グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年3月 6日

RBアーマン・グリーンがテキサンズとの契約に合意

フリーエージェントとしてヒューストンを訪問していたRBアーマン・グリーンが、テキサンズとの契約に合意した。契約ボーナス$6.5ミリオンを含む総額$23ミリオンの4年契約と見られている。先日報道された「本人は3年$15ミリオンを希望したがチーム側が同意せず」という説が本当だとすれば、それを大幅に上回るオファーであり、パッカーズ側が対抗できる額ではなかった。「オーバーペイしない」方針のトンプソンGMにとってはなおさらのこと。

「チームを去るのは誰にとってもつらいことだと思う。子供が、友達のたくさんいる学校から転校させられるようなものだ。いいことも悪いことも両方あったけれど、やはり去るのはつらい」とアーマン・グリーン。パッカーズでの7年間で1000ydsラッシング6回、プロボウル出場4回。8162ydsラッシング(平均4.5yds)、53TD。パスキャッチ347回2708yds、14TD。ジム・テイラーの持つ球団ラッシング記録に、あとわずか45ydsと迫っていた。

新たに先発RBを探すことになったパッカーズだが、今年のFA市場で最有力RBのトラヴィス・ヘンリーはブロンコスと本格的な交渉に入っている。まだ28歳で昨季1200ydsを走ったので一番人気は当然だが、RBグリーンよりも高額を求めるのは明らかで、パッカーズがそれに応えるとは考えにくい。ライオンズはトレードで獲得したRBテイタム・ベルを再びトレードに出す意図があるようなので、パッカーズが感触を探っているとの噂もある。ただしトレードは「両チームにとってよい結果になるように」とするものなので、足を引っ張りたい同地区チームとのトレードが成立することは非常に希だ。

以上のようなことを考えると、トップクラスの大物FAは避けて、そこそこのベテランを獲って大きな穴をふさいでおき、ドラフト上位でRBを指名する、という流れが現実的か。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player