過去の記事 |
2007年 >
06月 >
OTA Notebook: WRホリデイが3番手争いをリード?
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年6月20日
- 3週間にわたったOrganized Team Activities(OTA)も月曜日に最終日を迎えた。
- この日は主力選手の欠席が多く(というよりも出席免除)、若手中心の練習。OL対DLの小競り合いが何度も勃発している。
- オフェンス・ディフェンス・スペシャルチームとも、2007年シーズンの全スキームのインストールが完了した、とマッカーシーHC。昨年と比べ不要な部分を減らしてプレーブックをスリムにし、大事な部分のプレー内容をシャープに、という意図とのこと。
- 昨年夏にヒザの前十字副靭帯(ACL)を断裂したSマーヴィール・アンダーウッドが、数スナップだが初めてチーム練習に復帰した。
- 1巡指名のDTジャスティン・ハレル(上腕二頭筋)は今回のOTAでもチーム練習に参加せず個人ドリルにとどめた。「彼は3人の若手DLと一緒にずっと居残り練習をしている。彼のケガについて、我々は無理せず慎重に行こうとしているだけだ。完全復帰も目前だと(チームドクターの)パット・マッケンジーは考えている。あと2週間か3週間待てば、ドクターが安心してOKを出せるレベルまで回復できるだろう」とマッカーシーHC。
- 強風のせいかWR陣のパス落球が多く、落とさなかったのは3巡ルーキーのWRジェームズ・ジョーンズと5巡のWRデヴィッド・クラウニーだけだった。
- 若手WRたちによる3番手争いは、ここまではカーライル・ホリデイがリードしているとの噂。昨年12月にカーディナルスから解雇されたところをパッカーズが獲得した選手で、ノートルダム大では3年まで先発QBをしていた(後任がQBブレイディ・クイン)。野球では2000年にNYメッツにドラフトされ、トリプルAで左翼を守って打率.321の成績を残している。
- 逮捕されたLBニック・バーネットがリーグ側から何らかの処分を受ける可能性についてマッカーシーHCは、「可能性はある。誰もが知っているとおり、規律の強化はこのところ非常に重要視されている問題だ。我々としても注意深く成り行きを見守っていく」
- 今年出場停止処分を受けたのは何度も警察沙汰を繰り返した選手ばかり。LBバーネットは初犯なので、出場停止にはならずに済むかもしれない。「しかし、1回だけだからといって私は正当化するつもりはない。起きてはならないことだからだ。我々はこの過ちから学ばなければならない。二度とあってはならない」とマッカーシーHC。