グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年5月13日

WRドナルド・ドライバーが契約延長に合意

パッカーズと交渉を進めていたWRドナルド・ドライバーが総額$17ミリオンの4年契約に合意した。これまでの契約があと2年残っていたため、実質的には2年の延長および昇給となる。1200yds級のエースWRとしては決して高くはないが、現在31歳のドライバーとしては年齢的な問題もあり、多少安めだが確実なタイミングを選んだのかもしれない。

Press-Gazette紙によると、契約ボーナスは$2ミリオンで今年のロースターボーナスも$2ミリオン。ベースサラリーは今年分が半額ほどに下がって$95万ドル、以後$2.7ミリオン、$2.9ミリオン、$3.9ミリオンとなっている。また2008、2009年とも$1ミリオンずつのロースターボーナスがつき、$106,720ドルずつのワークアウトボーナスも設定されている。

パッカーズはこれまで、「2年以上契約の残った選手とは契約延長しない」という方針を堅持し、そのことがウォーカー騒動の原因ともなったが、今回の契約ではその方針を破ったことになる。トンプソンGMはその点について説明していないが、4年で3回の1000yds達成にしてはサラリーが安かったこと、給料を大幅に上回る活躍が複数年(ウォーカーは1年だけ)あったこと、そして対外的にも球団側を敵視するようなコメントをせず、ケミストリー向上に努めてきた功績を加味してのことと見られている。

代理人によると、ドライバーはパッカーズ交渉担当のアンドリュー・ブラントと実質的に2人で交渉を進め、最後の段階で代理人がスピーカーホンで外部から参加する形で合意に至ったらしい。

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