グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年3月 7日

新先発QBアーロン・ロジャース

故郷カリフォルニアで休暇を過ごしていた新先発QBアーロン・ロジャースに、ESPNが初めてインタビューに成功した。

「伝説的人物の代わりを務めることなんてできないし、その心構えはできている。自分にできるのは、自分がなれる最高のクォーターバックになる努力をすること。誰よりもハードワークを重ね、コーチやチームメイトに対する責任を果たすつもりだ。大きな挑戦であることはわかっているけど、僕は優れたチームメイトに囲まれているし、ブレットから3年間学ぶ機会があった。史上最高のクォーターバックからね」 

「3年間も出番がなくて正直つらいときもあったけれど、ポジティブに考えるようにしている。ブレットがいてくれたおかげで、僕はフランチャイズを肩に背負うことなく、自分のペースで成長することができた。そのことは僕の進歩において大きな価値があると思う。しかし逆に言えば、自分はNFLにもう3年もいたのだから、甘く見てもらえる猶予期間などない、という面もある」

昨年WRグレッグ・ジェニングスも同様に語っていたが、ロジャースも入団1年目の2005年にはファーヴとの関係はどちらかというと疎遠だったという。「言うまでもないけど、チームが1巡でQBを指名するのは、(後任を考えているという)とても大きな宣言だからね。あの時点ではブレット自身はまだまだやれると考えていて、僕としてはとてもやりにくい状況だった。あの1年目は、僕らはただのチームメイトにすぎなかった」

4勝12敗シーズンを終えた2006年春、ヘッドコーチが交代し、非常に悩んだファーヴが現役続行を決めたのはようやく4月下旬のこと。一足先にマッカーシーHCの新しいオフェンスに慣れていたロジャースは、遅れてミニキャンプに合流したファーヴが新オフェンスを習得する手助けをした。そこから2人の関係は改善されていき、さまざまな話題を掘り下げて話すようになっていった。「ただのチームメイトから非常に親しい友人になることができた」

「2006年のミニキャンプ中、ある時ブレットが僕のところへ来て、メンタル・タフネスを向上させるためのいくつかのことを僕に教え励ましてくれたんだ。普段から自分のボディ・ランゲージや態度をよく考えることが大事なのだと言われた。みなが常に自分を見ているのだからと」

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