グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年1月18日

ジム・ベイツDCの退団が決定

マッカーシーHCとジム・ベイツは月曜の午後に記者会見を開き、ベイツの辞任を発表した。2人は土曜から月曜にかけて、2回の電話会談と2回の面談を行ってきたが、ベイツDCは迷った末にやはり退団と決めた。つい先日までヘッドコーチ職を争った間柄だけに、一緒では互いにやりづらいだろうという気持ちもあったようだ。

「彼の気持ちで決めたことでもなければ、私の気持ちで決めたことでもない。2人で決めたことだ」とマッカーシーHCは説明している。「自分とヘッドコーチ職を争ったような人物をスタッフに加えるなんてダメだ、という人がたくさんいた。しかし私はそうは思わなかった。ジムを尊敬していたからだ。彼は昨年素晴らしい仕事をしたと思ったし、一緒にやれるものと期待していた」

ジム・ベイツ。 「今回のマイク(マッカーシーHC)のような機会(ヘッドコーチ職)を手に入れたら、これまでに一緒にやってきたコーチのリストがあるわけだし、一緒にやりたいコーチがいるはずだ。これまでに観察したり関係を築いてきた人物を選ぶ機会を、私はマイクに与えたい。彼の邪魔をしたくはないし、自分が100%打ち込めないようならディフェンシブ・コーディネーターをしたくない」と語っている。

「マイクとの話し合いは非常に親密なもので、互いにとてもリラックスしていた。私は自分の意見を述べ、彼は彼の意見を述べた。彼は私にとてもよくしてくれた」 「確かに、ヘッドコーチになれなかったことにはとても失望した。しかしこの職業にはつきものだし、前に進まなければならない。マイクのことをどうこう言うわけでは決してない。私が望んだのと同じように、彼もあの仕事を望んだ。彼がチャンスをモノにし、私は2着だった。いや(3着以下でなく)2着であってほしいが(笑)」

「去年私が就任したとき、ディフェンスの選手たちはあまり自信を持てずにいた。われわれコーチは、ディフェンスの基礎を築き、テクニックや基本をしっかり身につけさせることを課題としてきた。低いところからスタートして、あのように高いところで終えられたことに、非常に誇りを感じている。いくつかの点で失望したかと言われれば、もちろんそうだ。あと何ゲームかは勝てたはずだし、望んだようにはターンオーバーが奪えなかった」

グリーンベイでの一番の思い出は何かと聞かれると、「ファンだ。彼らの情熱。(昨年3月の)ファン・フェストでは、それまでの生涯を合わせたより多くサインをした。毎日が素晴らしい経験だった。このフランチャイズでコーチできたのは大きな名誉だった。全てのコーチが一度はグリーンベイに来て、その情熱、人々、ファンを体験するべきだと思う。グリーンベイ・パッカーズの一員だったことは、これからも常に、私の最も豊かな思い出の一つであり続けることだろう」

カテゴリ : Coach/Front Office