グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年6月18日

QBファーヴをもっと動かそう

昨季はポケットの中で動かないことの多かったQBブレット・ファーヴだったが、今年はもっとポケットを動かそう、とマッカーシーHCと話し合っていることを明らかにした。ロールアウト、ブーツレグ、キープパスといったムーヴメント・プレーはQBファーヴの得意とするところだ。「思うに、去年のウチは僕を十分に動かさなかった。僕が最も得意とするプレーだと思うんだよね」

「マイク(マッカーシーHC)と今年ずいぶん話し合っているんだけど、彼は去年よりもQBを動かすつもりだ。だから僕もそれに備えなきゃならない。以前と比べて、疲れやすくなっているのは確かだからね。1つのプレーを終えて次のプレーでまた動けるよう、(心肺能力など)体を作っておかなきゃならない」

「ブレットをもっと動かすべきだったのでは、というのが私の反省のひとつだ。自分としては、懸念があったためそうしたのだが、今はその懸念も解消されているし、今後は増やす方向で考えている。ブレットは今でも、動きながらのプレーが非常に効果的だと思う。だから、ブレットをよく知っているチームは、ディフェンシブエンドをワイドにセットして、彼の動きを封じようとすることも多いのだ」とマッカーシーHC。懸念が何だったかはコメントを避けたが、OLにルーキーが3人、ドライバー以外のWRが全員ルーキーだったりしたため、プレーをシンプルにせざるをえなかったものと見られている。

今年もファーヴは(ミシシッピにいるときは)トレーナーを雇って体幹部の強化に力を入れているが、それ以外にもクォーターバックのプレーに即したトレーニング内容を工夫している。バンジー・コードを体に結び付けて負荷をかけながら、ドロップバックやロールアウトをする。心拍計をつけて、全力で動いたあとの回復の早さを重視する。

「トレーニングってのは自分のポジション次第で変わってくるからね。僕がやっているのは、自分のプレースタイルに合わせたトレーニング内容だ。ポケットでの動き、(パスラッシュしてくる)最初の1人をかわす動き、最初の一歩を速くすること。40yds走を速くすることではなく、ポケットで動き回ったり、体勢を崩しながら投げられるように、ということだ」

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