グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年5月21日
- ミニキャンプ2日目。前日出席できなかった6巡b指名LBデズモンド・ビショップが合流し、いっぽうCBチャールズ・ウッドソンは土曜朝の練習に出席したあと個人的事情のため許可を得てミニキャンプを去っている。ウッドソンは今年もOrganized Team Activities(OTA)は全休して独自でトレーニングをする予定とのこと。
- 11on11練習ではQBイングル・マーティンが1stチームでプレーし、前日と比べてかなりよい出来だった。2ndチームはドラフト外ルーキーのQBポール・トンプソンとQBジェリー・バブが交互に入っている。
- QBブレット・ファーヴは、昨季最終戦でプレーして以来パスを投げるのは今回のミニキャンプが初めて。足首が万全でないため11on11には参加せず、ごく軽めに投げている。久しぶりなので腕に張りは感じる、といった程度で、痛みはないとのこと。
- OTチャド・クリフトンが午前の練習を休んだ(午後は復帰)ときにはOTジョシュ・バーク、そしてOTオーリン・トンプソンが1stチームの左タックルに入った。
- 1stチームにTEドナルド・リー、2ndチームにTEババ・フランクスという序列は2日目も変わらず。
- 2番手FBの座を争うルーキーたちの中で、ドラフト外入団のFBコーリー・ホワイトが素晴らしいランアフターキャッチを見せてアピールしている。
- この日最高のプレーは3巡ルーキーのWRジェームズ・ジョーンズ。CBペプラーやCBトラモン・ウィリアムズを抜いてQBロジャースからのロングTDパスを見事にキャッチした。
- CBウィル・ブラックモンは常に1stチームのニッケルバックとしてプレーし、FA加入のCBフランク・ウォーカーとCBパトリック・デンディが2ndチーム。土曜午後にCBウッドソンとCBハリスが抜けると、ブラックモンとデンディが1stチームに昇格した。「1stチームのメンバーと一緒に入ることが僕にとって重要だった。去年は(足の骨折のため)OTAもトレーニングキャンプも出られず、復帰したのはレギュラーシーズンに入ってから。ぜんぜん練習量が足りなかった」とブラックモン。
- LB陣は1stチームが昨季と同じで、2ndチームはLBロリー・ジョンソン、LBトレイシー・ホワイト、LBスペンサー・ヘイヴナーの3人。(ポジションは不明)
- 1巡指名でDTジャスティン・ハレルという強力なライバルが入団したことについて、DTコーリー・ウィリアムズ。「テレビで見ていて、『うわー、1巡でDT指名だ。本当かよ』 って感じだった。僕としては、さらに上のレベルを目指さなきゃいけない、という警告のようなものだ。できるだけの努力を続けるだけだよ。(スターターになるとハレルが語ったことは)僕のやる気の元になるね。彼は若いんだし、その心意気はいいことだと思う。誰でもそうあるべきだよ。その姿勢には敬意を払うけど、バトルになるだろう。そしてそのバトルに負けるつもりはない」
- よってたかってボールをかき出そうとするボール・セキュリティ・ドリルで、5巡指名のWRデヴィッド・クラウニーだけがボールを奪われた。
- 先日のルーキー・ミニキャンプでふくらはぎを痛めて今回休んでいる7巡指名RBデショーン・ウィンは、今月末のOTAには間に合うだろうとのこと。
- 初日の練習で太ももを打撲したDEバジャ=ビアミラは練習を休んでいる。
- 移籍した有力選手が自分の望む背番号を手に入れるため、すでにその背番号を着けていた選手に数万ドルを支払うのはよくある話。テキサンズにFA移籍したRBアーマン・グリーンもそのつもりでSジェイソン・シモンズにおそるおそる話をもちかけたが、シモンズからのオファーは意外にも、「(慈善目的で)シングル・ペアレントのための住宅の頭金を負担するなら」というものだった。グリーンも、「ぜひそうさせてくれ。どこ宛に小切手を書けばいいか教えて」と大喜びで取引に応じた。「金が相手のポケットに入るのではなく家を必要としている人の手に渡り、新しい生活を始められるなら僕もうれしい」