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FA Notebook: LGレジー・ウェルズが訪問
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年3月16日
- ブレット・ファーヴはいまだ動きなし。「FA期間開始から5日後」にチーム側が$3ミリオンのロースターボーナスを支払うことになっており、支払日は16日。今月初めの「補強の様子を見たい」発言(記事)からすると、両者が話し合ってこの期日を変更しなければならないが。
- Wisconsin State Journal紙によると、Kアダム・ヴィナティエリ(NE)が、今週金曜日にグリーンベイを訪問予定とのこと。極めて勝負強い10年の実績からして、ロングウェルよりも高額を求めてくることは必至だが、年齢はロングウェルより2つ上の33歳。
- Journal Sentinel紙によると、カーディナルスから制限付きFA(RFA)となっているLGレジー・ウェルズが今週すでにグリーンベイを訪問したが、オファーはしなかったようだ。RFA選手なので獲得には代償(彼の場合6巡指名権)が必要(用語集参照)となる。ウェルズは左ガードで2年間の先発経験があり、スモールカレッジ出身とあって多少荒削りなぶん、向上の余地があるかもしれない。昨季中盤に足首を骨折して今はリハビリ途上だが、トレーニングキャンプには問題なく間に合うとのこと。DTライアン・ピケットと同じく、グリーンベイ訪問のあとバッファローを訪れている。
- 今年のFA市場で、ガードはかなりの不作と言われている。シーホークスからトランジション指名されたLGスティーヴ・ハッチンソンが飛び抜けた大物FAだったが、先日ヴァイキングスの巨額オファーシートにサイン。シーホークスがマッチするのはほぼ不可能な契約内容であり、移籍成立が確実視されている。
- WRウォーカーがトレード要求、さらにWRマーフィが首のケガで現役続行が微妙となっていることもあり、パッカーズは昨季終盤に獲得したWRロッド・ガードナーとの再契約に向けて強くプッシュしている。ファーガソンさえ退ければ2番手確保も可能な状況を、本人が魅力に感じてくれるかどうか。
- RTケヴィン・バリーがデトロイトを訪問したが、サインはせず。
- QBダンテ・カルペッパー(MIN)がドラフト2巡指名権との交換でドルフィンズにトレードされ、QBドリュー・ブリーズ(SD)はセインツとの6年契約に合意。1巡2位指名権を持つセインツはQBマット・ライナート(USC)指名が有力視されていたが、その見込みは(なくなってはいないが)大幅に薄れ、指名権をトレードに出す可能性も出てきた。この流れはパッカーズの1巡5位指名にも何らかの影響を与えるかもしれない。
- 今年のパッカーズはチケット価格を据え置くことが発表された。2003年と2005年には値上げを行ったが、「我々の価格設定はリーグの真ん中ぐらいであり、それは我々の望みどおりだ」とボブ・ハーラン社長は年来の方針を今回も語っている。4勝12敗の成績も影響したのでは?と聞かれると、「全くそのとおりだ。われわれ全員にとって残念な年だったが、PR部門にとっては特にそうだね」とのこと。現在の価格は20ydsライン内側が$67ドル、その他サイドラインシートが$59ドル、エンドゾーンシートが$54ドルとなっている。ただしシーズンチケットベースで毎年完全に売り切れているランボーフィールドのチケットをわれわれ一般ファンが額面価格で買うことは不可能で、ブローカー経由で数倍の価格で入手するしかない。