グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年3月13日

Kロングウェルがヴァイキングスへ

9年間にわたってパッカーズの正キッカーを務めてきたKライアン・ロングウェルが、FA初日にミネソタを訪れてヴァイキングスとの契約にサインした。今オフのパッカーズは、DEキャンプマンの次にKロングウェルとの再契約を重視して交渉を続けてきたが期限内に妥結に至らず、FA期間を迎えることになってしまった。Star Tribune紙によると、契約ボーナス$3ミリオンを含む総額$10ミリオンの5年契約。契約ボーナスを$2ミリオンから$3ミリオンに増額したことが決め手になったらしい。

1997年にカリフォルニア大からドラフト外で入団したKライアン・ロングウェルは、同期のドラフト3巡指名、Kブレット・コンウェイを上回って1年目からスターターの座を獲得。NFLトップクラスのキッカーとして活躍を続けてきた。9シーズン全試合に出場し、通算FG成功226回(成功率81.6%)、通算1,054得点はどちらも球団記録だ。

Kロングウェルの流出により、パッカーズのロースターにはキッカーが1人もいないという事態になった。ペイトリオッツのKアダム・ヴィナティエリに興味を示しているとの噂もあるが、どの程度本気かはまだ不明だ。ロングウェルの要求額を出し渋ったトンプソンGMが、同じくトップクラスの額を求めるヴィナティエリを獲りに行くかどうかも疑問が残る。なおパッカーズの交渉担当アンドリュー・ブラント副社長は、パッカーズ入りする前にヴィナティエリの代理人をしていたことがある。

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