グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年3月28日

補償ドラフト指名権として7巡を1つ獲得

Compensatory Draft Pick つまり補償ドラフト指名権(用語集へ)とは、前年のFA選手流出の量に応じてリーグから配分されるドラフト指名権のこと。このほどリーグ側から発表があり、パッカーズは7巡指名権を1つもらえることになった(全配布リスト)。昨年大物FA補強をしたパッカーズは何ももらえないだろうと予想されていたため、7巡1つでも十分ありがたいという見方がほとんどだ。

昨年のパッカーズからFA移籍したのは(解雇した選手はカウントされない)、Cマイク・フラナガン、QBクレイグ・ノール、LBパリス・レノン、Kライアン・ロングウェルの4人。FAで獲得したのはDTライアン・ピケット、CBチャールズ・ウッドソン、Sマーカンド・マニュエルの3人。Compensatory Pickは各巡32個の後に付け足す形となっていて、トレードに出すことはできない決まりになっている。今年パッカーズが受け取るのは7巡33位で、つまり本来の32位(優勝したコルツ分)の直後をもらうことができた。

2005年にOTスティーヴ・モーリーをトレードに出してジェッツから7巡指名権を受け取っているので、これで7巡指名権は3つ。現時点で今年のパッカーズの指名権は以下の9つとなっている。

1巡16位
2巡15位 (全体47位)
3巡14位 (全体78位)
4巡13位 (全体112位)
5巡20位 (全体157位)
6巡19位 (全体193位)
7巡18位 (全体228位)
7巡25位 (全体235位)
7巡33位 (全体243位)

現在のパッカーズでは、WRドナルド・ドライバー、RTマーク・タウシャー、Cスコット・ウェルズの3人が7巡指名入団から中心選手に育っている。また近年のCompensatory Pick指名選手としては、昨年のT/Gトニー・モール、Cスコット・ウェルズ(2004年7巡)、RBナジェ・ダヴェンポート(2002年4巡)、TEデヴィッド・マーティン(2001年6巡)、QBアーロン・ブルックス(1999年4巡)、QBマット・ハッセルベック(1998年6巡)、CBタイロン・ウィリアムズ(1996年3巡)、DEキース・マッケンジー(1996年7巡)などがいる。

カテゴリ : Draft