グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年12月30日

ファーヴが引退問題について語る

ブレット・ファーヴは、このシーホークス戦が最後の試合になる可能性も十分にある。自己最多、もちろん今季NFL最多の28インターセプトを喫している彼は、水曜日の記者会見でやや弱気なコメントをしている。「現時点でウチは3勝12敗だ。(チーム側が)現実的に見て、『来年も同じようなことになるなら、金を節約して、別のところに、将来のために使おう』という気になってもおかしくない。この数年言い続けてきたように、これは誰にとっても起こりうることなんだ。本当だ。僕だって例外じゃない」

引退については、まだどちらとも決めていない、と数年来のコメントを繰り返している。「自分がどちらに傾いているかも分からない。僕は正しい判断を下したいし、正しい理由に基づいて決めたい。どれほど難しい決定か、どれほど大きな決定かは、たぶん僕自身にも分かっていないかもしれないけど」とファーヴ。今週末が最後になるかもしれない可能性について、「それはもちろんだ。よく分かっているよ。これが最後かもしれないことはずっと考えてきた」

チームが再建モードにあるのなら、自分がいない方がいいのかも、と考えざるをえないとファーヴは語っている。「僕はかつてのような戦力になっていないかもしれないし、チームが今必要としているタイプの選手でないかもしれない。チーム側は別の方向に向かっているのかもしれないし、どうやってそのことをブレット・ファーヴに伝えるか分からないのかもしれない」

「僕はたくさんの人から、『こんな成績で辞めてはだめだ。君は来年も帰ってきて、自分やチームの名誉を挽回しなければ』と言われてる。でもそれを言うなら、正直言って、僕はもう頂点は経験したんだ。どんなに良いシーズンだろうと悪いシーズンだろうと、1シーズンが自分の値打ちを決めることにはならない。それに、今年は悪いシーズンだったけれど、ここでは素晴らしい思い出をたくさん作ることができたし、多くの成功を手にしてきた。『トップのまま辞める』ためにスーパーボウルを勝つ必要はないんだ」

いっぽう体調面に関しては全く申し分ないとファーヴは言う。「本当に調子いいよ。腕はかつてないほど調子いい。脚の動きに関しても、ここ数年なかったほどよく動けている」

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