グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年6月 3日

RBドーシー・レヴェンズがパッカーズで引退

かつて8年間パッカーズに在籍してエースRBとして活躍したRBドーシー・レヴェンズ(36歳)が、パッカーズ選手として引退するために、1日だけ契約を結ぶことになった。2002年春にFAとなってイーグルスに移った彼は、翌年はジャイアンツ、そして2004年には再びイーグルスでプレー。当時34歳ながら410yds(平均4.4yds)を走り、イーグルスのスーパーボウル進出に貢献した。自身三度目のスーパーボウルが彼の最後の試合となった。

ドーシー・レヴェンズは、ジョージア工科大から1994年のドラフト5巡指名でフルバックとして入団した。2年目には先発FBとなるが、3年目の1996年には2番手RB(先発FBは2年目のヘンダーソン)に移って566yds(平均4.7yds)を走る活躍。RBエドガー・ベネット(現RBコーチ)と強力タンデムを形成し、スーパーボウル制覇に大きく貢献した。大エースとなった翌1997年はブロンコスに敗れ連覇を逃したものの球団史上3位の1435ydsラッシングを記録、彼にとってのベストシーズンとなった。

その時期の酷使がたたったのか次第にケガがちとなる中、1999年には再び1000ydsラッシングを達成しパスキャッチ71回573ydsの好成績を挙げるが、2000年の欠場中に新加入のRBアーマン・グリーンが大活躍し、先発の座を奪われることになった。タフでパワフルなランニングスタイルと、RBとしてはトップクラスのパスキャッチ能力は、ウェストコーストオフェンスにおけるRBのひとつの理想形といってもいい。地味な仕事も厭わない実直な人柄で退団後もパッカーズファンから愛され、今回の人事は大きく歓迎されている。

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