グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年2月11日

ブラント前副社長の後任探し

サラリーキャップ管理と選手交渉を担当していたアンドリュー・ブラント副社長の突然の退団により、後任探しが必要となった。FA期間のスタートに間に合うよう今月中に決定したい、というのがパッカーズ側の考え。Journal Sentinel紙によるとすでに数人と電話による話し合いをすませ、今週にはグリーンベイで面談を行う予定となっている。同紙によると、候補として判明しているのは以下の3人。どれも業界では高く評価されている人物らしい。

ブライアン・ザンダーズ(36歳)はファルコンズのフットボール管理部長兼選手人事アナリストという長い肩書きで、サラリーキャップ管理だけでなくFA選手のスカウティングにも関わっている。人事部門に加わるまでは5年間にわたってディフェンスのアシスタントコーチをしていた。フロリダ州立大ではミドルLBをプレー。

ラス・ボール(48歳)はセインツのフットボール部門担当副社長。1990年から8年間チーフスのアシスタントトレーニングコーチを務め、1998年からフロント入りした。1999年から2年間はヴァイキングス、2001年にはショッテンハイマーHCとの縁でレッドスキンズへ。2002年にセインツに加わった。パッカーズのマッカーシーHCとはチーフスとセインツで付き合いがあり、ジョン・シュナイダー人事アナリストもチーフスとレッドスキンズで同僚だった。ボールはディビジョンIIのセントラル・ミズーリ大でセンターをプレーしていた。

サミール・スレイマン(32歳)はラムズのフットボール管理部長。ディビジョンI-AAのジェームズ・マディソン大でWRをプレーしたあと、1997年にはNFL本部で働いた。ジャガーズでの2年間を経て2000年からラムズに所属している。

Journal Sentinel紙によると、選手交渉/サラリーキャップ担当者のサラリーは普通$20万ドルから$50万ドルの範囲で、退団したアンドリュー・ブラントはその中でも最高クラスの$50万ドルだったらしい。あるNFC球団の交渉担当によると、「リーグで5人選ぶなら、ブラントは間違いなくその中に入っていた。パッカーズがサラリー相場を崩すような(高額契約をしてしまう)ことは一度もなかった」

カテゴリ : Coach/Front Office