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Packers - Lions Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年1月 1日
- パッカーズのプレーオフ初戦、ディビジョナル・プレーオフ・ゲームは1月12日(土)の午後4時半(東部標準時)から行われることに決定した。日本時間では13日(日)の朝6時半から、日テレG+にて生放送。
- マイク・マッカーシーHCは、先週の不甲斐ない戦いぶりから立て直すことができた手応えを語っている。「試合に勝つことに集中し続け、チームとして進歩できたと思う。フィルム分析するとき、今週は基本に立ち返って前進できたという手応えが感じられるはずだ。今日の試合にはそれが表れていた」
- 選手たちは月曜から木曜まで4連休とする、とマッカーシーHC。「正直なところ、私としては3連休の方が少し安心できるんだが・・・。今年2回にわたって3連休を与えたが、フロリダとか西海岸の家に帰る選手たちにとっては、1日余分にあった方がいいからね。休養明けの金曜と土曜には基礎的な部分をしっかり練習するつもりだ」
- QBブレット・ファーヴ。「今日の僕たちははやるべきことがしっかりできたと思う。ボールをよく動かすことができ、先週失った自信を取り戻すこともできた。 『意味のない試合』なんてものがあるとは思わない。僕にはこれまで一度もなかったから。いろいろな意味で、プレーオフ前の試合は常に重要だと僕は思っている。どんな試合でも、次の試合へのモメンタムをつかむという心構えが必要だ。特に今回の場合、次はプレーオフなんだから」
- QBブレット・ファーヴ。「シカゴでの敗戦はキツい一撃だったが、チームにとってよい警告になったと思う。重要なのは、その警告に対してこちらがどう反応するかだ。我々のチームの反応にはとても満足している。ランボーフィールドの素晴らしい観客の前で、完勝を収めることができた。13勝3敗シーズンを締めくくるには素晴らしい形だったと思う」
- DEカビーア・バジャ=ビアミラ。「ユニフォームに袖を通せば、どんな試合だって重要な試合だよ。勝つためにはできる限りのことをする。今日の試合はプレーオフへのよい準備になるはずだ」
- 13勝3敗という成績についてLBニック・バーネット。「こんなに若手だらけで、年とったクォーターバックがいて、去年8勝8敗だったチームが13勝3敗なんて、誰が予想しただろう。でも僕らは13勝3敗なんだ」
- 代役組についてジョー・フィルビンOC。「彼らには、『これは素晴らしいチャンスだ。しかし同時に責任も大きい。チャンスをもらう以上、君たちにはしっかりしたパフォーマンスを見せる責任がある』 と言い聞かせた」
- 3年ぶりの公式戦出場でまずまずの働きをしたQBクレイグ・ノール。「いい感じでボールを動かせて、スナップ以外のターンオーバーなく、試合に勝つことができた。いくつかの目標を達成できていい気分だ。自分のパフォーマンスは全体としてまずまず。もっといいプレーができると期待していたけど、久しぶりの実戦でもあるし、よくやれたと思う」
- 現在のパッカーズについてQBノール。「みんなとても立ち直りが早かった。コーチングスタッフがプランを立て、選手たちはそれを信頼して取り組んでいる。チームにはタレントが多いね。でもブレットのような経験豊富なベテランが、(去年就任した)新しいコーチのフィロソフィーを支持して真剣に取り組んでいることが、チームのリーダーシップにとってものすごく大きいよ。この勢いを続けていきたいね」
- 20回113ydsラッシングで勝利に貢献したRBブランドン・ジャクソンについて、フィルビンOC。「ハードに走って、何度もタックルを破ったし、スピードも見せた。RBにとって重要なことがたくさんできたと思う。よく頑張っているし、彼のためにも嬉しいよ。きっと開幕前に期待したようなシーズンではなかっただろうが、よくコツコツと頑張り続けた」
- 57ydsラッシング、1TDのRBライアン・グラントは1000ydsには届かなかったものの、実質10試合で956ydsラッシング(平均5.1yds)、8TDと素晴らしい成績でシーズンを終えた。ヒジのしびれはたいしたことなかったので復帰させてくれとコーチに訴えたが許してもらえなかった、と本人。「最初はがっかりしたけど、チームのことを考えれば、大事なのはプレーオフだしね」
- Journal Sentinel紙のPlay of the Game図解は、RBグラントの27yds先制TDラン。パッカーズのオフセットIフォーメーションに対し、ライオンズはスタンダードな2ディープ。RBグラントはDTコーリー・レディングの鋭いペネトレートを間一髪かわしてTEフランクスのアウトサイドに出て、WRジョーンズはSケノイ・ケネディをブロック。最後のSアレクサンダーはRBグラントがうまくかわしてエンドゾーンへ。
- 14試合ぶり、今季3つめのTDパスキャッチを決めたTEババ・フランクス。「エンドゾーンに戻って来られたのは嬉しいね。もうタッチダウン・ダンスなんて忘れかけてたよ」
- パッカーズに入団して1年4ヶ月、ようやく初タッチダウンを決めたWRコーレン・ロビンソン。「最高の気分だ。できれば今後はもっとチャンスがあるといいね。あのような状況から抜け出して、ランボーで最初のTDパスキャッチ、しかもブレットからの最初のTDパス、そしてランボーリープ・・・。本当にいい気分だし嬉しいよ」
- 初めてのランボーリープのため、まるで水泳プールからあがるようにフェンスを登ってしまったWRロビンソン。「練習しなきゃいけないね。仲間からさんざん言われちゃったよ。『後ろ向きに行かなきゃダメだ』って。理由はよくわかった」
- 骨折していたのと同じ足だけに心配されるCBウィル・ブラックモンだが、X線検査の結果骨折はなく、深刻なものではないと本人は語っている。「地面に足をとられただけで、念のため退いただけだ。ねじって少し悪化させてしまった。ビビったのはたしかだけど、断裂も骨折もしていない。大丈夫だよ」
- チーム方針のため4年ぶりの欠場を受け入れたDEアーロン・キャンプマン。「ヘッドコーチの判断だから僕は支持するし、いい結果が出てよかった。僕は何ごとも挑戦ととらえるから、今回もそのようにした。サイドラインでできるだけ仲間を助けようと努力した。こんなのはルーキー年以来のことだ。プレーできるというのがいかに素晴らしいか、いかに恵まれているかをあらためて実感したよ」
- ネットで49.0ydsと素晴らしいパントで勝利に貢献したPジョン・ライアン。「先週ほど準備に集中できた週はこれまでなかったかもしれない。とにかく名誉挽回したかったからね。全てのボールをしっかりヒットしたかったし、そのとおりにできたと思う。今日はこれまでのベストゲームだったと言ってもいい。『しっかり蹴れている』と先週は言い続けていたように、シカゴでのことは例外的な出来事だ。自信を持って試合に臨むことができた」
- 練習のため行った第1Qのオンサイドキックは、カバーチームのプレーが悪く失敗に。キックがちゃんと10yds過ぎているのにCBブラックモンやRBジャクソンが遠慮して目の前のボールに飛び込まず、相手にキャッチされてしまった。「むこうは誰も予想していないと思ったんだけどね。完璧なタイミングで、いい感じで蹴れたんだけど」とKクロスビー。
- QBブレット・ファーヴは今季のパス成功率が66.5%となり、2003年の65.4%を上回ってキャリア最高の成功率となった。QBレーティング95.7もキャリア3番目の好成績。
- 第1QのQBブレット・ファーヴの21ydsスクランブルは今季彼の最長ランだっただけでなく、この9年間で最長とのこと。「あれでオフェンスにリズムができたよね。1stチームオフェンスは序盤に結果を出さなきゃいけなかったけど、あれで流れができて、みんなが波に乗った」とQBノール。
- QBブレット・ファーヴは右にロールアウトしてTEフランクスへの4ydsTDパスを決めたあと、その勢いで主審のピーター・モレリとぶつかりそうになり、ついでに審判の手を3回叩いてセレブレーション、というユニークなシーンがあった。「振り向いたらちょうど彼がそこにいたんだ。誰か一緒に祝う相手を探していて、ちょうどそこにいた人の服には縦縞が入ってたというわけ。こんなこと初めてかどうか、自分でもよくわからないな。僕のセレブレーションは全て自然発生的なもので、計画したことは一度もない。今度も同じだよ。罰金にならないといいけど」
- SSアタリ・ビグビーはこれで今季5インターセプトとなり、CBウッドソンを抜いて今季チーム1位に。
- この日10得点を追加したKメイソン・クロスビーは計141得点となり、今季NFL最多得点を達成した。
- 141得点のKクロスビーはKライアン・ロングウェルの記録(2000年の131得点)を破り、パッカーズのキッカー専門選手としてシーズン最多得点記録を達成した。キッカー専門選手以外では、RBポール・ホーナング(キッカー兼任)が1960年に176点(15TD・15FG・41PAT)を挙げている。
- パッカーズはライオンズに対してホームで17連勝し、1991年以来負けていない。(ミルウォーキー含む)
- パッカーズはこの14年間のシーズン最終戦で13勝1敗。1994年以来、シーズン最終戦に敗れたのは2002年シーズン最後の@ジェッツ戦だけ。