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Packers 23 - 17 Vikings
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月13日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (4-5) |
10 |
7 |
3 |
3 |
23 |
Vikings (4-5) |
0 |
14 |
0 |
3 |
17 |
前半は両軍オフェンスがビッグプレーを連発して点の取り合いとなるが、後半はディフェンシブな展開に。前半には不振だったパッカーズのパス守備が立ち直ってわずか109ydsしか許さず、オフェンスも少ないチャンスにFGを追加してターンオーバーを犯さずに逃げ切りに成功した。
第1Q、両者3&アウトのあと、GB陣15からのパッカーズはWRドライバーへの27yds、22yds、20ydsパスでゴール前に迫るが、3rdダウンインチズでのランがロスタックルに終わり、20ydsFGで先制。ヴァイキング攻撃は最初のプレーでLBポピンガがファンブルフォースしてGB陣22でDTコーリー・ウィリアムズがリカバー。RBグリーンのランで再びゴール前に迫り、最後はRBヘロンへのパスでタッチダウン。MIN陣28からのヴァイキングスは自陣37でギャンブル成功し、WRテイラーへのパスでGB陣に入って第2Qへ。
第2Q、ヴァイキングスは最初のプレーでWRマクマレンに40ydsパスが通ってタッチダウン。パッカーズが3&アウトのあと、MIN陣18からのヴァイキングスはWRベセル・ジョンソンへの35ydsパスでGB陣に入る。3rdダウン9でRBチェスター・テイラーへのパスが通り、ゴールライン付近でファンブルするがWRマクマレンがリカバーして逆転タッチダウン。GB陣23からのパッカーズは、TEマーティンへの11ydsパスで1stダウンを取るがそこまで。MIN陣15からのヴァイキングスは、WRベセル・ジョンソンへの40ydsパスでGB陣に入るが、反則もあって得点圏に入れず。2ミニッツ明け、ナイスパントでGB陣3からのパッカーズは、WRジェニングスへの12ydsパスで1stダウンを取り、WRドライバーへの82ydsパスが決まって逆転。MIN陣20からのヴァイキングスはラン3回で1stダウンを取るが、最後はDTジェンキンズのサックで前半終了。
第3Q、キックオフリターンTDが反則で取り消しとなってMIN陣6からのヴァイキングスは、RBテイラーの10ydsランで1stダウンを取るが反則もあってパント。GB陣30からのパッカーズは、WRルヴェル・マーティンへの13ydsパスで1stダウンを取るが後が続かず。MIN陣20からのヴァイキングスはサックが効いて3&アウト。GB陣43からのパッカーズはパスキャッチしたWRジェニングスが倒れ際にピッチし、受け取ったWRドライバーが一気にMIN陣7へ(反則コミ)。しかしTDはならず(RTタウシャー負傷)、24ydsFG成功で6点差に。MIN陣30からのヴァイキングスは3&アウトに終わり、GB陣9からのパッカーズはWRジェニングスへの14ydsパスで1stダウンを取るがそこまで。
第4Q、両者3&アウトのあと、MIN陣23からのヴァイキングスは反則で1stダウンを取るがサックが出てけっきょくパント。パッカーズはまたもや3&アウトに終わり、MIN陣20からのヴァイキングスは、ロングパスをCBデンディがGB陣23でインターセプト。パッカーズは、WRルヴェル・マーティン、FBヘンダーソン、TEフランクスへのパスでMIN陣に入り、再びWRマーティンへの20ydsパスでレッドゾーンへ。タッチダウンは奪えず、29ydsFG成功で9点差に。残り2分04秒、ヴァイキングスはWRマクマレンへの18yds、RBムーアへの27ydsydsパスで得点圏に進み、34ydsFG成功で6点差に。残り57秒、オンサイドキックはMIN反則で蹴り直し、2回目はアウトオブバウンズに終わって試合終了。
- QBブレット・ファーヴは24/42、347yds、2TD、INTなし。ランが出ないために苦しい3rdダウンロングが多かったが、42回も投げてインターセプトを犯さなかった。一度もサックされなかったのはパスプロのおかげもあるが、彼自身の動きでパスラッシュをかわすプレーも多かった。
- ラン守備NFL1位のヴァイキングスに、RBアーマン・グリーンは22回55ydsに抑え込まれた。特に後半はチーム全体でたった10ydsラッシング。3rdダウン1を何度も止められる苦しい展開で、最後はパス一辺倒にならざるをえなかった。
- レシーバー陣では、WRドライバーがキャリアハイとなる6回191yds、1TDの大活躍。WRルヴェル・マーティンは3回47ydsで、第4Qにダメ押しFGにつながる20ydsパスキャッチが大きかった。足首が悪いWRジェニングスは3回38ydsだったが、WRドライバーにピッチしてロングゲインにつなげたプレーが光った。
- パッカーズオフェンスは1つもターンオーバーを犯さず、これが大きな勝因となった。ディフェンスは第1QにLBポピンガがファンブルフォースしてDTウィリアムズがリカバー。第4QにはロングパスをCBデンディがインターセプトして2つめのターンオーバー。
- 先発OLはいつも通りだったが、第3QにRTタウシャーが負傷退場するとトニー・モールが右タックルに入り、ルーキーOLが3人に。ラインが押されまくってラン攻撃はほぼシャットアウトされたものの、1つもサックを許さずにパス攻撃を助けた。
- パス守備は前半にいくつもビッグプレーを許して150yds、2TDを献上。しかし後半はわずか72ydsと素晴らしい立ち直りを見せ、大きく勝利に貢献した。後半に許した1stダウンはわずか5回、そのうち3回は9点差となった最後のドライブでのもの。ここ3試合続いているヴァイキングスのオフェンスのスランプに、地元ファンから何度もブーイングが起こっていた。
- ニッケルバックのCBパトリック・デンディは、前半に右サイドライン際のWRベセル・ジョンソンへのロングパスを2回も許す失態だったが、第4Qには汚名返上のインターセプトを決めた。
- 今回もチームで4サックを稼いだ。LBホークが1.5サック、LBポピンガとDTジェンキンズが1サックずつ、LBバーネットが0.5サックとLB陣の好ブリッツが目立った。
- ラン守備は23回90yds(平均3.9)とまずまずの頑張り。現在NFL4位のRBチェスター・テイラーを75ydsに抑えれば上出来か。
- 反則は5回34ydsと少なかった。後半最初のプレーで、相手のキックオフリターンTDが反則で取り消されたのは大きかった。
- パントリターナーにはCBウッドソンが復帰し、6回平均7.2ydsは平均的な数字。
- キックオフリターンは先週同様WRボディフォードが担当したが最初のリターンで負傷してしまい、残り2回はRBヘロンが2回平均22.5yds。
- Kデイヴ・レイナーは20yds台のFGを3本全て成功。しかし第3Qの24ydsFGは左アップライトを直撃し、かろうじて入った。
- Pジョン・ライアンは7回平均51.3ydsと飛距離は申し分なかったが、2回タッチバックがあったのはやや物足りない。
- ケガ人は以下の通り。
- RTマーク・タウシャーが第3Qに相手ゴール前で負傷して退場し、すぐにロッカールームへ(代役はトニー・モール)。試合後のマッカーシーHCのコメントでは、鼠蹊部を痛めたとのこと。
- WRショーン・ボディフォードは最初のキックオフリターンでヒザを痛めて退場し、復帰せず。
- FBウィリアム・ヘンダーソンは最初のパスキャッチの際に負傷退場したものの、すぐに復帰。
- アクティブ登録から外れたのは、WRフランシス、RBモレンシー、FBマイリー、T/Gコストン、DTジョリー、LBホッジ、Sペプラー、それに第3QBのイングル・マーティン。