過去の記事 |
2007年 >
06月 >
OTA Notebook: RBジャクソンが合流
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年6月 2日
自由参加のOrganized Team Activities(OTA)が始まった。
- QBブレット・ファーヴとQBアーロン・ロジャースはミニキャンプではリハビリ途上のため11on11練習に参加していなかったが、今回は2人ともドクターから完全にOKが出て、初日からフル参加している。
- ミニキャンプでは軽くしか投げていなかったファーヴだが、今回はビシビシ投げている。2ndチームでプレーするQBアーロン・ロジャースも(ミニキャンプからそうだったが)シャープな出来。
- 初めてベテラン組との練習となった注目の2巡指名RBブランドン・ジャクソンは、人ごみの中でボールを取られないよう守るボール・セキュリティ・ドリルで、誰かから下腹部をヒットされ、うつぶせにばったり倒れるアクシデントがあった。「これがホントのボール・セキュリティ」とPress-Gazette紙はあまり上品でないジョークを書いている。
- RB陣では、まず最初にRBモレンシーが1stチームに入り、その後で(1stチームに)RBブランドン・ジャクソンが入った。
- DEキャンプマン(ヒザ)は不在だがDEバジャ=ビアミラが昇格することはなく、DEモンゴメリーが左DEに入っている。DEバジャ=ビアミラはオフサイドの反則をすると2ndチームからも下げられるシーンがあった。
- CBハリスとCBウッドソンの両先発が不在のため、CBウィル・ブラックモンとCBパトリック・デンディが1stチーム。新加入のCBフランク・ウォーカーがニッケルバックを務めている。
- ディフェンスの"Play of the Day"はLB A.J.ホーク。ファーヴからWRドライバーへのパスを華麗にワンハンドキャッチした。
- TEババ・フランクスは今回も2ndチームでプレーし、1stチームはまずTEドナルド・リー、そしてTEトリー・ハンフリーが入っている。
- パントリターン練習では、WRジェニングス、WRショーン・ボディフォード、3巡指名のWRジェームズ・ジョーンズ、CBブラックモンの4人がリターナーを務めた。強い南風にボールが流され、マフせずに全球しっかりキャッチできたのはWRボディフォードだけだった。
- 敵陣45ydsから相手レッドゾーンに落とすパント練習では、Pジョン・ライアンがPデヴィッド・ロニーをやや上回った。しかしPロニーにロングスナップしたのは7巡ルーキーのTEクラーク・ハリスで、かなり不安定だった。
- 名目上は自由参加でもコーチとしては全員に出てほしいのがOTA。しかしちょっとでも強制すると選手会から苦情が来るので文句も言えず、立場の強い有力選手になるほど欠席率が高いものだ。主力の中で欠席しているのはCBハリスとCBウッドソンの両先発ベテランCB。それにDTピケットとDTコーリー・ウィリアムズも欠席している。
- CBハリスとCBウッドソンとDTピケットが欠席して独自でトレーニングするのは昨年と同じで、今年も予想されていたこと。DTコーリー・ウィリアムズの欠席が意外だったので「契約延長の問題が背景にあるのか」という見方もあったが、代理人が否定。「母親代わりで育ててくれたお姉さんが脳梗塞の発作で、急きょそちらに向かった。状態は回復してきているがまだICUだ。お姉さんのことがなければ出席の予定だった」
- 1巡ルーキーのDTジャスティン・ハレル(上腕)はまだチーム練習は控えて個人ドリルのみ。RBデショーン・ウィン(ふくらはぎ)とWRファーガソン(足)は来週あたりから復帰できるかもしれないとのこと。DEキャンプマン(ヒザ)については「もしシーズン中なら今週でも出場できるが、今は慎重に」とマッカーシーHC。ミニキャンプで背中を痛めたRGジェイソン・スピッツはすでに復帰している。
- ジョン・ジョーンズ社長の(事実上)解任騒動についてマッカーシーHCは、「フットボール部門には全く影響はない。誰もがハーラン会長および経営委員会のリーダーシップに全幅の信頼を置いている」と語っている。