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Packers 10 - 24 Bills
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月 6日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (3-5) |
0 |
0 |
7 |
3 |
10 |
Bills (3-5) |
3 |
7 |
0 |
14 |
24 |
天気は曇り。気温は8℃。序盤にスペシャルチームとオフェンスのミスで10点リードを許したパッカーズだが、後半にオフェンスが盛り返して同点に。しかしパスカバレッジの大きなミスでTDパスを許すと、敵陣エンドゾーンでインターセプトを犯して逆にダメ押しのTDランを喰らってしまう。ヤーデージでは圧倒しながら4ターンオーバーを犯したパッカーズが、勝率5割とバッファローでの球団史上初勝利を逃した。
第1Q、CBマギーのビッグリターンでGB陣29からのビルズは、TEロイヤルへの9ydsパスで1stダウンを奪うがTDはならず、RBマゲイヒー負傷退場のあと28ydsFGで3点先制。パッカーズはTEマーティンへのパスで1stダウンを取るがパント。BUF陣20からのビルズは、代役RBアンソニー・トーマスのランとFBシェルトンへのパスで2つ1stダウンを重ねるがそこまで。GB陣6からのパッカーズは3&アウト。BUF陣41からのビルズは、3rdダウンでサックが出て3&アウト。
第2Q、GB陣7からのパッカーズは、3rdダウンでLBフレッチャーにINTリターンTDを喰らって10点差に。パッカーズはWRジェニングスへのパス2回でハーフラインまで進むが、スナップミスでファンブルロスト。しかしビルズは1stダウンが奪えず、GB陣12からのパッカーズはWRジェニングスへのパスなどでBUF陣34まで進むがサックが出て結局パント。ビルズは3&アウトに終わるがスーパーパントでGB陣20へ。2ミニッツ明けのパッカーズはTEマーティンへの19ydsとWRジェニングスへの16ydsパスでゴール前に迫るが、またもやスナップミスでファンブルロストして前半終了。
第3Q、GB陣21からのパッカーズは、RBグリーンのランとTEマーティンへの18ydsパスでBUF陣に入るが得点圏には進めず。BUF陣3からのビルズはRBトーマスのラン2回で1stダウンを取ってパント。GB陣35からのパッカーズは、WRドライバーへの23ydsパスでBUF陣に入り、最後もWRドライバーへの1ydsパスが通ってようやくタッチダウン。BUF陣20からのビルズは、サック2回と反則で3&アウト。GB陣48からのチャンスだったがパッカーズも3&アウト。
第4Q、ビルズはまたも3&アウトに終わり、GB陣45からのパッカーズはWRドライバーへの12ydsパスでBUF陣に入り、49ydsFG成功でついに同点。BUF陣26からのビルズはWRプライスのエンドアラウンドなどでGB陣に入るが、サックが出て結局パント。GB陣10からのパッカーズは3&アウトに終わり、ビルズはWRパリッシュの好リターンでGB陣34からの攻撃。反則で2ndダウン20となるが、ワイドオープンのWRエヴァンズにロングパスが通って一発タッチダウン。GB陣39からのパッカーズは、RBグリーンのランとWRドライバーへのパス2回などでゴール前1ydsに迫るが、WRドライバーへのパスがティップされインターセプト。INTリターンはQBファーヴとRBグリーンが追いかけてGB陣27でタックル。しかしRBトーマスがラン3回でダメ押しのタッチダウン。残り2分55秒、GB陣29からのパッカーズは、RBヘロンへのパス連続でBUF陣に入るが4thダウン失敗で万事休す。
- QBブレット・ファーヴは28/47、287yds、1TD、2INT。3rdダウンも7/16と頑張ったが、2つのインターセプトが全てだった。
- RBアーマン・グリーンは23回122yds(平均5.3)と活躍を見せた。序盤は完全にシャットアウトされていたが前半の終わりごろからランが出るようになり、3試合連続での100ydsゲーム。不安視された代役のFBヘンダーソンも何度か好ブロックを見せていた。
- レシーバー陣では、WRドライバーが9回96yds、WRジェニングスは5回69yds、TEマーティンが4回51yds。パスプロが苦しいためにクイックパスが多く、パス回数のわりにはオフェンスが進まなかった。
- パッカーズが犯した4回のターンオーバーは全てQBがらみで、そのうちインターセプトはどちらもWRドライバーへのパス。第2Qの自陣でのINTリターンTDは、WRドライバーへのクイックスラントをLBフレッチャーに狙われて前に飛び込まれ、第4Qの敵陣エンドゾーンでのINTはWRドライバーへのクイックパスがCBクレメンツにティップされSコー・シンプソンにキャッチされたもの。
- 2回のファンブルはどちらもスナップミスがらみ。最初のものはCウェルズが早く動きすぎたのかQBファーヴの手にしっかり渡らず。第2Q最後のものはショットガンスナップのタイミングが合わなかったのか、ファーヴが顔に当ててしまいファンブル。敵陣ゴール前で悪くとも3点の場面だっただけに痛いプレーだった。
- 先発OLはいつもどおり、左からLTクリフトン、LGカレッジ、Cウェルズ、RGスピッツ、RTタウシャー。パスプロテクションは2サックを許し、常にQBにプレッシャーがかかってパスオフェンスは苦しかった。
- ビルズの4回の得点は全て自らのディフェンスかスペシャルチームのビッグプレーがらみ。最初のFGはCBマギーの61ydsキックオフリターン。2つめはLBフレッチャーのINTリターンTD。3つめは17ydsパントリターンと5ydsの反則。4つめは76ydsのINTリターン。
- わずか102ydsとほぼ完璧だったパス守備だが、唯一の大きなミスがWRリー・エヴァンズへの決勝TDに。縦に抜けるエヴァンズをCBアル・ハリスが超ワイドオープンにしてしまい、この日唯一のロングパスが通ってしまった。ロングはないとCBハリスがナメたのか、セーフティに受け渡したつもりだったのかは不明。すでに第3QにSコリンズが腰を痛めて退場してSカルヴァーが代役出場しており、そのうえ直前のプレーで負傷したSマニュエルが一時退場し、CBウッドソンが代わりにセーフティに入っていたようだ。
- 不振で改造中のビルズOLに対し、パッカーズDLは今季最高の5サックを挙げた。DTコーリー・ウィリアムズがなんと3サック(もちろんキャリア最多)、DEキャンプマンとDTジェンキンズも1つずつ。
- 最初のドライブで相手エースRBマゲイヒーが退場してRBアンソニー・トーマスに代わったにもかかわらず、ラン守備は28回120yds(平均4.3)を許した。
- 反則は5回36ydsとまずまず。
- パントリターンは万全でないCBウッドソンに代わってWRショーン・ボディフォードが担当したが、5回平均1.8ydsとまったく振るわなかった。プロボウラーのPブライアン・ムーアマンのパントも相手カバーチームも素晴らしく、特に前半(パッカーズの平均攻撃開始地点は自陣15 )は常に苦しいフィールドポジションを強いられた。
- キックオフリターンもボディフォードが担当し、4回平均15.5ydsとこちらも不振。
- Kデイヴ・レイナーのフィールドゴールは49yds成功の1回だけ。キックオフは3回とも相手エンドゾーン内に蹴り込むことが出来ずイマイチ。試合最初に61ydsのビッグリターンを許したことが、前半に流れに乗れないきっかけとなった。
- Pジョン・ライアンは6回平均38.8yds。第3Qは相手レッドゾーンへのパントが多かったこともあり、ヤードは稼げなかった。
- ケガ人。WRジェニングスは痛めていた足首を第2Qに悪化させて退場するが、第3Qには復帰している。Sコリンズは腰を痛めて第3Qに退場。
- アクティブ登録から外れたのは、RBモレンシー、FBマイリー、WRフランシス、T/Gコストン、DTジョリー、LBホッジ、Sペプラー、そして第3QBのイングル・マーティン。