グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年10月16日

TEババ・フランクスの不振

毎年のように「今年はもっとタイトエンドをパス攻撃に活用する」とコーチは言うが、なかなかその通りにはならない。TEババ・フランクスは5試合を終えてパスキャッチ11回105yds、タッチダウンなし。「彼にはもっと大きな数字を期待している」とジャゴジンスキーOCは言うが、そうできない事情もある。若いOL陣を助けるためにTE陣がパスプロテクションを助けるプレーが多く、今年はなかなかパスコースに出て行けないのだ。

「機会をもらえるかどうか、という問題だと思う。6年間やってきたのと違う役割を与えられたら、こちらは言われたとおりにやるしかない。コーチに言われたことは全てこなしているよ」とフランクス。彼が言うとおり、TE陣がパスプロを助けているおかげで、昨年より少ない被サック7回で済んでいる。QBロジャースも、「今年のタイトエンドたちはプロテクションの仕事が去年より多い。去年はフリー・リリースが多かったけれど、今はガードたちを手伝わなければならない。違いはそれだけだよ。パスキャッチの機会がないわけではないけれど、プロテクションの仕事が去年より多いのだから」と同情を示している。

フランクスにもっとスピードがあれば、とは誰しも思うところだが、彼が遅いのは今に始まったことではない。「僕のスピードはずっと変わってない。これからも変わることはない。あまり速くはないけれど、ちゃんと仕事はできる。そのようにしてプロに入ったし、それはリーグを去るまで変わらないだろう」

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