グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年3月17日

OTケヴィン・バリーが再契約

控え右タックルのケヴィン・バリーが、パッカーズとの再契約にサインした。契約内容は不明だが、複数年契約と見られている。彼にはライオンズとカーディナルスから声がかかっており、特にデトロイトには元パッカーズのラリー・ベクトルOLコーチがいただけに、早々と再契約を決めたのは少し意外。パッカーズ側は複数年契約を提示しただけでなく、先発を争うチャンスを与えられること、それにもちろん故郷ウィスコンシンのチームであることも大きかったのだろう。

先発争いとはいっても右タックルのマーク・タウシャーを押しのけるのは容易ではないため、可能性のあるのはやはり(大学時代に経験のある)右ガードのようだ。シャーマン政権下では右ガードや左タックルもテストされた結果、「右タックルしか無理」と判断されていたが、新コーチ陣の導入するゾーンブロッキング・スキームでどうなるか。

ジャゴジンスキー新OCは、「パワフルさは十分ある。いま330ポンドぐらいだと思うので、スリムになる必要があるね。減量は早く始めた方がいいと彼には言っておいたよ。キャンプが始まってからでは余計大変になるから。問題は体重ではなく体脂肪率だ。20%以下が望ましい。重くなるほど、ケガも治りにくくなる」と語っている。バリーの背番号をとって通称"U-71"パッケージと呼ばれてきたエクストラTEとしての起用は今後もあるのかと聞かれると、「彼がパスキャッチできない限りは、ないね」とはっきり否定している。

カテゴリ : Contract/Personnel