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Day 18: TEドナルド・リーは先発がっちり
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年8月16日
- 土曜の49ers戦ではスターター組は30プレー以上出場の予定、とマッカーシーHC。一般にプレシーズンゲームは第1戦・2戦・3戦とスターター組の出場時間を伸ばしてゆき、最終戦は再び大きく減らしてケガのリスクを避ける、というパターンが多い。先週の1stチームオフェンスはQBロジャース初先発試合とあってか、例年よりかなり多い23スナップに出場した。
- ベンガルズ戦で軽い脳震盪とアゴを打撲したWRルヴェル・マーティンが練習に復帰した。しかし49ers戦は欠場の見込み。RBグラントは今日もパッドだけ着けて練習には参加せず。
- WRジェニングス(ヒザ)は今週末の49ers戦も欠場の見込み。しかし本人は、「フルスピードで走れるし、カットも、全て問題なくこなせる。これがレギュラーシーズンなら出場するよ。多少痛みが気になるだけで、プレーできないほどじゃない。月曜のベンガルズ戦も出場できたし、今週土曜だって出場できる。しかし長い目で見れば、シーズンに悪影響を残すようなリスクは冒したくない」と話している。
- マッカーシーHCの「QBフリンとの差が縮まっている」という叱咤発言にもかかわらず、QBブライアン・ブロームはこの日も不安定。WRタジ・スミスを狙ったバスが最悪で、簡単にCBウッドソンにインターセプトされ、実戦であればタッチダウンになるところ。しかし好調のCBウッドソンはQBフリンからも平等にINTを奪っている。
- ベンガルズ戦で痛い落球のあったWRドナルド・ドライバーが、珍しくこの日も2つ落球している。
- この夏はほとんど話題になっていないが、TEドナルド・リーは安定したパスキャッチを見せて先発TEの座をがっちりキープしている。2、3番手のハンフリーやフィンリーとの差は大きく、彼がケガなくシーズンを過ごすことが重要となりそうだ。
- この日も1stチームのガード陣はRGジョシュ・シットンとLGジェイソン・スピッツ。ダリン・カレッジが1stチームの右ガードに入る場面もあった。
- 先発争いについてOGジェイソン・スピッツ。「指示されたポジションに行くだけ。僕は気楽な人間だから、言われた場所に行ってプレーするだけだよ。スターティング5が誰になるのか、僕がコントロールできるわけじゃない。僕にコントロールできるのは自分のプレー内容だけだ。フィールドで自分のプレーをして求められた仕事ができれば、ラインナップに入れるんじゃないかと思っている」
- ガード問題についてジョー・フィルビンOC。「シットンが先発右ガードになるか、私にもまだ確かなことはわからない。先発決定宣言の段階じゃないからね。ただ2年前のような、どうしても新人に両ガードを任せなければならなかった苦しい状況とは少々違うよ。今は先発経験を積んだ選手たちがいるわけだし」
- ゴールラインなどショートヤーデージでの5DL隊形では、ジョニー・ジョリー、ダニエル・ミューア、コリン・コールとDTが中央に3人並んだ(計968ポンド)。DEはキャンプマンとジェンキンズ。
- なお先日のラジオ中継で Daniel Muir の姓をミューアと発音することが判明したので、当サイトのカナ表記もムーアからミューアに変更。
- プロ2年目のFSアーロン・ラウスだが、今キャンプではFSニック・コリンズの先発の座を脅かすには至っていない。コリンズはアスレチック能力の高さと先発3年間の知識の蓄積でコーチ陣から信頼されているが、試合になると、FSラウスのところに不思議とINTチャンスが来るのが不思議だ。
- 昨日復帰したCBアル・ハリス(腰)はまだ動きが硬く、ひょっとしたらもう1試合欠場するかもしれない。
- この日のパントカバレッジチームのガンナーはCBジャレット・ブッシュとWRジェームズ・ジョーンズ。キックオフカバレッジチームのガンナーはCBブッシュとCBトラモン・ウィリアムズ。