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Rookie Minicamp - Day 2
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年5月 5日
- 身長6フィート・体重200ポンドのCBパトリック・リーは、今年の上位指名CBで最もサイズに恵まれた選手の1人。パッカーズのプレスカバレッジにぴったりなアグレッシブなCBと期待されている。「強気で挑戦的なタイプのコーナーだと自分では思っている。WRのルート取りをラインで(ジャムして)混乱させる。相手を釘付けにする長い腕もある。だからグリーンベイのバンプ&ランはうってつけだよ。オーバーンでは全体の95%がプレスカバレッジだったしね」
- CBパトリック・リーの母校、マイアミの私立クリストファー・コロンバス・ハイスクールは生徒数1400人のカトリック系男子校。卒業生にはマイク・シュラ、ブライアン・グリーシー、パッカーズのスカウトのアロンゾ・ハイスミス、それに西武ライオンズで活躍したオレステス・デストラーデもいる。高校時代のCBリーは、フォルクスワーゲンのビートルを、4歩の助走から(左右方向に)みごと飛び越えて見せた、と同校のヘッドコーチは振り返っている。
- 白人レシーバーの自分たちが評価されるのは、ウェス・ウェルカー(NE)の大活躍のおかげだ、と7巡b指名のWRブレット・スウェイン。「僕らのような選手たちがドラフトされたり注目されたりするのは、ウェス・ウェルカーのおかげだ。彼が台頭する前は、あのサンディエゴ州立の白人の子は誰だ、って感じだっただろう。彼のおかげで僕らの存在が認知されたと思う」
- 金曜の夜はパッカーズ・ホール・オブ・フェイムで食事をしながら、ルーキーたちにチームの歴史の講義が行われた。元センターのフランク・ウィンタースも招かれ、下位指名やドラフト外の選手にも必ずチャンスはある、といった内容のスピーチをした。「すごい歴史と伝統があるとは知っていたけど、実際ホール・オブ・フェイムがスタジアム内にあるとは知らなかった。1つ学ぶたびに、この伝統の一部に自分がなるのだと実感してくるよ。なんといっても、この優勝回数(12回)だ。すごいと言う他はないよ」と5巡指名のOTブレノ・ジャコミニ。
- ドラフト外のTEマイク・ピーターソンは変わった経歴の持ち主。ディビジョンIの大学でRBをやるには小さかった(当時はそんなに小さかったのか?)ためジュニア・カレッジで野球をプレー。わずか1年でやめて就職し、製材所やホームセンターで働きつつ、夜はジュニア・カレッジに通った。どうしても再びフットボールがしたくなり、ディビジョンIIのノースウェスト・ミズーリ州立大にウォークオン入学。2年目には先発TEとなって活躍し、ディビジョンIIのオールアメリカンに。現在25歳5ヶ月で、修士号を目指しているとのこと。
- TEピーターソンは身長6フィート2(188cm)と小さいが、4.59秒のスピードとアスレチック能力がある。(フルバックにもラインアップする)Hバックとしても使え、その粘り強く激しいプレースタイルを、チーム側は「オフェンス版ポピンガ」と評価している。数チームが興味を示したが、$7500ドルの契約ボーナスに加え、ロースター入りのチャンスを考えて本人はパッカーズを選んだようだ。
- 同じくドラフト外入団のジョーイ・ヘイノス(メリーランド大)も、評判はなかなかいい。チーム最長身の6フィート8(203cm)でスピードはないものの、どこに行けばフリーになれるか心得ている、との声も。TEフィンリーを3巡指名したものの3番手TE争いはワイドオープンなので、ドラフト外の2人にも十分チャンスはありそうだ。