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Notebook: RBライアン・グラントの評価
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年9月15日
- RBヴァーナンド・モレンシーは水曜の練習が復帰へのテストでもあったが、木曜は痛みがひどくてほとんど練習に参加できず、欠場がほぼ確実に。
- この日の練習ではRBジャクソン、RBウィン、新加入のRBライアン・グラントの3人が交替で1stチームに入った。グラントは開幕戦はアクティブ登録されただけで全く出場しなかったが、入団から10日以上経ったことで、今回は戦力としてアテにされている。グラント本人によると、出番はおそらく3rdダウンとスペシャルチームになるだろうとのこと。とすると、前回は3rdダウンバックに固定だったRBウィンを1stダウンや2ndダウンでも積極的に起用するつもりかもしれない。
- RBライアン・グラントはどのRBに似ていると思うかと聞かれたエドガー・ベネットRBコーチは、質問が終わらないうちに「ドーシー・レヴェンズ」と即答した。「背番号が同じ25番、ということだけじゃなくドーシーを思い出させる、と本人にも言ったんだ。『25番の出来がふがいないとドーシーから俺に苦情が来るようなことはしないでくれよ』 とね。本当に似ている点が多い。ドーシーの方が少し大きかったけどね。ドーシーが230ポンドぐらいでライアンは220とか218だ。しかしプレースタイルが似ているのは見ればわかるはずだし、私は気に入っている。彼はスラッシャーで、前傾をしっかり保ち、パワーと加速力がある。キャッチもできる。必ずチャンスは来るよ」
- RBグラントは今月初めに解雇されるまで2年以上ジャイアンツに所属していたので、コーチ陣からあれこれ聞かれるのは当然のこと。旧所属チームの情報を新チームに流すのは(プレーブックは退団時に返却しなければならないが)、サインを盗むのと違って100%合法な行為なのだ。「でもね、みんなが思うほど(の情報量)じゃないんだよ」と本人。
- WRグレッグ・ジェニングス(ハムストリング)は木曜の練習にも参加したが、また痛みが出てきたとのことで、出否は微妙になってしまった。
- ヒザを痛めている5番手WRカーライル・ホリデイは木曜の練習に参加できず、ジャイアンツ戦欠場が濃厚となった。もしジェニングスとホリデイが欠場となるとWRはわずか3人という緊急事態。「WRのデプスは心配だ。あと1つのケガで、使えなくなってしまう隊形が出てくるU。ゲーム・プランニングの上で避けたい事態だが、それが我々の現実でもある。多少の代替策はあるけれど」とマッカーシーHCもさすがに心配そうなコメント。
- WRといえばコーレン・ロビンソンは昨年10月17日から1年間の出場停止処分を受け、刑務所に服役後は地元グリーンベイでトレーニングを続けている。処分中の選手は終了60日前から復帰願いを提出できるので、すでに書類の提出は済ませたと代理人は明らかにしている。今後は、アルコールや薬物の問題(ロビンソンはアルコール)をクリアできているかどうか、NFL側の求める全てのドクターの診察を受け、その上でコミッショナーが復帰の可否を判断することになっている。復帰許可が下りて出場可能となるのは、早くて10月29日のブロンコス戦となる。
- WRコーレン・ロビンソンは処分期間中はチーム施設に立ち入ることができないので、練習を終えたCBジャレット・ブッシュが訪れて一緒にワークアウトをしたりしている。復帰可能となってもパッカーズがロースターに入れるかどうかわからないが、「コーレンは極めてハードに練習していて、最高の体調で復帰できると期待できる。フットボールの体となると2、3週かかるかもしれないが、彼はトレーニングに打ち込んでいるし、復帰すぐからチームに貢献できるはずだ」と代理人は主張している。
- TEドナルド・リーはヒザの問題で木曜の練習にフル参加しなかったが、こちらはさほど心配ないと見られている。TE陣はもともと2人しかいないので、もし1人負傷したら即緊急事態となってしまう。
- 前日休んだDEキャンプマンとRGスピッツは練習に復帰している。RGスピッツはふくらはぎを厳重にテーピングし、まだフル参加ではない。既報どおりRGジュニアス・コストンが初先発の見込み。
- FSニック・コリンズが前日の練習を欠席したのは、男の子が産まれたため。
- CBウィル・ブラックモンが親指骨折から回復途上のため、今週も開幕戦と同じくCBウッドソンがパントリターナー、CBトラモン・ウィリアムズがキックオフリターナーを務める、とストックSTコーチは明言している。