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Notebook: LSトーマス・ギャフォードと契約
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年3月 7日
- ファーヴのベースサラリーは今季$12ミリオンだったので、サラリーキャップからその分がまるまる差し引かれ、残るのはわずか$80万ドルのデッドマネー(用語集へ)だけ。サラリーキャップの余裕は$24ミリオンから$35ミリオン強に増えたことになる。
- この2年間QBアーロン・ロジャースが最も長い時間を過ごしてきたのがトム・クレメンツQBコーチ。「アーロンはこのチームにずっといるから、先発交代はより容易なものになるだろう。彼はプロ4年目で、ウチのシステムにも慣れ、グリーンベイ・パッカーズの中で成長してきた。我々コーチとも互いによく馴染み、選手たちともうまくやっている。だから、トランジションはスムーズなものになるはずだ」
- ファーヴ引退により、控えQB探しが重要な課題となった。問題は、将来性のありそうな若手を探すのか、ロジャースのアドバイザー役を兼ねるような実績あるベテランにするのか。「まず第一に力のある選手でなければならない。経験豊富なら、それはいいことだ。若手の指導ができるなら、それもまたいいことだろう。しかしそのどちらも、必須条件というわけではない。大事なのはよい選手を見つけることだ」とトンプソンGM。
- 代理人によると、レッドスキンズから解雇されたQBマーク・ブルネルにパッカーズが多少の興味を示しているとのこと。まだ本格的な「興味」ではなさそうで、現役続行(37歳なので)の意思を確認した程度かもしれない。ブルネルは1993年パッカーズのドラフト5巡指名で、1995年にトレードでジャガーズに移っている。
- 若手ロングスナッパーのトーマス・ギャフォードと契約。一昨年夏にパッカーズが契約してLSロブ・デイヴィスと競わせた選手で、昨年は開幕前にシーホークスから解雇され、ここまでフリーのままだった。これで大ベテランのロブ・デイヴィスをお役御免にするのか、競争相手とするのかはまだ不明。
- 先日から報じられていたとおり、LBブランドン・チラー(STL)とDEコーリー・スミス(DET)はパッカーズ訪問を終えた。LBチラーは「最終的には金額面しだいだ。一生に一度の機会だからね。自分と家族のために最善の決断をしたい」と、ある意味いさぎよいコメント。各球団のオファーが揃うのを待って決めるようだ。
- パッカーズはWR/KRタブ・ペリー(CIN)にも興味を示している。ドラフト6巡入団した2005年にはキックオフリターナーとして活躍し、NFL11位の平均24.4ydsを記録している。しかしケガのためその後の2年間で計4試合しか出場できず、レシーバーとしての実績はほとんどない。身長6フィート3(191cm)の長身。今春は制限つきFAなのにベンガルズからオファーがなく、無制限FAとなった。Journal Sentinel紙によると、彼はすでにドルフィンズを訪問し、レイヴンズも興味を示しているとのこと。