グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年5月 4日

CBチャールズ・ウッドソンのインタビュー

先週契約に合意していたCBチャールズ・ウッドソンは、必要なペーパーワークを終えてようやく月曜日に正式契約が発表された。昨年10月23日に骨折した腓骨(すね)も完治し、金曜日からのミニキャンプにはフル参加できるとのこと。「体調は万全だし、スピードも全く落ちてない。完全に治ったよ。(骨がくっつくまでは)できることは何もなかったけど、もう全てが大丈夫だ」 

今オフは主にヒューストンでトレーニングをしていたウッドソン。体調が回復してくるとともに、契約交渉も熱のこもったものになった。「代理人に『オレはグリーンベイを真剣に検討してる。よさそうな感じがしているんだ』と僕は言った。 『オレは本気だよ。契約をまとめようじゃないか』ってね。今は全てをポジティブに感じているよ。今回の移籍はすごくよかった、という気持ちが日に日に強くなってきている」

昨年パス守備1位となったパッカーズについて。「その1位をキープするのが僕らの目標だ。人材は十分にある。DEキャンプマンたちと再契約もでき、ドラフトもすごくよかった。オハイオ州立から新入りのLBもやってくる。去年のヤツのプレーを見たけど、サイドラインからサイドラインまでカバーできる、ディフェンスには必要不可欠な選手だよ。僕らバックエンドがしっかり仕事をして、DEバジャ=ビアミラのような選手がパスラッシュすれば、サックできるチャンスも増える。今年も1位になれるよ」

その新入り、A.J.ホークのオハイオ州立大は、ウッドソンのミシガン大とは宿命のライバルという関係にあるが、「今や同じチームなんだから、何も問題はないよ」とウッドソンは笑っている。

彼はタックル能力が高くラン守備もよく、そのことが、セーフティとしても一流になると評価される所以でもある。「僕はフィジカルなプレーが好きだ。(カバーだけでなく)タックルとか全てが好きだ。一般にコーナーたちは、自分の仕事はカバーするだけ、というつもりでいる選手が多い。でも僕はゲーム全体で貢献したいし、それが自分のセールスポイントだと思っている。WRをカバーするだけでなく、勝利のためには何でもする」

何でも、と彼が言うのはどうやらオフェンスやスペシャルチームも含まれているらしい。パントリターナーとしてのプランについてマイク・ストックSTコーチと話し合うつもりだと言うウッドソンは、オフェンスについても、「そこがいちばんワクワクするところさ。オークランドに8年いて、特に最初の3年間は『オフェンスにも使ってくれ』とコーチのところに日参したものだ。なかなかそうはならなくて、オフェンスでも勝利に貢献できる日を待ち焦がれていた」と語っている。

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