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Notebook: DEキャンプマンの故郷が竜巻災害
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年5月29日
- 日曜にアイオワ州パーカーズバーグを直撃した竜巻のため7人が死亡し、50人以上が負傷、400以上の家屋が大きな被害を受けた(写真)。この町に住むDEアーロン・キャンプマンの祖父は、家が破壊された際に大ケガを負い、手術を受けて現在は回復に向かっているとのこと。DEキャンプマンの実家のあるケルシーは無事だったが、母校パーカーズバーグ・アプリントン高校は大きな被害を受け、屋根や窓が吹き飛んで壁だけになってしまっているという。
- 急きょアイオワに帰ったDEキャンプマンは、チェーンソーなど木工機械(製材所の息子なので)を駆使して残骸を片付ける作業を手伝い、また義援金の寄付を呼びかけている。OTA練習(今週は水曜から)に参加するかどうかわからない、と語っていたキャンプマンだが、火曜夜にはグリーンベイに戻ってきたようだ。
- グリーンベイへの帰路でインタビューを受けたDEキャンプマン。「そこらじゅうがひどく破壊され、災害の全体像さえ見えないほどだ。この状況では、『小さな勝利』 を探し求めるしかない。それが住民のスローガンになっている。今回のことは、住民同士が互いに近づく大きな機会でもある。一人より、仲間と一緒の方が戦いは容易になる。嬉しかったのは、今日僕が車で街を抜けるとき、瓦礫の中にいくつもの星条旗が掲げられていたことだ。希望が見えたよ。通りで人々が抱き合い、力を合わせている。それこそが僕の言っている、『小さな勝利』 の数々なんだ」
- RBライアン・グラントの契約交渉は先週後半に進展があり、ここ数週のうちに契約締結ができるだろう、と代理人は楽観的な見通しを示している。「大事なのは、フリーエージェント市場よりも自分の選手との再契約を重視するパッカーズの姿勢だ。ライアンは本当に素晴らしいシーズンを過ごし、決して一時的な活躍にとどまることはなさそうだ。多くの試合に出場し、最高のレベルでプレーした。球団側は彼の価値を理解しているし、だからこそこうして長期契約成立の見通しも立っている」
- パッカーズ選手や職員が大型バスに乗り込み、ウィスコンシン各地を巡ってファンと交流する、第3回パッカーズ・テイルゲート・ツアーが7月8日から11日にかけて開催されることが発表された。今回の開催地はフォンデュラク(地図)、ジェインズヴィル(地図)、スティーヴンスポイント(地図)、マリネット(地図)で、それ以外にも病院や施設などへのサプライズ訪問がたくさんある。パッカーズからの参加者はマーフィ社長、ハーラン名誉会長、RGスピッツ、RBジャクソン、WRジョーンズなど。4日間毎日行われる"テイルゲート・パーティ"への参加は有料($25)で、収益は現地の慈善団体に寄付される。昨年と一昨年のイベントの様子も参照のこと。