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Mike McCarthy Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年1月14日
- 42歳は現時点でNFL最年少ヘッドコーチ。空席が埋まるまでは分からないが。
- 契約期間は3年と比較的短い。Journal Sentinel紙によると、1年あたり$2ミリオン弱とのこと。
- Journal Sentinel紙のオンライン投票によると、33000票あまりのうち、今回の選択を支持しないファンが58%。
- 離婚しており独身。子供は14歳の娘アレクサンドラひとり。娘は元妻とテキサス州オースチンに住んでいる。彼はその近くにも家を持っている。
- マッカーシーの父は30年勤めた消防士(アイルランド系に多い)を引退した後、バーを経営していた。マイク本人もそのバーで働いたことがある。
- 1999年にパッカーズにいた現ラムズのジョー・ヴィット臨時ヘッドコーチ。「マイクの組織をまとめていく力は、細部まで行き届いている。選手をモーティベートして奮起させるやり方は、見ていて楽しいほどだったよ。試練の時に、難しい判断を下す能力は完璧といってよかった」
- 同じく1999年にパッカーズに在籍した現ベンガルズのケン・ザンピージーQBコーチ。「彼は極めて組織立っていて、細部に目が届き、選手たちとやっていくのもとても上手い。非常に優れたコミュニケーターだ。そういった能力が一つになっているのだから手強いよ。彼は全てを備えている」
- セインツ時代に同僚だったジャック・ヘンリー現アシスタントHC。「彼はおそらく、マイク・シャーマンより少しだけ外向的かもしれないが、タフネスやwork
ethcに関しては共通するところがあると思うね。マイク・シャーマンよりも、笑顔を見せたり笑ったりすることが多く、非常にフレンドリーだ。ただ、公の場ではそれを見せないけれど。マイク・マッカーシーは人を惹きつける力を持っている」
- 昨年、契約が切れてセインツを去った事情について上記ジャック・ヘンリー。「彼は(チームを移って)見識を広げる必要があると感じたのだと私は思っている。今回のようなチャンスを手に入れるためにもね」
- 彼のオフェンスについて、上記のジャック・ヘンリー。「彼は卓越したプレーコーラーだ。いつ引き金をひくかを分かっている。いつトリックプレーやディープボールを繰り出すか、素晴らしい感覚を備えているんだ。現場派のプレーコーラーだったね。試合の流れの中でプレーコールする感覚を持っている証拠さ」 「彼のランニングゲームはパワー・オリエンテッドだ。彼がかつていたカンザスシティの流れだと思う。マーティボール(ショッテンハイマー流の保守的なオフェンス)とは言わないが、その流れを汲んでいる」
- ロン・ウルフ元GMは、1年だけパッカーズに在籍したマッカーシーのドラフト準備に強い感銘を受けたとのこと。「ドラフト選手評価は非常に徹底したものだった。彼の用意周到さに強い印象を持った」とウルフ。1999年末にレイ・ローズHCを解任したが、本当はマッカーシーは引き留めたかったと振り返っている。
- 1999年にもパッカーズでマッカーシーの同僚だったラリー・ベクトルOLコーチは、「彼は堅実で、地に足の着いた男だ。望み薄と言われていたが、非常にいい印象を与えたに違いない。彼にとって一生に一度のチャンスだよ」
- QBアーロン・ロジャースは、1位指名候補だった昨年春のドラフト前、49ersに招かれた時にマッカーシーと会っている。「49ersはチーム施設を見学させてくれて、その時に彼と1時間ほど過ごしたんだ。彼をすごく好きになったよ。僕は(1位指名されて)彼と一緒にやるつもりでいたんだけど、1年遅れで実現したってことだね」
- グリーンベイには1999年に1年住んだだけだったが、隣人たちと非常によい関係を築いた。今でも手紙をやりとりしているという元隣人たちは、今回の就任を大喜びしている。「きっと君はここに戻ってきて、またパッカーズをスーパーボウルに導いてくれる、と彼に話したんだ。彼の頭脳は分かっていたし、きっと出世すると私たちは思っていた」
- その隣人たちは、マッカーシーが離婚した今でも元妻を大事にしているところがエライ、と口を揃えている。6年前のことについては、「近所の子供たちが、彼の娘さんのところに遊びにきたものだ。彼はとてもフレンドリーで、本当に普通の人だった」と振り返っている。「クリスマスごろのことだ。彼の家にクリスマスの飾りがないことを、近所のジーランドさんが気の毒に思った。マイクがアウェーゲームから帰って家で寝ていると、ガーン、ガーンと音がする。見るとジーランドさんがはしごをかけて、マイクの家に飾りを打ち付けていた」