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Packers 27 - 34 Saints
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月18日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Saints (2-0) |
0 |
14 |
6 |
14 |
34 |
Packers (0-2) |
13 |
0 |
0 |
14 |
27 |
天気は晴れ、気温は26℃。パッカーズは序盤に3つターンオーバーを奪いWRジェニングスのプロ初TDなどで13点をリードしたが、第2Qに入るとセインツがじわじわと盛り返して逆転。第3Qはパッカーズがエンドゾーンでインターセプトされて得点機を逃す間にセインツがFG2本を追加。第4Qにはいったん同点とするがパス守備のミスで再び勝ち越され、直後にRBグリーンのファンブルロストからTDランを喰らって14点差。RBヘロンへのTDパスで再び7点差とするが、残り2分でオフェンスが続かず万事休す。
第1Q。セインツの3プレー目でDEキャンプマンがQBブリーズからボールを叩き落して自分でリカバー。WRジェニングスへ22ydsパスが通ってパッカーズの今季初得点。次のセインツ攻撃もDEバジャ=ビアミラがサックしてファンブル、DTジェンキンズがリカバー。1stダウンは獲れなかったが、Kレイナーが入団初FG成功。次のセインツはGB陣24まで進むが、CBハリスがインターセプト。パッカーズはWRドライバーへの48ydsパスなどでレッドゾーンに進み、さらに3点を追加。4回目のセインツ攻撃は3&アウトでようやく第1Q終了。
第2Q、パッカーズは3&アウト、セインツは1stダウン1回でハーフラインどまり。パッカーズもフォルススタートと落球続きでパント。NO陣42からのセインツは、3rdダウンでのパスを連続して決め、TEキャンベルに33ydsパスが通ってゴール前へ。RBマカリスターが3ydsTDランを決めて6点差に。パッカーズがパントのあと、NO陣27からのセインツは4thダウンギャンブルを成功させて得点圏に入り、最後はWRヘンダーソンへの26ydsTDパスが決まって逆転。
第3Q、パッカーズはWRドライバーのエンドアラウンドでNO陣に入り、ショートパスをつなげて敵陣ゴール前に迫るが、最後はエンドゾーンでインターセプトを喰らって逆転ならず。セインツは直後のプレーでWRジョー・ホーンに57ydsパスが決まって一気に得点圏へ。45ydsのFGが決まって4点差に。パッカーズが3&アウトのあと、NO陣42からのセインツはRBブッシュへの23ydsパスでGB陣に入り、47ydsFG成功で7点差。パッカーズはWRドライバーへの22ydsと42ydsパスでNO陣ゴール前に迫って第3Q終了。
第4Q、WRファーガソンに4ydsTDパスが決まって同点。セインツが反則もあって3&アウトに終わると、パッカーズもGB陣41からのチャンスだったがサックと反則で3&アウト。NO陣35からのセインツはWRホーンへの12ydsパスとCBキャロルの反則で得点圏に進み、WRコルストンへの35ydsTDパスが通って再び勝ち越し。パッカーズは最初のランプレーでRBグリーンがファンブルロストし、直後にRBマカリスターの23ydsTDランが飛び出して14点差。パッカーズはTEマーティンへのパス2回などでNO陣ゴール前に迫り、最後はRBヘロンへのTDパスが決まって7点差。セインツは3&アウトに終わり、残り3分9秒でGB陣41からのパッカーズ攻撃は、TEマーティンへのパス2回でNO陣に入るが、パス失敗4回で万事休す。
- QBブレット・ファーヴは31/55、340yds、3TD、1INT。ランが進まないためにどうしてもパス一辺倒となり、55回も投げまくるハメに。被サックは2回と普通。パスプロ不安があるためロングカウントを多用し、3rdダウン以外でもショットガン隊形が多く、右へのブーツレグ、ドローフェイクなど、パスラッシュをやわらげるためのプレーコールも目立った。
- RBアーマン・グリーンは16回42yds(平均2.6)と完全に封じ込められた。パスキャッチは6回48ydsを挙げたがイージーな落球も複数回。新加入のRBモレンシーはボールキャリーゼロで、RBヘロンが3回5yds。
- レシーバー陣はWRドライバーが8回153ydsを挙げる活躍だったが、いまだタッチダウンなし。WRジェニングスは6回67yds、プロ初TDを決めて初ランボーリープ(写真)。TEフランクスはイージーな落球が何度もあったうえフォルススタートとアンスポーツマンライクコンダクトの反則を取られ、チームの足を引っ張った。TEマーティンは6回44ydsと特に後半に頑張りを見せた。
- パッカーズが犯したターンオーバーは2つ。第3QにQBファーヴが敵陣エンドゾーンで奪われたのは、投げる瞬間にヒットされたためボールが力なくフラフラと浮いてしまった。直後にWRホーンへの57ydsパスが出て3失点となり、差し引き10点または6点の差があった。第4Qには7点を勝ち越されたところでRBグリーンがファンブルロストし、直後にRBマカリスターのTDランでダメ押しとなった。
- 先発OLは左からLTクリフトン、LGカレッジ、Cウェルズ、RGモール、RTタウシャー。
- 332ydsを許したパス守備が最大の敗因。RB陣などへのショートパス中心で1stダウンを重ね、GB側のカバレッジミスで一発TDが決まることが多かった。20yds以上のロングゲインが6回もあった。
- セインツ自慢のRBコンビに対し、ラン守備は22回48yds(平均2.2)と非常によく頑張った。ゴールデンルーキーのRBレジー・ブッシュを6回5ydsに封じ込め(ただしパスキャッチ8回68yds)、RBマカリスターもよく止めていたが、第4Qの23ydsTDランだけが悔やまれる。
- DTは、今回はコリン・コールに代わってカレン・ジェンキンズが先発し、ケンドリック・アレンはアクティブ登録から外れている。
- DEキャンプマンが3サック、2ファンブルフォース、1リカバーの大活躍。DEバジャ=ビアミラも今季初サックを挙げている。しかしチーム4サックのうち3つが前半に挙げたもので、後半はQBブリーズにたっぷり時間を与えるプレーが目立った。
- チームの今季初インターセプトはCBアル・ハリス。Sコリンズがティップして浮いたボールを、サイドラインギリギリに足を残しながら見事にキャッチした。
- パントリターナーはCBウッドソンが3回平均3.3ydsといいところなし。
- キックオフリターナーは新加入のWRコーレン・ロビンソンとRBヴァーナンド・モレンシーのコンビ。ロビンソンは4回平均18ydsと不振で、RBモレンシーの28ydsリターンが最長だった。
- Kデイヴ・レイナーは第1Qに24ydsと36ydsをどちらも成功。風のない理想的な環境でもあり、6回キックオフを蹴ってタッチバックが3回もあった。カバーチームもよかった。
- Pジョン・ライアンは6回平均47.7ydsと上出来。RBレジー・ブッシュが4回パントリターンして最長は14ydsで済んだが、WRムーアに25ydsのビッグリターンを許している。
- 大きなケガ人はなかった模様。CBキャロルは第2Qに脚を痛めるがすぐに復帰。TEマーティンは第3Qに退場したがこちらもすぐに復帰している。
- アクティブ登録から外れたのは、TEハンフリー、LGスピッツ、T/Gコストン、DEハンター、DTアレン、DTジョリー、CBブラックモン、そして第3QBのイングル・マーティン。