グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年1月 9日

テッド・トンプソンGMと契約延長

テッド・トンプソンGMが5年の契約延長(2012年まで)にサインした。Journal Sentinel紙によると総額$11ミリオンで、これまで年$1ミリオンだったサラリーが2倍強となる。2005年1月に5年契約でGMに就任したトンプソンは、これまでFA市場での無策を批判されることも多かったが、今季の好成績で評価が急上昇。シーズン半ばからボブ・ハーラン会長は契約延長の意図を明らかにしていた。

声明の中でトンプソンGMは、「素晴らしい球団で仕事をさせてもらえることに、私は心から感謝している。この仕事は真のチーム・エフォートだ。グリーンベイは特別な場所であり、素晴らしい人々と仕事ができるのは名誉なことだと思う」と述べている。

シーズン終了とともに名誉会長に退くハーラン会長にとって、これが最後の大仕事となった。「今年はテッドに関するネガティブな話を一度も聞かなかった。いや実際は間違った評価をした人たちが数人いたが、彼らも考えを変えたよ。これほどよい仕事をしているGMを、契約金額が安いために他球団から狙われるようなことはしたくなかった。彼はより大きな契約を手に入れる資格があった」

今季開幕までは批判が絶えなかったトンプソンGMについて、ハーラン会長。「ファンたちはテッドがどのようにチームを運営するかよく理解していなかったのだと思う。私はテッドを、ロン・ウルフGMの部下として8年間見て、シアトルでスーパーボウルチームを作るのも見た。FA市場に夢中になるよりも、ドラフトを中心にチームを作るだろうということはわかっていた。ファンの意見を聞くと、『もっと素早く動いてほしい。キャップのお金をもっと使ってほしい』ということだった。テッドからの説明は、『ファンが怒っているからといって4月にFAに大金を使って、11月にそいつがベンチに座っているのを見て後悔するようなことはしたくない』ということだった。だから彼はFA市場に関しては非常に慎重なのだ」

次はトンプソンGMがマッカーシーHCの契約延長を話し合う番となる。「テッドからの報告によれば、非常に順調に進展しているとのことだ。彼らはこの3週間ほど実質的な話し合いをしていて、プレーオフの間は保留の予定だが、それが終わればすぐにまとまるだろう」とハーラン会長は語っている。

カテゴリ : Coach/Front Office, Contract/Personnel