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Notebook: ブロッキングの課題
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年1月16日
- 第2週ジャイアンツ戦では最終スコアこそ35-13と点差が開いたが、ランブロッキングでは相手DLに圧倒され、平均2.9ydsラッシングと散々だった。「(第2週は)少々雑な内容だった。たぶん、その程度の表現では甘すぎるだろう。この土曜の試合は、ゲームを通して、安定感という点で今季最高だった。試合の最後にはランで進むのが少し大変だったが、それでも良いパフォーマンスだった」とフィルビンOC。
- RTマーク・タウシャーについてキャンペンOLコーチ。「優秀なDEと対戦して常によい結果を出している。DEカーニーを0タックル、0サック、0プレッシャーだからね。素晴らしいDEを相手に、際立った活躍を見せてくれた。次のジャイアンツもすごいDEが2人いて、片方(ストレイハン)は殿堂入りが確実だ。またも大きな試練だが、同じ結果を期待してるよ」
- RBグラントのロングゲインにはWR陣のブロッキングも重要な要素となる。たとえばシーホークス戦第3Qの43ydsランの際には、WRマーティンがポイントオブアタックで素晴らしいブロックを見せ、WRジェニングスやWRドライバーのダウンフィールドブロックも効果的だった。「WR陣のブロッキングとしてはベストゲームだった。ランニングゲームで素晴らしいブロックができた。パッシングゲームと同じぐらいランニングゲームでの責任に真剣に取り組む、ということに我々は常に注力してきた。先日は非常によい仕事ができたし、これを続けていかなきゃならない」とジミー・ロビンソンWRコーチ。
- RBライアン・グラントが立て続けにファンブルした時のことについて、エドガー・ベネットRBコーチ。「まず第一に、自分自身おなじ立場に立たされた経験が役に立ったと思う。叫んだり怒鳴ったりすることはなく、静かな態度で接した。ライアン自身が静かだったからね。なぜファンブルが起きたのか、過程を話し合った。2人で問題点を修正し、その後はもう彼は大丈夫だった」とベネットRBコーチは振り返っている。「しばらくベンチに下げる? それは考えもしなかった。彼がチームにもたらすものはものすごく大きいし、非常によく集中している。技術的な問題を修正するだけのことだった」
- エドガー・ベネットRBコーチがパッカーズのエースRBとしてファンブル問題を起こしたとき、ホルムグレンHCは違うアプローチだった。「私なら直接グラントと話をしただろうね。むこうのRBコーチに聞いてみるといい。私はエドガーがファンブルしたとき、しばらくベンチに下げた。今回あちらはケガ人状況もあってグラントを信じるしかなかったのだろう」とホルムグレンHCは振り返っている。そのコメントを聞いたベネットRBコーチは、「彼がそういった?ほんとに? そう、彼は僕をベンチに下げた」と笑っている。
- 上記のやり取りを聞いたジョー・フィルビンOC。「自分はファンブルなどしたことがない、とエドガーは言っていたんだけどな(笑)。しかしRBたちはエドガーを心から尊敬しているよ。非常によく意思の疎通ができていて、コーチを信じている。彼が話しかけるとみな真摯に耳を傾ける。それに、(自分のように)マサチューセッツの少年フットボールでファンブルした経験があるコーチより、エドガーの口から聞いた方がずっとマシだろう」
- 今季いくつものケガに苦しんできたDEカレン・ジェンキンズだが、今回は3タックル・1.5サックと今季最高の活躍を見せた。「エクセレントなゲームで、ランにもパスにも非常によかった。クイックな動きでプレッシャーを生み出していた」とサンダースDC。