グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年11月 1日

RBモレンシーとFBマイリーが負傷

カーディナルス戦で101ydsの活躍を見せたRBヴァーナンド・モレンシーが腰を痛め、少なくとも2週間は出場できないことになった。また先発フルバックのブランドン・マイリーはヒジを痛め、現時点では "Doubtful" とのこと。

RBサムコン・ガドーとのトレードで9月半ばにテキサンズからやってきたRBヴァーナンド・モレンシーは、イーグルス戦では代役として先発して99yds、カーディナルス戦では2番手ながら101ydsを記録して勝利に貢献したばかり。マッカーシーHCによると腰の椎間板を痛めたとのことだが詳細は明らかになっておらず、まだ検査を進めているところだ。

「シーズンエンドの重傷ではない」とわざわざ否定したことからしても、2週間で復帰できればラッキーと覚悟するべきかもしれない。ただ、代わって2番手となるノア・ヘロンもラムズ戦では106ydsラッシングを記録した実績があり、アーマン・グリーンも絶好調に近づいていることから、マッカーシーHCはさほど深刻な表情を見せてはいない。それでもRBが2人では足りないため、トンプソンGMと相談して補強を検討する、と語っている。

FBブランドン・マイリーは、プラクティス・スクワッドから昇格した第4週イーグルス戦からいきなり先発フルバックに昇格。パッカーズのラン攻撃が試合ごとに向上してきたのは、スピードの衰えたヘンダーソンからゾーンブロッキング向きのマイリーに交代したことも一因、というのが地元メディアの一致した見方だ。上記のRBモレンシーと比べれば軽傷だが、パスキャッチしてタックルされた際のヒジの過伸展で少なくとも今週は欠場の可能性が高い。

マイリーの欠場により、古株のFBウィリアム・ヘンダーソンが5試合ぶりに先発に復帰する。スピードを活かしたキレのよい動きでラン攻撃向上に貢献してきたFBマイリーが欠けることは、RBモレンシーの欠場よりも痛手だと見る向きが多い。ただヘンダーソンは、キャンプで痛めたヒザが回復しきらないうちから復帰したこともシーズン序盤の不振の一因だった。来季も現役続行するためにも、ここは健在ぶりをアピールする絶好のチャンスかもしれない。

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