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Notebook: 基本練習の繰り返し
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年12月 2日
- フットボールの95%は「基本」が決める、というのがマッカーシーHCの信念だという。「基本的なことが常にカギとなる。重要なのは、細かいことの積み重ねなのだ」
- 極めて若いチームだけに、シーズン後半に入っても基本重視の練習は変わらない。今週のオフェンス練習での重点はブロッキングのフットワーク。カットブロックでも、何歩ステップしてからカットするかをコーチは強調していた。ディフェンス練習での重点はアラインメント。一歩近くセットするか遠くセットするかで、相手ブロックを振り払うのに大きな差が出てしまうからだ。
- パッカーズのパス守備はヤーデージではNFL29位の平均232.7ydsを許しているが、相手パス成功率は57.0%でNFL8位の好成績。一発ロングで一気に進まれるパターンが数字にも表れている。「とにかくビッグプレーをなくさなくてはならない」とボブ・サンダースDC。
- ギブスを着けた状態で初のフルパッド練習を無事に終えたLBニック・バーネットは、問題なく機能することができた、と振り返っている。「コーチたちはフィルムを見て、僕が手をかばうとかしていないかチェックするだろう。しかし僕はしていない。あとは、出場させるか決めるのはトレーナー、ドクター、コーチたちだ」
- 初先発予定のSタイロン・カルヴァーについて、「セーフティというのは、ディフェンスの中ではミドルLBと並んで主要なディシジョンメーカーだ。若い選手をそういった責任の重いポジションでプレーさせるのは、確かに大きな挑戦だ」とマッカーシーHCは語っている。Sカルヴァー本人は、「相手が若いセーフティを見たら、プレーアクションで引っ掛けようとしたり、アグレッシブさを利用しようとするかもしれない。でもそれを除けば、普段の試合と変わらないよ。リラックスして、そういったことを忘れないようにすることだ」
- 今季4インターセプト、15パスディフェンドを挙げているCBチャールズ・ウッドソンは、いくつものケガに悩まされながらも十分な働きをしていると言える。「彼は毎週安定したプレーを続けている。ものすごく嗅覚に優れた選手だ。しっかりしたポジションを取り、フィジカルにプレーする。いいタックルもたくさんある」とボブ・サンダースDCは称賛している。
- 末期がんの父と会うためにカナダに帰っていたPジョン・ライアンが、木曜の練習から復帰している。「今はフィールドに戻って、精神的にも肉体的にもフットボールで一杯になることが、つらい状況から離れるためにも一番いいことだと思う」とマイク・ストックSTコーチ。
- わき腹を痛めてシーホークス戦を欠場したTEデヴィッド・マーティンは今週も水・木と練習を休んでおり、出否は微妙なところ。
- このところのスペシャルチーム不調について、マイク・ストックSTコーチ。「(ケガ人が多いため)なかなか固定したメンバーで戦えないのは確かだが、それは言い訳にならない。大事なのは、みなちゃんと訓練を受けているということだ。キャンプからずっとやっているのだから。何をすべきか、どうやるべきかは全員が知っている。問題はそれが実行できていないということだ」