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Notebook: DTピーターソンにはオファー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年3月 5日
- WRチャットマンにはオファーをしなかったパッカーズだが、同じくRFA予定のDTケニー・ピーターソンに対しては、$712,000ドルの最低額オファー(用語集参照)をした。RFA選手は4月21日まで他チームと交渉でき、もし移籍を許す場合は本人が指名された巡の指名権(今回の場合3巡)をパッカーズは受け取ることができる。しかしピーターソンのために3巡指名権を手放すチームがあるはずはなく、パッカーズからのオファーにサインする他はなさそう。
- プロ2年目を終えて契約の切れた選手は"Exclusive-Rights Free Agent" (EFA 用語集参照)となる。今年のパッカーズは4人のEFA選手がいるが、そのうちWRアンドレ・サーマンにはオファーがなく、完全なFAとなることになった。
- EFAとしてチーム側からオファーがあったのは、DTカレン・ジェンキンズ、DTコリン・コール、CBジェイソン・ホートンの3人。EFA選手には$385,000の最低額オファーをするだけで移籍を防ぐことができる。ふつうドラフト指名選手は3年以上の契約を結ぶので、EFAになるのはドラフト外入団の選手ばかり。
- 前日に解雇されたLBナイル・ディッグスは、「予想していたことなので驚いてはいない。こういった時に怒る選手も多いけど、自分はそんなことはない。(FA市場に)いいスタートが切れるので、むしろ喜んでいる。解雇が6月でなくてよかった」とのこと。ただしトンプソンGMから直接通告されたかったと語っている。「いつだって本人の口から直接聞きたいものだ。球団によっても違うしGMによっても違う。彼を個人攻撃するわけではないが、直に言ってくれたら嬉しかった。彼がそうしたくなかったからといって、僕は腹を立てているわけじゃないよ。とても忙しい人だしね」
- 週明けにFAとなる予定のRBアーマン・グリーンは、Journal Sentinel紙によると年$2ミリオン超の複数年契約を希望しているとのこと。本人は残留を強く望んでおり、チーム側も熱心に再契約交渉をしているため、月曜のFA解禁までに交渉がまとまる可能性もある。大ケガからの復帰途上であること、今年はFA市場に大物RBが多いこと、それに昨春の家庭内暴力事件でイメージダウンしたことなど、グリーンとしては強気になれない材料ばかりが揃っている。
- ひざ上の腱を断裂したRBグリーンはパッカーズの施設でリハビリを進めており、チーム側は回復具合を完全に把握できている。グリーンがマッカーシーHCの就任記者会見に出席し、来季もその下でプレーしたい意思を明確にしていることも再契約にはプラスに働くだろう、とマッカーシーHCは認めている。