グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月 5日
- TEババ・フランクスはヒザ、CBアル・ハリスはヒジを痛めて練習を休んだ。QBファーヴは休養のため午前の練習を休んだ。
- QBファーヴに代わって月曜朝に1stチームを率いたQBアーロン・ロジャースは、ようやく2ミニッツドリルを成功させ、22ydsFGに結びつけた。いっぽう5巡ルーキーのQBイングル・マーティンは、今キャンプ最高の55ydsパスをWRファーガソンに通している。
- 負傷のクリフトンとクレムに代わって左タックルを務めてきたウィリアム・ウィティカーだったが、やはり不得意の左サイドは見切りをつけられ、けっきょく昨年と同じ右ガードに戻された。そこでも、1on1パスブロッキングドリルでDTケンドリック・アレンなどを相手に完敗を喫している。「この変更は彼にロースター争いのチャンスを十分与えるためだ。彼はウチのシステムでは右ガード/右タックルだ」とマッカーシーHC。
- ここまで右ガードでジェイソン・スピッツに次ぐ2番手だったジュニアス・コストンが、上記ウィティカーに代わって手薄な左タックルに入り、DEモンゴメリーなどを相手にまずまずの動きを見せたようだ。彼はルーキーだった昨年、アスレチック能力を評価されてタックルとしてテストされた時期もあった。このコンバートが本気かどうかはわからないが、右ガードの先発争いはジェイソン・スピッツが大きくリードしたということかもしれない。
- OLシャッフルについてマッカーシーHC。「若手については、なるべく1つのポジションに固定させようと、これまでやってきた。しかし残念ながら、(バリーやクレムの負傷によって)その優先順位が変わってしまった。1つのポジションしかできない選手ばかりというのは現実的じゃない。どうしてもケガがつきものだからね」
- LBホークが初インターセプト。QBファーヴからのパスをSコリンズがティップしたものだった。
- 1on1のパス練習で、この日のDB陣は大苦戦。CBキャロルがWRガードナーにサイドライン沿いのロングパス成功を許し、SコリンズはWRフランシーズに抜かれ、CBウィショムはWRドライバーに対してホールディング、SアンダーウッドはWRロジャースにパスインターフェア、CBフォンテノーはWRルーカスにビッグプレーを許した。
- かねてからCBチャールズ・ウッドソンはオフェンスでもWRとしてプレーすることを希望していたが、マッカーシーHCは否定的な考えを示した。ミニキャンプやOTAを欠席したことが「多少は影響しているかも」とチクリと批判を入れつつ、「まあ今年はウチのディフェンスに加わって初めての年だしね。コーナーやニッケルをプレーするだけで手一杯だろう。その勉強が大変すぎるとは思わないが、彼はパントリターナーでもあるのだし。それが我々の現状だ。今後オフェンスをやる可能性がないとは言わない」
- パントリターナーとしてはWRジェニングスが有力ではないか、とCBウッドソン自身が語っている。「シーズンが来たら、彼がたくさんやることになるんじゃないかな。彼を見ているだけで、よくわかるよ。すごく落ち着いて見える。僕も多少はやるだろうけど、ディフェンスの仕事のことを考えるとね」
- 夕方6時半からの練習の後半は仮設照明灯に頼っているが、レシーバー陣には必ずしも評判がよくない。「あれはスタジアムのライトとは違う。スタジアムのライトは高さがあって、全体をくまなく照らしている。仮設のやつは暗いスポットができてしまうんだ。ちゃんと見えるように思えても、実際は見えていないんだ」とWRドライバー。
- 普段は地元の審判に手伝ってもらっているが、この木・金・土はNFL審判団がグリーンベイを訪れて審判を務めてくれている。彼らは夏のあいだ各球団のキャンプを巡回し、今年のルール変更についての講習会も行う。
- かつてパッカーズで4年間プレーした元RBトラヴィス・ジャーヴィーが、サイドラインを訪れて練習を見学。