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Packers - Falcons Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月 7日
- マイク・マッカーシーHC。「我々コーチとしても、選手たちにもっと多くのものを求めていく必要がある。基礎的な部分に関してはとても満足できない。練習で強調していることなのに、同じ失敗を繰り返しているのだから、何とか修正しなければならない。家がとっ散らかっていて、掃除が必要だ。チームの誰ひとり満足していない」
- 上記のことは毎週言っているのでは?と聞かれたマッカーシーHC。「なぜ毎週同じ失敗を繰り返すのか、解決法を知っていたら私はここに立っていないよ。あらゆるプロスポーツのコーチに売りつけて大金持ちになっている」
- マッカーシーHC。「4クォーター通して、いいプレーをする必要がある。後半の2クォーターと同じように前半もプレーできていたら、試合の結果は違っていただろう」 「フィールドポジション。これが問題だったのはもう3週連続のことだ」
- LBニック・バーネット。「このロッカールームは精神的にしっかりした選手が多いから、3連敗したといっても、パニックになるつもりはない。でも僕がそれに近い懸念を抱いてるのはたしかだ。こちらにはタレントがあり、試合に勝つだけの能力がある。ただ、エクセキューションをしっかりする必要がある。先週も言ったように、もっと切迫感を持ってエクセキューションをよくしないと」
- QBアーロン・ロジャースについてマッカーシーHC。「彼は高いレベルでプレーしたと思う。肩の問題は明らかに影響していた。彼本来の球速では投げられていなかった。それでも効果的なゲームマネジメントができていた。今日の彼はほんとうによく頑張った。チームのケガ人状況について、『誰かが代わりに頑張らねば』 と話し合ったところだったが、アーロンは頑張ってくれた」
- QBアーロン・ロジャース。「肩はたしかに痛かった。自分としてはとてもいいプレーができたと感じている。1つの致命的なミスで7点と勝利を失った以外は。 1試合を通していいフットボールができていないことに、チームの誰もが失望している。まだ第5週だということはわかっているけど、来週はシアトルでどうしても勝利が必要だ」
- QBロジャース。「出場してもまた負傷する心配はない、と試合前にドクターから言われた。試合前に投げてみて、プレーできると自信を持った。痛みの方は耐えられると。第3Qに(ワイドオープンの)WRジェニングスへのパスが短かったのは、肩が問題だった。残念だけどあのプレーでは、もう腕の力が残っていなかった。僕は来週もプレーするつもりだ」
- QBロジャースについてDEアーロン・キャンプマン。「僕がこれまでずっと言ってきたことを、彼は証明し続けている。彼は特別な選手だ、ということをね。彼が出場できるかどうか誰にもわからなかったほどなのに、根性の入ったパフォーマンスだった」
- 前半に123ydsしか進まなかったオフェンス不振を打破するためか、後半は今季初めて3TE隊形を使用。1stダウンで3TE隊形を使ってRBグラントが9ydsラン、次は2ndダウン1の場面で使ってパス失敗に終わったが、次のドライブではWRネルソンに14ydsパスが通っている。その後も2WR・2TE隊形、3WR・2TE(ノーバック)など、複数TEをさまざまな形で使ってリズムを流れを変えることができた。TE陣は計8回92ydsと今季もっともよい数字を挙げ、ラッシング23回104yds(平均4.5)にも貢献している。
- 第3Qには、RBグラントとRBジャクソンが両方入る珍しいフォーメーションも1回だけあった。グラントがフルバックの位置に入り、RBジャクソンへのスクリーンパスだったがノーゲイン。
- 普段と違ったフォーメーションについて、ジョー・フィルビンOC。「(FBクーンを含め)ランニングバックが3人、タイトエンドが3人。なんとかして選手を活かさなくてはならない。いろいろな違ったやり方でバランスを探さなければらならない。(ケガで)さまざまな事情がある中で、手持ちの選手たちを活かすよう、その週の準備をするしかない」
- 第2Qには今季初めて2DL・3LBのダイム隊形を使用。DLはDEバジャ=ビアミラと新加入のDEケニー・ペトウェイで、LBポピンガとLBホークがパスラッシュしている。3rdダウン10でQBマット・ライアンのパスは失敗。
- CBチャールズ・ウッドソン。「ウチはフィールドに優秀な選手がいないから負けてるんじゃない。勝つために必要なものは揃ってるんだ」
- DEカビーア・バジャ=ビアミラは今季サックゼロ。ヒザの問題を抱えて万全ではないにせよ、チーム最高給(キャップ額$7.7ミリオン)の彼が、毎週ほとんどプレッシャーをかけることさえできないのは情けない。
- 4巡ルーキーのDEジェレミー・トンプソンはNFL初出場。DEだけでなくDTに入るプレーもあったが、サックもタックルもなし。
- LB A.J.ホークは鼠蹊部をひどく痛めてほとんど練習できない状態で出場。「僕(のケガ)は問題なかった。(TEピールの先制TDパスキャッチは)彼がいいプレーをしたんだ。いいルートだったし、いいパスだった」
- CBチャールズ・ウッドソン。「ケガ人は増える一方。それでもフィールドには11人がいる。9人や10人でやってるわけじゃないんだから、誰が欠けようと、ケガをしていようと、ちゃんとプレーしなきゃいけない」
- 第2QにCBパトリック・リーが取られた疑問のパスインターフェア判定。ATL陣11での3rdダウン9、WRロディ・ホワイトへのパスに完璧なタイミングで飛び込んでパス失敗、と思った瞬間の反則で、これが結局TDドライブになってしまった。「まったくの誤審だよ。僕はまっすぐボールに行ったのに、肩をヒットしたと言われた」とCBリー。
- 第2Q最後の43ydsFGトライの際、TEフィンリーがなぜかホールディングを取られてFG成功は取り消し、10yds下がって53ydsFGは失敗に終わった。インサイドギャップを守ろうとしてつまづいただけで、相手選手をつかんだりなどしていない、と本人。「バランスを崩しただけだ。ひどい判定だよ」
- 第4Qに追いついた直後に54ydsキックオフリターンを許し、再度リードされる原因を作ったキックオフカバレッジについてマイク・ストックSTコーチ。「ノーウッドは優秀だが、とんでもないリターンというわけでもなかった。せっかく同点に追いついたのだから、モメンタムを引き寄せたままにしなければいけなかった。カバレッジチームは彼らの仕事をしなければならない。あのプレーでは2つもミスタックルがあった。捕まえかけていたのにタックルをしくじってしまった」
- CBトラモン・ウィリアムズは2試合連続でインターセプト。「あれでしばらく勢いがついた。頑張って反撃して、ゲームをタイにした。だけどそこからビッグリターンされて、むこうがまた盛り返した」
- WRドナルド・ドライバーはこれで100試合連続パスキャッチを達成。元WRスターリング・シャープの持つ球団記録の103試合にあと3つと迫っている。
- TEトリー・ハンフリーの37ydsパスキャッチは彼にとってキャリア最長。パスキャッチ4回もキャリア最多。計67ydsレセプションもキャリアベスト。
- パッカーズのQBがレーティング100以上を記録して敗れたのは、2005年10月23日のヴァイキングス戦でQBファーヴがレーティング121.6を記録して以来のこと。
- LTチャド・クリフトンは先週痛めたハムストリングを悪化させてしまった。先週は試合最後まで出られたが、今回は第3Q途中で退場し、そのままフィールドに戻れなかった。「今回は先週よりも悪そうだが、次のシアトル戦は出場できると予想してる」と本人。