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Day 18: LTクリフトンはパスラッシュドリル全勝
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年8月16日
- 今キャンプでは初めて、雨のため午前の練習が室内練習場に変更となった。
- LBニック・バーネットは腰の張りのため午前中だけ休んだ。CBアル・ハリスも(先週から痛めていた)腰の問題のため午前の途中で退場したが、午後には復帰している。前夜のボーリング大会について聞かれたマッカーシーHCは、「今日になったら2人も腰の問題が出てきたわけだから、賢い企画だったと言えるかどうか」と自嘲気味。
- LTチャド・クリフトンのパスプロテクションは鉄壁といってよく、今キャンプでのパスラッシュドリルでは全勝をキープしているらしい。ヒザに爆弾を抱えているだけにプレー機会そのものが多くないが、今のパッカーズDLはかなりレベルが高くなっているだけに価値がある。
- いつもどおりLTクリフトンは午前の練習を休んだためジュニアス・コストンが1stチームの左タックルに入ったが、チーム練習では(前日に続き)フォルススタートを犯して交代させられ、パスラッシュドリルでもDEバジャ=ビアミラ相手になすすべなし。
- キックオフやパントのカバーチームでは、これまでWRファーガソンが素晴らしい能力を発揮してきたが、今年はWRカーライル・ホリデイのプレー内容が上回っているようだ。プロ入り時の40yds走は4.55秒とさほど速くないが、身長6フィート2(188cm)、217ポンド(98kg)とWR陣では最もデカい。「あまり速くないという者も多いだろうが、私に言わせれば、40yds走のタイムなど知ったことではない。スティーラーズ戦で彼が後ろから追いついたのは相当速い選手(WRセドリック・ウィルソン)だよ。もしロースターに残れれば、彼はスペシャルチームで素晴らしい仕事をしてくれると思う。しかしロースターに残るためには、レシーバーとスペシャルチームの両方で頑張らなければならない」とマイク・ストックSTコーチ。問題のレシーバーとしてのプレーは、評判のよかったミニキャンプやOTAと比べると今キャンプ序盤の内容はやや期待外れだったが、このところはずいぶん盛り返している。
- 先発のドライバーとジェニングスに次ぐWR陣の序列は、3番手のジェームズ・ジョーンズ(3巡指名)と4番手のルヴェル・マーティンまでは固まりつつある。(WR5人枠とすれば)最後のイスをホリデイ、ファーガソン、ボディフォードが争っている。
- TEザク・アルコーンも7巡指名のTEクラーク・ハリスも相変わらずプレー内容がパッとせず、「こんなレベルでは3人目のタイトエンドをキープする意味はない」という見方が支配的になりつつある。今月末から開幕までに他チームから放出されてくる選手を物色するしかなさそう。
- 午前の練習では、プレー番号を書いたアームバンドをディフェンス全員が装着してプレー。相手オフェンスがノーハドルで攻めてきた場合に混乱しないように、との試みらしい。
- LBバーネットが抜けた1stチームのミドルLBには、6巡ルーキーのLBデズモンド・ビショップが入った。
- LB A.J.ホークが2プレー連続で素晴らしいパス守備を見せた。最初はWRジョーンズへのパスをティップし、その直後にQBファーヴのパスをインターセプト。
- ストロングセーフティでは、この日はマーカンド・マニュエルが1stチームに復帰したが、タイロン・カルヴァーやチャーリー・ペプラーも数プレーずつ1stチームでプレーしている。
- パントリターナーは、CBウィル・ブラックモンがWRボディフォードを抜いてCBウッドソンに次ぐ序列2位になったようだ。スティーラーズ戦の最初のパントリターンでは、結局マイナス4ydsとなったものの鋭い動きで4人のタックルをかわしている。今年はウッドソンをリターナーとして使わないという判断がされる可能性も十分ある。
- この日のキッカー対決はKクロスビーもKレイナーも7本全て成功させて互角。この日はKレイナーが正ホルダーのPライアンと組み、KクロスビーはQBロジャースとのコンビだった。