グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年6月28日

強肩QBアーロン・ロジャース

2日続けてQBアーロン・ロジャースの話題を。 レシーバーの指を折るほどの剛速球で知られたファーヴと比べ、肩が弱いのではないかと見られがちなロジャースだが、練習ではかなり強いボールをビシビシと投げ込んでいる。もともとドラフト時は「同期QBではトップを争う強肩」と言われ、過去2年間はマッカーシーHCの指導で全身の筋力強化に力を入れ、またメカニックの改善にも取り組んできた。その甲斐あって、「入団時とは比べものにならない」と地元記者たちの見方も一致しているようだ。

ファーヴと比べてキャッチが楽なのでは? と聞かれたレシーバー陣は、とんでもない、ブレットと同じぐらいキツいボールが来ている、と口を揃えている。「もっとソフトに投げさせようとしているところだ。強肩で有名になる必要はない、他のことで知られるようになればいい、とね。僕らにとっても、手は大事なんだからさ」とWRグレッグ・ジェニングスは笑う。WRジェームズ・ジョーンズも、「去年ぼくが入団したときは、ブレットがハードに投げることをみんなから言われたものだけど、アーロンだってそうだよ。僕らのグローブを引き裂くぐらいだ」

ロジャースも笑って言い返している。「そう言われても別に驚かないね。彼らが捕らなきゃいけない。じっさいフィールドではちゃんとキャッチしてくれてるよ。なのに彼らときたら、ロッカールームではいつも文句ばかり言ってるんだ。グレッグはほんと文句を言いたがるよね。手が大事だというけど、料理もできないんだし、いったい何を心配してるんだか。僕が悪いパスを投げたとき、僕のせいにするのは構わない。でも彼らが(簡単なパスを)落球したときも、彼らによると、やはり僕のせいらしいんだ(笑)」

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