グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年4月30日

1巡5位指名はA.J.ホーク

1巡4位までは意外な指名もあったが、パッカーズの5位指名はすんなりとオハイオ州立大のLB A.J.ホークだった。直後の記者会見でトンプソンGMは、「トレードダウンも考えたが、ホークを失うリスクを冒したくなかった。私の気持ちは彼に決まっていた。TEヴァーノン・デイヴィス指名も考えたが、ホークの方を高く評価していた。正しい選択だと信じている」と語っている。

「ホークはウチにパーフェクトフィットだ。ファンも彼のことを愛してくれるものと思う。スモールタウン・ガイで、グリーンベイにぴったりだ。彼にとってはフットボールが全てなのだ」とトンプソンGM。ホークはエヴリダウンプレーヤーであり、さしあたってたぶんウィークサイドで使うことになると思う、とのこと。

1巡5位  LB A.J. ホーク  A.J. Hawk
Ohio State Senior 6-1 (185cm) 243lb(110kg) 40yds/4.53秒 1984年1月6日生

Strengths : スピードほか身体能力に恵まれ、嗅覚や頭脳も素晴らしく、先発経験も豊富で、リーダーシップなど精神面も申し分なし。今年のドラフト上位で最もリスクの低い選手と言われている。タックリングマシーンかつプレイメーカー。ミスタックルが少なく、ポイントオブアタックで強い。ブリッツ能力も高い。ラン・パスの見極めがよく、ポジショニングがよい。パスートのアングルがよい。

ヴァーサタイルでインサイド・アウトサイドどちらもでき、4-3も3-4も問題なくこなせそう。大学1年目から出場、2年目でスターターとなり、3年間の先発経験がある。集中力もタフネスも優れた、伝統的なタイプの白人LBでもある。オハイオ州立大強力ディフェンスの中心として、人格面やリーダーシップも申し分ない。

Weaknesses : やや身長がやや低い。前や横方向のスピードが素晴らしいのと比べると、後ろ方向(つまりパスカバレッジ)や方向転換はやや物足りない。下半身のパワーを増す必要がある。

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