グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年4月22日

ドラフトの焦点5 DL/LB

ディフェンシブラインの先発陣は現有戦力でさほど問題ない。デプスに懸念のあるのはディフェンシブエンド、特にパスラッシュDEだろう。DEカビーア・バジャ=ビアミラが30歳となり、DEマイケル・モンゴメリーら若手の押し上げが物足りない。バジャ=ビアミラから先発の座を奪ったDEカレン・ジェンキンズも、昨年はいくつものケガに苦しんで$16ミリオン契約の期待に応えることができなかった。

昨年予想外のDTを1巡指名した前歴があるうえ、パスラッシャーはなにしろプレミア・ポジションなので、成り行きしだいでは1巡指名もありうる。ディフェンスではCBの次に1巡指名の可能性があるのではないか。

ディフェンシブタックルでは、DTコーリー・ウィリアムズをトレードに出したとはいえ、先発がライアン・ピケットとジョニー・ジョリー、控えがジャスティン・ハレルとコリン・コールとダニエル・ムーアと、デプスはそれなりにある。指名があるとしたら3巡以下だろう。ランスタッファータイプは揃っているので、ペネトレートできるパスラッシャータイプが望ましい。

ラインバッカーはストロングサイド(先発ポピンガ)が課題だったが、FAでブランドン・チラーを獲ったので、上位指名の可能性は消えたといってよさそう。チラーは3ポジション全て経験があるので、LB全体のデプスが増したことになる。ミドルLBの控えにはビショップとホッジがいるので十分。できればウィークサイドの控えをトレイシー・ホワイトからアップグレードしたいところだが、指名があるとしても4巡以降だろう。

カテゴリ : Draft