グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年8月23日

B.J.サンダーを解雇

先発パンターを争っていたB.J.サンダーがついに解雇された。パンターとしては異例の3巡指名でオハイオ州立大から入団したものの結果は期待はずれで、マイク・シャーマンGM時代の最大の失敗のひとつとして嘲笑のネタにもなっていた。1年目はロースターに残ったものの全く出場できず、2年目の昨年はかろうじて正パンターとなったが、飛距離で32球団中31位、ネットで最下位。今年の先発争いでもに常に飛距離で劣っていた。

勝ち残ったジョン・ライアンも、滞空時間の不安定さやプーチ・パントのコントロールに難があり、未熟な点が多いのは確かだ。しかしキッカー争いでカンディフを解雇したのと同じように、とりあえず残り2試合を全てライアンに任せて経験を積ませ、それでダメなら他を探そう、という思い切ったのかもしれない。「ライアンは非常に才能がある。彼がこのチャンスを活かせるか見てみようということだ。彼はこれまで少し張り詰めている感じだったが、これで少し落ち着けば大丈夫だろう」とマイク・ストックSTコーチ。

この解雇によって、2004年ドラフト3巡指名入団のCBジョーイ・トーマス、DTドネル・ワシントン、B.J.サンダーの3人が全て退団したことになる。CBトーマスは昨年シーズン中にパッカーズから解雇されてセインツでマッケンジーの控えCBとなり、今年6月に解雇されたDTワシントンは7月末にレイダーズと契約している。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player