。LBホークも、「1試合ずつ着実に、という決まり文句があることはわかるけど、今回の試合は、僕らが波に乗るためには勝たなきゃいけない試合なんだ」
- コルツのQBペイトン・マニングの駆使するノーハドル・オフェンスを妨げるため、ファンには声援をボリュームアップしてほしい、メディアのみなさんからそう伝えてくれないか、とマッカーシーHCは冗談めかして話している。