グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年11月 2日

RB P.J.ポープと契約

モレンシーの負傷でRB陣が手薄になったパッカーズは、ベアーズのプラクティス・スクワッドにいたRB P.J.ポープと契約し、控えセンターのクリス・ホワイトを解雇した。

ボウリンググリーン州立大で通算3,116ydsラッシング 41TDと大活躍したP.J.ポープだが、4年時には両足首を負傷したこともあって今春のドラフトで指名されず、ドラフト外でベアーズに入団。プレシーズンではチーム1位の153ydsラッシングを記録したが、トーマス・ジョーンズ、セドリック・ベンソン、エイドリアン・ピーターソンという上位3人の壁は厚く、開幕前に解雇されてプラクティス・スクワッドに入っていた。

身長5-9(176cm)、体重218ポンド(99kg)と小型ながら比較的ガッチリしているようだ。ドラフト前の情報では、40yds走4.49秒とRBにしては速く、20ydsシャトルや3コーンドリルでもトップクラスの数字を出している。通算133キャッチ1,148ydsを記録しているようにパスプレーでも貢献でき、通算41TDのうち8TDはパスによるもの。

ベアーズからの引き留めもあったため、パッカーズからの誘いに数時間は迷ったとポープは言う。「人生で最も難しい決断の1つだったよ。チームに馴染めていたし、いい仲間に恵まれていたしね。だから、試合でプレーするチャンスがもらえるかどうかを判断の基準にした」と本人。トンプソンGMも、「ベアーズが引き留めようと説得しているのは知っていた。昨日の時点でも、獲得できそうに思える時と、無理そうに思える時があった」と認めている。また、候補として元ブラウンズのRBリー・サッグスの獲得も検討したらしい。

解雇されたCクリス・ホワイトは、センターでスコット・ウェルズの2番手を務めていた。ドラフト外入団からロースター入りした昨年は「ウェルズよりいいかも」という一部の評判もあったほどだが、今年は成長がいまひとつと判断されたのかもしれない。RGスピッツとT/Gコストンはどちらも大学でセンターの経験があり、最新デプスチャートではスピッツがセンターの控えも兼ねる形となっている。またロースターに余裕ができれば、ホワイトを呼び戻す可能性はある。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player