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Notebook: 芝の状態は文句なし
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年1月 7日
- LGダリン・カレッジとRGトニー・モールが1stチームでプレーしており、スピッツ欠場の場合はやはりこの陣容で行くようだ。
- TEババ・フランクス(ヒザ)が練習に復帰。
- 前日集合時間に遅れたSSアタリ・ビグビーも練習に参加。やはり$1000ドル以上の罰金処分を受けるようだ。マッカーシーHCとの話し合いについて聞かれたビグビーは、「ところでさ、僕はNFCのディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・マンスなんだよ」と笑ってごまかしている。「フライトのトラブルに巻き込まれてしまったけど、コーチ・マッカーシーと話し合って解決できた。もう問題ないよ。軌道を元に戻して、準備は整った」
- 3%だけ人工芝の混じったハイブリッド芝"DD Grassmaster"を昨春導入したランボーフィールドだが、その甲斐あって、何度かの雪にもかかわらず芝の状態が非常にいいようだ。例年シーズン後半にはハッシュマーク間の芝を張り替えるのが通例だが、今年はそれも不要。秋口と比べれば芝そのものは痛んできたものの、その下(砂地)がしっかりしているため、滑ることなくちゃんとカットが切れる、と選手たちにも大好評。
- この日ランボーフィールドでキッキング練習を行ったKメイソン・クロスビーとPジョン・ライアンも、フィールドの芝の状態を賞賛している。「去年とは全く違う。今は足場がものすごくいいよ。足場のことを心配する必要がない、というのはすごく大きい」とライアン。
- 今季いっぱいで契約の切れる有力選手はDTコーリー・ウィリアムズだけだが、相変わらずチーム側は契約延長に乗り気でなく、いま現在は交渉を行っていないようだ。「あちらも話し合いをしたいはずだし、こちらも喜んで話を聞くつもりだが、実際は話し合っていない。だから希望額がどれだけ離れているかもわからないね。彼の価値をどう判断するか、という問題だ」と代理人。
- DTウィリアムズは今季チーム3位の7サックを挙げ、これはDTとしてはNFL全体でも3位だが、この5試合ではゼロ。QBハリーやプレッシャーは22回あるが、この5試合ではわずか3回だけ。ジョリーの戦線離脱でプレー回数が増えているにもかかわらずパフォーマンスが落ちていて、DL陣全体のパスラッシュ不調の一因となっている。
- インサイドからのパスラッシュについて、ロバート・ナンDTコーチ。「最近は我々が望んでいるほどの出来ではないね。アウトサイドからはアーロン(DEキャンプマン)がコンスタントだし、カビーア(DEバジャ=ビアミラ)もそうだ。しかしもっとインサイドからプレッシャーをかけたい。少々力が落ちてきてたのかもしれない。大きな悩みの種というほどではないにしろ、プレーオフではいい仕事をしなければ。ジョリーは大きなエネルギーと激しさをチームにもたらしてくれた。いなくなったのはやはり痛い」
- 今季NFLのMVPにはQBトム・ブレイディが選ばれたが、驚いたことに満票ではなく49票で、1票だけQBブレット・ファーヴに入った。
- コーチ・オブ・ザ・イヤーを逃したマッカーシーHCについて、QBブレット・ファーヴ。「彼は誰よりもその資格がある。若手の多い未熟なチームを率いて、13勝もしてのけたんだから。本当に難しいことだよ」
- パッカーズと対戦するシーホークスのノーラン・クロムウェルWRコーチは、テキサスA&Mのマイク・シャーマン新HCの下でオフェンシブ・コーディネーターに就任することがすでに決定している。
- 先日バーネット事件で罰金処分を受けたジム・クアーク審判が、JAX@PITのワイルドカードゲームで審判を務めた。もみ合いになった選手たちを引き離す場面もあったが、今度は首でなく胸のあたりに手を回しており、「少しやさしくやってますね」と解説ジョン・マデンからも評価されていた。