グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年2月 9日

1992年ファーヴのお宝映像

YouTubeから、ブレット・ファーヴ時代の始まった1992年のテレビ映像を4つ紹介。画質が悪いのはご容赦を。

映像1 パッカーズに移籍して初めて出場した1992年9月13日の@バッカニアーズ戦を振り返る、グリーンベイ地元番組"Packer Sunday"の"Ask the Pack"コーナー。今でもラジオ解説や地元番組の司会でおなじみの元センター、ラリー・マッカレンがインタビュアーを務め、控えでいることの大変さをファーヴが語っている。テスタバーディ率いるバッカニアーズに大量リードされたので敗戦処理で出場、NFL初めてのパス成功の相手が自分だったのは有名なトリヴィアだ。

映像2 1992年9月20日のベンガルズ戦で、負傷退場のQBマコウスキーに代わってファーヴが途中出場し、劇的な逆転TDで初勝利を挙げた。この映像は試合残り1分07分(タイムアウトなし)から始まった決勝ドライブ。キックオフリターナーを務めた新人WRロバート・ブルックスのポカで、自陣8ydsからの攻撃開始だった。素晴らしい42ydsキャッチを見せたエースWRスターリング・シャープがわき腹を痛めて退場した直後、矢のような35ydsTDパスが飛び出した。

この日がファーヴ伝説のスタートであり、マイク・ホルムグレンHCの初勝利でもある。パッカーズ史にとってまさに運命の試合で、ファンにとってはもはや神話の一部といっていい。歓喜に沸くランボーフィールドのボックス席から見下ろすロン・ウルフGMの姿も見える。逆転35ydsTDパスをキャッチしたWRキトリック・テイラーにとって、NFL6年間でこれが唯一のタッチダウンだった(2005年10月の記事参照)。

映像3 そのベンガルズ戦終了直後のスタジオ解説で、司会ボブ・コスタス、解説はあのO.J.シンプソン!でゲストがバディ・ライアン。フィールドに残ってインタビューを受けるファーヴだが、今よりも南部訛りが強い。バディ・ライアンは(ベンガルズ側の敗因となった)プリベント・ディフェンスが大嫌いだと語り、ボブ・コスタスはFAVREの発音を説明。O.J.シンプソンは高校時代にQBマイク・ホルムグレンと対戦したことがある、と意外なエピソードを披露し、ヘッドコーチ就任初勝利を祝福している。

映像4 さらにその翌週の1992年9月27日、ファーヴが初先発してスティーラーズを破った試合のハイライトを紹介する"NFL Primetime"。司会はクリス・バーマンで解説トム・ジャクソン。激怒したり大喜びしたりしているホルムグレンの体つきがずいぶん細い。スティーラーズの名CBロッド・ウッドソンが、パントリターンとパスカバレッジの両方で手痛いミスをしたようだ。「マコウスキーが欠場中ですが、よいQBが2人になりましたね」とバーマンがまとめているが、この試合からこんにちに至るまで、253試合連続でファーヴが先発出場を続けているのはご存知のとおり。

カテゴリ : History, Player