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FA Notebook: キャップの空きはNFL7位
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年3月 2日
- いよいよフリーエージェント解禁日がやってきた。正確には東部時間の3月2日深夜0時01分、グリーンベイ時間では3月1日23時01分からFA期間がスタート。今年は350人ほどの選手がフリーエージェントとなる。
- DEジェンキンズの契約延長がまとまったため、Journal Sentinel紙によると、2007年度パッカーズのサラリーキャップの空きは$21.4ミリオンとのこと。この数字は公式に発表されるものではなく、また各選手の契約内容(インセンティブ等)が非常に複雑なので、メディアによって数字が違い、必ずしも全面的に信頼できるものではない。
- 同じくJournal Sentinel紙によると、現在パッカーズよりもキャップに余裕があるのは6球団。49ers($37.3ミリオン)、ビルズ(32)、ブラウンズ(26.6)、カーディナルス(25.6)、ジャガーズ(24)、ペイトリオッツ(21)。この試算の後にビルズはDEクリス・ケルセイと長期契約を結んでいるが、それでもパッカーズよりは多いはず。
- キャップの空きがたくさんあっても、スターターが何人もFAとなる(つまりその分がキャップに含まれていない)チームは、戦力を保つために補強が必要になるわけで、実質的なキャップの空きはあまりないことになる。今年のパッカーズの場合、FAとなる主力選手はRBグリーンだけ。
- RBアーマン・グリーンとの契約交渉は続いているが、このままFAとなる公算が大きくなってきた。本人は最近のTVインタビューの中で、「パッカーズには戻りたいが、1年契約を受け入れるぐらいならFA市場での価値を知りたい」と語っている。パッカーズ側は、要求があまりに高額なら、FA市場での値段を見てから改めて再契約交渉すればいい、という心構えなのかもしれない。
- 一昨年秋に負った大腿四頭筋腱断裂の大ケガについてRBグリーンは、「ドクターのパトリック・マッケンジーは、復帰2年目はさらに良くなる、と言ってくれた。うずうずして来季を待っているところだ」と語っている。
- 先日ラムズを解雇されたOGアダム・ティマーマンは、1998年までパッカーズに在籍し、両球団でスーパーボウル制覇を経験している。すでに35歳となり衰えは隠せないが、引退するつもりはないと本人。ただしパッカーズ側はこれまで興味を示した様子はない。
- WRランディ・モス(OAK)についての最新のネット上の噂。モスと交換に1巡指名権を求めたレイダーズに対し、パッカーズからのカウンターオファーはQBアーロン・ロジャースだったとのこと。根も葉もないかもしれない。