グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年1月 5日

マイク・マッカーシーHCが今季を総括

マイク・マッカーシーHCが今季最後の記者会見を行い、シーズンを振り返った。

「今シーズンについては複雑な心境だ。我々が成し遂げてきた数多くの事柄について、私は誇らしく思っている。しかしプレーオフに行けなかったのは残念だ。私がチームをプレーオフに導くことができなかったことに失望している。ここにきてチームの健康状態が非常によく、今季最高のフットボールができるようになっていたからだ。トップに立つまでは完璧に満足することなどできないだろう。だから、今季成し遂げたことに満足してはいるが、我々にはやるべき仕事がたくさん残っている」 

ファーヴに現役続行を説得することについて。 「帰ってきてほしいことはしっかり伝えてある。しかしそのために補強をどうする、といったことを約束はしない。『なあブレット、君が戻ってくれるなら誰々を獲るよ』 などと私もテッド(トンプソンGM)も決して言うことはないのだ。どのようにフットボールチームを作るべきかというテッドの信念は、決して揺れ動いたことがない。我々はあらゆる選択肢を検討はするが、誰を獲ると約束することは決してないし、ブレット・ファーヴが帰ってきてくれるようエサをぶらさげるようなことはしない」

「ブレットは(自分たちが説得しなくても)必要な情報は全て手に入れている。このところかなり話し合いはした。しかし決断のために彼がこれ以上何か知る必要などないのだ。去年であれば、もっと疑問点はあっただろう。新しいコーチ、新しいスタッフ、新しいシステム、新しいオフェンスの用語。今年よりも疑問点がずっと多かったはずだ。今年に関しては、全ての事実は彼の前にもう揃っている。あと必要なのは、ブレットとディアナがここを離れ、感情的なものを取り除き、100%の確信を持てるまでじっくり考えることだけだ」

「テッド・トンプソンと私はブレットとじっくり話し合いをして、純粋にいち選手としてどう評価しているかを彼に伝えた。過去の業績とは関係なしに、今の彼をどう考えているかを伝え、その上で彼に帰ってきてほしいと我々は話した。その後で、どのように考えているかを彼が話した。球団全体が彼をどのように感じているか、ブレットは完全に理解している」

今季もっとも成長した選手としてマッカーシーHCが名前を挙げたのはLGダリン・カレッジ。「トレーニングキャンプ(いったん先発の座を失った)を考えると、若手の中でも彼が最も成長を見せたと思う。彼のパフォーマンスにはとても感心した」

今オフに大きな手術を予定している選手はいない、とのこと。

新オフェンシブ・コーディネーター探しについて、前任者と同じようにゾーンブロッキングの経験のある人物が望ましいということは認めたが、やはり具体的な名前は挙げなかった。 「2、3週のうちには決めたい。昨日にでも決められたら言うことはないが、必要な調査を全て終えてから決めたいからね。リーダーシップをとるポジションであり、その資質が求められることになる。それから私としては、今のパッカーズにフィットする人物、ということを何よりも重視している。というのは、我々オフェンスのスタッフによって確立された方向性というのがすでにあるわけだからね」

ジャゴジンスキーOCを除いて、コーチ陣の変更はないと示唆。「変更は予想していない。しかしコーチ人事も、他の事柄の検討と何も変わらないのだ。あらゆる可能性を検討する。今後4日間は、今季のコーチングスタッフの全ての仕事について、たくさんの話し合いが行われることだろう」

カテゴリ : Coach/Front Office