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Day 14: パンター候補はどちらもホルダーは問題なし
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月12日
- 朝の練習は以下のベテランたちに休養が与えられた。QBファーヴ、RBグリーン、RBダヴェンポート、FBヘンダーソン、WRドライバー、TEフランクス、LTクリフトン、RTタウシャー、DEキャンプマン、DEバジャ=ビアミラ、CBハリス、CBウッドソン。2日後のプレシーズンゲーム初戦に向けて体調を整えるという意味合いのようだ。夕方の練習には参加している。
- 5巡ルーキーのQBイングル・マーティンが、この日は午前・午後とも好調なプレーを見せている。
- QBブレット・ファーヴは足を滑らせてヒザをついたままRBガドーに矢のようなパスを通した。
- この日はタイトエンドを含めレシーバー陣に非常に落球が多かったが、そんななかで好調だったのがWRルヴェル・マーティン。昨年プラクティス・スクワッドで過ごした彼は今春のミニキャンプで素晴らしいキャッチ力を見せてアピールしたが、トレーニングキャンプに入ってからの出来はここまであまりよくなかった。
- ヒップの屈筋を痛めて2日間休んだWRグレッグ・ジェニングスが練習に復帰し、午前・午後ともプレーした。プレシーズン初戦も出場の方向。
- 昨年のキャンプでは、グレイディ・ジャクソンやクリディアス・ハントを中心としたDT陣は延べ74回の練習をケガで休んだが、今年のDT陣はわずか1回だけだ。ライアン・ピケットが交通事故の脳震盪で1日休み、あとはケンドリック・アレンが暑さにやられて途中退場したぐらい。全身の体力を酷使するポジションとしては非常に良好な健康状態を保っている。
- ミドルラインバッカーの2番手としてプレーしてきた3巡ルーキーのLBアブドゥル・ホッジが、ストロングサイドでも練習を始めた模様。これまでキャンプの内容が非常によいため、MLBバーネットのコンバート論まで出始めていたところだったが、その論議にもさしあたって終止符が打たれることになる。「試合でフィールドに出してもらうために必要なことなら、僕は喜んで受け入れる」と本人。
- 2年目のSマーヴィール・アンダーウッドはSマニュエルのケガのため1stチームでのプレーが多いが、この日は次々とパスを叩き落す大活躍を見せた。インターセプトも1つ。
- パントキャッチ練習でWRコーリー・ロジャースは多少の進歩を見せたが、それでも22回のうち2回捕り損ねている。
- パント練習(追い風)でジョン・ライアンは平均55ydsと相変わらず飛距離は素晴らしいが、ラインドライブが多く、これでは滞空時間が短くなるので(先日のファミリー・ナイトのように)大きなリターンをされやすい。
- パンター争いの勝者がホルダーも務める予定だが、ホルダーとしてのプレー内容がパンター争いを左右することはなさそうだ。Pライアンはホルダー経験が浅いため心配されたが、もともと大学ではWRをやっていたボールハンドリングのよさがあり、2月の入団以来かなり上達したようだ。マイク・ストックSTコーチは、「彼はとてもよくやっているよ。非常に大きく進歩した。これは生まれ持った才能ではなく努力で身につけるものだ」
- 昨年ホルダーを務めたB.J.サンダーは、不調のKロングウェルのスケープゴートにされたきらいがある。「去年のことを覚えているかい? 彼はキッカーのために犠牲にされたのだ」とストックSTコーチ。サンダーはあまり気にしていない様子で、「試合のあとでロングウェルと、どのように(メディアに)説明するかを話し合った。『構わないよ』と僕は言った。彼にとっては大事な契約最終年だったしね。責めを負わされるのはわかっていた。甘んじて受け入れるだけさ」
- キッキング練習でKビリー・カンディフは42ydsまでは全て決めたが43ydsを外して5/6。Kデイヴ・レイナーは42ydsと48ydsを失敗して3/5。
- 小競り合いが2つ起きた。最初はOTトニー・モール対LBバーネット。そしてルーキー同士のOTジュシュ・バーク対DTジョニー・ジョリーのつかみ合いはさらに激しいものとなり、数人がかりでようやく鎮圧された。
- 先日のファミリー・ナイトでSコリンズが大ケガをしそうになったことを受け、来週末のプレシーズンゲームまでに、スタンド前のコンクリート部分をカーペットで覆うことになった。「すでに手配済みで、来週木曜か金曜には敷設ができるだろう。そう時間はかからないよ」とトンプソンGM。
- 元センターのフランク・ウィンタースがキャンプを訪問。